2016/07/08
城ヶ崎 香乃
新生児から車で移動するのは、なるべく避けた方がよいという話しは聞いた事がありますが、乗せなきゃいけない時ってありますよね。そんな時は、新生児から使えるチャイルドシートに正しく乗せて、赤ちゃんに配慮した運転を心がけて!出産前にチャイルドシート購入も忘れずに!
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チャイルドシートは出産準備品です!
もうすぐ待望の赤ちゃんが生まれる!!!
楽しみ!ですが、その前にひと仕事・・・出産に備えて色々なものを準備しなければいけませんね。
チャイルドシートは出産準備品のひとつです。
病院で出産後、退院する時には、新生児からチャイルドシートに乗せなければいけないのです!
「退院する時くらいは、ママが抱っこしたりクーファンに入れたりして大丈夫じゃない・・・」という人もいるようですが、それは危険です!
法律でも決められていますし、新生児からきちんとチャイルドシートに乗せられる様に、出産準備品として忘れずに準備しましょう。
チャイルドシートは義務化されています!
2000年4月から、6歳未満の子どもが乗車する際はチャイルドシートを着用することが義務づけられました。抱っこでは、万が一の時、大きな衝撃がかかり、お母さんの腕ではその大きな衝撃から赤ちゃんを支えることができないと言われています。産後、車で帰宅する時から、必ずチャイルドシートを使いましょう。また、誤使用が原因で、子どもが大きなダメージを受ける場合もあります。安全のためにはチャイルドシートを正しく使うことがとても重要です。
チャイルドシートを着けていないと死亡率が4倍!
6歳未満の子どもが乗車中、チャイルドシートを着用せずに事故に遭うと、着用していた場合と比べて死亡率が約4倍にもなることが事故の統計から明らかになっています。
チャイルドシートの長時間使用で起こった「揺さぶられ症候群」
第3回米・中・日3カ国国際学術会議(2005年2月)において、揺さぶられ症候群と診断された生後3カ月の赤ちゃんの症例が報告されました。赤ちゃんは、前向き設置したイス型チャイルドシートに8時間座り帰省。ブレーキを強く踏むことはあっても事故にはあっていませんでした。長時間の細かい振動によっても、同症候群が発症する可能性が指摘されました。
『揺さぶられ症候群』とは
概ね生後6か月以内の新生児や乳児の体を、過度に揺することで発生する内出血などの外傷。児童虐待ともなりうるもので、乳児揺さぶり症候群ないし乳幼児揺さぶられっ子症候群ともいう。
赤ちゃんの体に強い振動や長時間の振動を与えたことで、脳内で出血などの障害が引き起こされることをいいます。主に新生児~生後6ヶ月の赤ちゃんに起こります。低月齢の赤ちゃんは体に対して頭が重く、頭を支える首の筋肉も弱いからです。脳自体も未熟で頭蓋骨との間に隙間があいているので、頭を強く揺らされると脳が動いて血管が切れてしまうことがあるのです。この結果、眼底出血やクモ膜下出血、脳挫傷などを引き起こし、命にかかわる事態を招いてしまいます。生後半年を過ぎれば首も据わり、体の揺れに対しても反射的に体をこわばらせて防御できるようになるので、揺さぶられ症候群になる可能性はほとんどなくなりますよ。
『お悩み相談 Q&A』
間も無く出産予定の私です。
楽しみにしてくれている祖父母に、生まれてすぐの赤ちゃんを見せてあげたいのです!
しかし、新生児から車の移動で片道4時間の祖父母の家までドライブするというのは、大丈夫なのでしょうか?
新生児から車に乗せるのは非常識ですか!?
それなら、いつ頃からなら良いでしょうか?
車で4時間、休憩をこまめにとったとしても首すわり前だと疲れが出る可能性もありますね。 行くとすれば泊りでしょうか? 泊りならまあそれでも良いかと思いますけどね。
車で4時間の距離に義理の実家があります。
個人的にですが、産まれてから一か月間の新生児期に車で何時間もの移動はあまりおすすめできません。
うちの子の場合、3か月の頃に3回程休憩しながら向かいましたが、やはり脳が揺れてしまったのか、その日の晩に嘔吐を2回してしまいました。
大人が思っている以上に赤ちゃんに長距離移動は負担なのだと思います。
新生児の間に長時間移動はお勧めできません。一般に赤ちゃんを車で長時間移動するのは 首が座ってからにします。大体3ヶ月位で首が座って安定するのでそれ以降が良いと思います。個人差もあるのでいつなら良いと断定はできません。一応、3ヶ月検診の際に小児科の先生に相談されてはどうでしょうか?
赤ちゃんと一緒だと、途中休憩も必要になりますので、せめて首が据わってから、と思います。4時間って、微妙な時間で最低でも授乳は1回必要ですよね?飲めばウンチが出ちゃう子もいますし、思っているより時間を取られます。
首のすわらない赤ちゃんを長時間シートベルトにくくりつけるのも可哀想ですし、授乳もある程度落ち着いて間隔があくようになってからの方がいいと思います。
外気にはウィルスもたくさんありますし、なるべく産後6~8週間は無理をしない方がいいと思いますよ。
できれば母体が落ち着き、赤ちゃんの首がすわるまでは待った方がいいでしょう。それまでは写真や手紙を送ったりして我慢してもらいましょう。
年配の方にとっては、あまり小さい赤ちゃんを連れて出ることに賛成しない人も多いと思います。
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新生児から車での移動は、なるべく避けたほうが良いという意見が多いです。
赤ちゃんのお披露目等で、長距離移動するのは首のすわる3ヶ月頃からが良さそうです。
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新生児から車での移動はなるべく避けた方が良いということは解りました。
しかし、やむを得ない事情で移動しなければいけない場合があると思います。
そのような時は、「新生児から使えるチャイルドシート」に正しく乗せてあげて、以下の「新生児からの注意点」に気をつけながら、安全にドライブを楽しみましょう!
乳児は背もたれ45度で後ろ向きに固定!
背もたれ角度45度が、事故の衝撃から赤ちゃんを守り、快適性を保ちます。乳児は後ろ向きが基本。腰ベルトのたるみがないよう締め、チャイルドシートを固定することが大切。
ハーネスは肩の高さで密着させて!
赤ちゃんの肩とハーネスに隙間ができないよう、肩をぐるりと回りこむようハーネスの高さを調節。赤ちゃんが上方向に動かないよう、身体をぴったりシートにフィットさせることがポイント。
赤ちゃんはまだ自分で体温調節が出来ないので、車内の温度には気をつけてあげる必要があります。特に夏場は暑くなりやすく、ずっとチャイルドシートに座っていると蒸れてしまうことも。保冷シートを敷いたり、エアコンを使ったりと気にかけてくださいね。
窓からの日差しもまぶしく、日焼けしてしまうこともあるので、紫外線防止フィルムや日差しよけを付けるなども必要です。
休憩をこまめに取ることも重要です。出来れば1時間に1回は取りたいところです。最近のSAはトイレや休憩所以外にも様々なサービスを用意しているところがあるので、子供だけでなくパパやママにも良い気分転換になりますよ。
赤ちゃんもチャイルドシートから降ろしてあげてくださいね。オムツの交換や使用済みオムツを処分することもお忘れなく。
ブレーキを強く踏まないように心がけ、できるだけスピードを出しすぎずに安全運転するようにしましょう。赤ちゃんのことは常に気にかけてあげて、何か変化があった際にすぐに対応できるようにしてください。
後部座席にミラーを設置する!
後部座席に後ろ向きで座っている赤ちゃんの顔が見られるように、ミラーを設置するといいですよ!
運転中のママも、赤ちゃんの様子が確認できて安心して運転できます。
赤ちゃんの体温調節のために肌かけは必須のアイテムです。吐いてしまうこともあるのでガーゼなども常備しておきましょう。
また、赤ちゃんが泣いてしまったときの対策に音楽をかけたり、上からぶら下げるタイプのおもちゃがあったりしても良いですね。新生児なのでほとんどの時間、寝ているかもしれませんが、目を覚まして泣き出してしまうことも想定しておきましょう。
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新生児から車で移動する場合、注意しなければいけないことは沢山あります。
しかし、「新生児から車に乗せるべきではないのに・・・」という後ろめたさや過剰な責任感等で、神経質になり過ぎてドキドキしながら運転するのでは、返って危険運転になってしまいます。
「新生児から使えるチャイルドシート」に乗せた後は、「赤ちゃんの様子を覗いながら」そして「時間と気持ちに余裕を持って」安全運転することが大切ですね!
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まずは、乳児用チャイルドシートを購入しましょう。赤ちゃん用のチャイルドシートは、「乳児用チャイルドシート」「ベビーシート」などと呼ばれます。
チャイルドシートは、赤ちゃんの成長に合わせて替えていくのが一般的。乳児用チャイルドシートは、体重10kgくらい(おおむね1歳前後)まで使えますが、タイプによってはそれ以降も使えるものもあります。値段や扱いやすさ、マイカーに取り付けられるかによって、最適な製品を選びましょう。特に、車によっては取り付けられないチャイルドシートもあるので、事前に試着できると安心です。
どのチャイルドシートブランドからも、特色ある「新生児から使えるチャイルドシート」が多数ラインナップされています。
それでは、購入サイトの売れ筋ランキングで上位にある、おすすめの「新生児から使えるチャイルドシート」を見てみましょう!
joie 『tilt』
【使用対象年齢】
後向き取付:体重18kg未満
(新生児から4才頃まで)
前向き取付:体重9kg以上18kg以下
(1才頃〜4才頃まで)
【サイズ】W43.5×D41.5×H62cm
ベビーモード時:W43.5×D70×H48.5cm
【商品重量】6.3kg
コンパクトカーにおすすめ!
小さなかわいいチャイルドシート
クッション性がとっても良い乳幼児用ソフトパット付
新基準 欧州安全基準 ECE/R44/04適合
4段階リクライニング機能。成長にあわせて長く使えます。
軽量でママでも手軽に持ち運びOK!
AILEBEBE 『KURUTTO NT2 PREMIUM』
【適応体重】2,500g以上18kg以下
【身長の目安】50cm以上100cm未満
【年齢の目安】新生児から4才ごろ
【製品質量】14kg
【製品サイズ】H710mm×W470mm×D650mm
(サポートレッグ収納時、サンシェードは除く)
片手でラクラク『スムーズ回転』
ロックを解除するだけで楽にターン操作が可能。片手で赤ちゃんを抱っこしたままスムーズにシートを回転できます。
しっかり覆って安心『すやすやサンシェード』
ビッグなドーム型のサンシェードだから、赤ちゃんの足元までしっかり覆って、紫外線や日差しから赤ちゃんをガード。
簡単に外せる『らくらくウォッシャブルカバー』
カバーの取り外しが簡単だから、気軽に外して洗濯できます。いつでも清潔な状態をキープ。
Aprica 『Deaturn+』
【使用期間】体重2.5kgから18kg
(新生児から4歳ごろまで)
【サイズ】
横向きベッド時:W790×D593×H566(mm)
後向き時:W470×D690×H566(mm)
前向き時:W470×D593×H670(mm)
【重さ】13.8kg
(レッグサポート、アジャスト成長マモール・頭マモールパッド・腰パッド・肩パッド含む)
【備考】
UN規則(UN-R44/04)適合
3点式シートベルトのみ装着可能
「平らなベッド型(フルリクライニング)」
赤ちゃんのからだをまっすぐに支える唯一の平らなベッド型※。頭と首を安定させ、気道を圧迫せず、腹式呼吸を妨げない自然な姿勢を保ちます。
※日本国内で販売している回転式チャイルドシートにおいて
(2015年1月現在 アップリカ調べ)
「やわらかクッション」
未熟な赤ちゃんの頭から足先までやさしく守ります。
「くるりと片手回転」
回転操作もリクライニング操作も片手でできるから、赤ちゃんの乗せおろしもラクラクです。
「カンタン取付」
左右どちらの席でも、1カ所ロックでしっかり固定。シートベルトが台座の前部分を通るので、見やすく取り付けもカンタンです。
「3ステップ」
首がすわったら、荷物が多いときには後ろ向きイス型、赤ちゃんが眠ったときは、ベッド型に。
成長に合わせて変化するのはもちろん状況に合わせて使い分けできます。
「マモールメディカルシート」
赤ちゃんの成長に合わせて、頭部・呼吸・姿勢を守ります。
新生児の外出は、外気のウィルスや細菌に触れさせない為にも控えるべきでしょう。
しかし、どうしてもお出かけしなければいけない場合、抱っこで電車やバスに乗るよりも車のほうが良い様な気がしてきました。
最近では、研究開発された安全性の高い「新生児から使えるチャイルドシート」が多数ラインナップされています。
「新生児から使えるチャイルドシート」にしっかりと乗せてあげれば、むしろ安全なのではないでしょうか!?
根拠の無い個人的な考えですので・・・あしからずm(_ _)m
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