2016/07/08
城ヶ崎 香乃
子供は可愛いけれど子育てって本当に大変です。毎日自分の時間は持てない、家事が思うようにはかどらない、社会から孤立している気分になる・・・どうしても子育てでストレスが溜まってしまうときは、みんなどう解消しているのでしょう。子育てによるストレスの解消法教えます。
子育てのストレス
欲しくて出来た子供なのにストレスに感じてしまうなんて残念ですよね・・・
子供がいると自分の時間は後回しになるので、そもそも自分のしたいことはできません。機嫌よく一人遊びをしているときに隙間を見計らうか、寝ている時間のどちらかです。細切れ時間のなかで、しかも自分がやりたいことを断絶されながらやり通す、ということにストレスを感じるわけです。
社会についていけなくなると、もう社会復帰できないんじゃないかとか、育児以外に何も出来なかった日には、なんて生産性の低い日なんだ、みたいな無駄な意識がまた頭をよぎって、自分で自分を追い詰めてしまう。
当たり前なんだけど、子どもは自分たち夫婦の子供だって言っても、一人の人間。意志がある。特に2歳くらいからは、「魔の2歳児」と呼ばれるほど、意志が強くなっていき、「これがしたい!」「イヤイヤ」を繰り返すようになる。そうなると、こっちの思った通りに全然動いてくれないんですよ。
子育てで自分の時間が持てない・家事がはかどらないのは本当によくあること。思うように寝れないし、余計疲れがたまってストレスに繋がるのは経験のあるママが多いのでは?あと現代に多いのは育児書と比べること!子育ては子供の個性で違うもの。これは一人目のママによくありがちですね。
タイプ1 名誉長男型
家事育児をやらないだけならまだしも、自分のことさえ、奥さんにお任せの「大きな子供」、最近はそんな旦那を、「名誉長男」と呼ぶそうです。奥さんが産後どれだけのストレスにさらされ、体力・精神ともに疲れているか、分かっていないため、これまで通り、奥さんにも甘えがち。
タイプ2 自称イクメン型
①やってほしいことと違うことをドヤ顔でされる
②自分のやりたいこと(お風呂に入れる)だけやって、イクメンを気取られる
③自分のイクメンぶりを、SNSで友達に発信して満足している
このタイプの旦那さまには、「自称」であれ、育児を積極的にやろう!やりたい!やってる!という思いがある男性は貴重ですから、その自尊心を傷つけることなく、うまく誘導するのがおすすめです。
タイプ3 冷静沈着マイペース型
女性に比べて男性の脳は、「共感する」より、「解決策を打ち出す」ことのほうが得意なので、こうなってしまうことは、当然と言えば当然。子供の世話と自分の支度を同時に進められる女性脳と、ひとつずつを完了させながらしか、次の作業に進めない男性脳の違いが原因にあるようです。
脳の作りの違いは、変えることの難しい部分ですから、「価値観の不一致」とか、「夫婦間の温度差」と思うのではなく、「夫婦でバランスを取っているんだ」と思えれば、少しストレスが和らぐかもしれません。
うちは自称イクメン型ですね!後で二度手間になって迷惑な時ありますよ。でもまだ子育てに協力しようとしているだけありがたいのかも・・・名誉長男型は結構ストレスになりますよね!少しずつ教育するしかなさそう。そして一番の原因は脳の作りの違い。こうなるとやはり子育てで起こる旦那へのストレスは永遠のテーマになりそうです・・・
家事の手を抜く
特に掃除なんてしなくても死にはしませんよね。どうせ子どもが散らかすし、もう適当でいいんですよね。ゴミだけ捨てて、おもちゃとかぬいぐるみは、まぁある程度どかんと箱や袋に詰め込む。掃除機も毎日かけなくても死なん死なん。料理もたまにはサボって惣菜買ってこればいいし。
~しなければいけない!的な感覚は捨てる
親としてしっかりとしなければいけない。ちゃんと育てなければいけない。こういう場面は、こうあるべきだ。
でも実際、~でなければいけないって思ってることって、大した問題じゃなかったりすることが多くないですか?
子どもに取られてもいいモノ以外は、手の届かないところに片づける
2歳とかそれくらいの子供はなんでも興味がある。じゃあ、手が届いて困るものは高い所に隠しておいて、あとは好き放題に触らせておけばいいんだよね。これでイライラの原因一つ排除できるね。
交代交代で寝る
夫が休みの日くらいは、交代交代でおもっくそ寝たらいいんですよ。夫が午前中寝て、妻が午後寝る。みたいな感じで。そうすると、なんとか疲れもましになりませんか。これで体のだるさも少しましになります。
子育てにおいて「~でなければ」・・・って思いがち。でもかなり精神的に追い込まれストレスになってしまいます。これについては子育て中の私も納得ですね。あと子供に怒るより、自分で怒らないで済むような工夫もストレス軽減になるのはうなずけます。やはり無理せず旦那様と協力して子育てすることが大切ですね。
子育ての助けは大事
子育てにおける助け(祖父母の存在)は非常に大事で、ストレスの軽減にもなくてはならない存在。ですが、遠方で協力してもらえない人は地域にある「ファミリーサポートセンター」などを利用することで負担軽減とストレス解消も出来ます。市役所などで相談してみてください。
同じ年齢の子どもを持っているから、悩みだって一緒なはず。性格が合いそうなママ友を見つけて、積極的に会いましょう。そしたら子ども同士を遊ばせることもできるし、ママ友とは悩みを相談して、「そうそう~!うちもうちも~!」ってな感じで話をしてスッとできますよね。
人付き合いって疲れたりしますが、本当に気の合う人が一人でもいるとストレス解消になります。
たくさんママ友は要りませんが、気の合う人がいると子育ての情報ももらえたりしますよ。
これが、逆はダメ。夫側のお母さんが来るなんて、夫婦がもめる種にしかなりません。やめましょう。妻のお母さんは、妻が気兼ねなしに甘えられる人ですよね。だから、子どもの面倒も見てもらえるし、また愚痴だって聞いてくれる。何より、母親としての先輩だから色んな相談にも乗ってくれるはず。
これは本当にそうです。旦那側だと気を使うだけでかえって疲れます。これが分かってない姑だと本当に困ります(うちがそうでした)ママからすると気兼ねなく甘えられる実家が良いのは当然ですからその辺は旦那様にご理解いただきましょう。
変な責任感で、「私がずっとついていないと子どもが可哀想」なんて思わなくていいです。旦那も大人です。困ったらなんとかするでしょう。帰って来た時に部屋が汚れていても、旦那が普段食べさせないお菓子を子供にあげていても、子どもが生きてさえいれば大丈夫!
旦那様は困ったりすることもあるでしょうが、結構何とかなるものです。そして、実際子育てがどれだけ大変なのか知ってもらういい機会にもなりそうですから是非一度お試しください。子育てによるストレスについて旦那様にも理解してもらえますよ。
どうしても子供にイライラしてしまう事もあると思う。だけど、イライラするほど、無邪気に子どもが動き回るって、それだけ健全に育ってくれているって事なんですよね。本当は、それだけで十分よね。今日も元気いっぱいで居てくれてありがとう。そう思うようにしよう。
やはりこれが一番大事!もしも病気や事故でわが子が・・・と想像してみてください。夜泣きされるくらい、思い通りに家事ができないくらいどうでも良くないでしょうか。子育ての原点に戻れば、ストレスがストレスでなくなるかもしれませんよ。
子育ては家族全員でするもの!
子育て=ママだけではありません。子育てをみんなで協力してすれば、ストレスも溜まりにくくなりますね。
いかがでしたか?子育てによるストレスの解消法でした。子育てのストレスは子供だけではなく周りの大人にもあったのです。子育てのほとんどをママがやろうとするのは間違い。手抜きも必要。ストレスが溜まらない工夫や上手に解消する方法を知って、子育てをより楽しく・今のかけがえのない時間を大切に生きましょうね。
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