2016/07/08
城ヶ崎 香乃
2015/12/28 更新
6歳未満の子供を車に乗せる時はチャイルドシートの着用が義務付けされています。チャイルドシート乳児には後ろ向きで着用させますよね。前向きにするのはいつからなのでしょうか?前向きにする時期と乳児を後ろ向きにする理由について調べてみました。
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チャイルドシートは子供と車でお出かけするには必要不可欠なものです。
チャイルドシートは一般的には前向きに乗せますが、乳児は後ろ向きでのせなければいけません。
チャイルドシートは小さな子供の命を守るために必ず設置をするようにと法律で決まっています。
6歳までチャイルドシートやジュニアシートに子供を座らせることになっています。
何故後ろ向きに設置をするかというと、前向きに乗って肩を抑えられた状態で正面衝突に遭うと、頭が大きい赤ちゃんは頭だけ前に行こうとして首に物凄い負担がかかってしまいます。
乳児をチャイルドシートに乗せる時は進行方向と逆の後ろ向きに乗せます。
なぜ後ろ向きに乗せるのでしょうか?
その理由について見ていきましょう。
何歳まで後ろを向いた方がいいかというと、だいたい9キロほどになれば耐えられるようになりますので、それまでは後ろ向きに乗せ、背中の広い面で衝撃を分散させた方が安全です。
新生児から乳児の頃は後ろ向きで乗せなければいけないチャイルドシート。
前向きにするのはいつからなのでしょうか?
いつから前向きで使用しても大丈夫?
1歳前後とはどういうことかというと、赤ちゃんの体格は個人差がありますよね。
体格の大きい赤ちゃんだから、1歳になる前に前向きで座らせているというご家庭もありますし、体が華奢な赤ちゃんだから1歳半になってから前向きにしましたという場合もあります。
チャイルドシートを前向きにする基準は年齢ではなく、体重が基準となっています。
体重が10㎏くらいになると多くのチャイルドシートは前向きで使用しても大丈夫となっています。
10㎏になるのはおよそ9~10ヶ月頃からになるので1歳前後で前向きに変える方が多いです。
しかし、メーカーによって多少違いがあるので確認が必要です。
体重が基準値になったからと言って早く前向きにする必要はありません!
子供の安全の為には後ろ向きをしばらく続けても大丈夫です。
しかしこの頃になると前向きに座りたがる赤ちゃんが多くなるものです。
しかし、赤ちゃんも周囲が見えるようになり、自我に目覚めてくると、そうは大人しく後ろ向きに乗ってはくれません。やはり親と同じ方向を向いて前向きに座りたがります。
前向きにするタイミングはチャイルドシートによって異なります。
そのチャイルドシートによって、何ヶ月から前向きにという説明書きが必ず本体に記載されていますので、そのシートごとに従うことがもっとも良いようです。
日本のメーカーのチャイルドシートは1歳前に前向きで使用できるようになりますが、海外のメーカーはもう少し後ろ向きが長いようなのです。
海外のチャイルドシートのメーカーは安全を考慮して1歳になっても後ろ向きなことも多いです。
欧米のメーカーでは、
体重が13kgまで乗れる規格になったチャイルドシートが販売されているので、
1歳くらいまでは、後ろ向きでも載れるようになっています。
日本は後ろ向きチャイルドシートへの考えは遅れ気味のため、
体重が10kgまでの後ろ向きシートが主流でしたが、
最近は13kgまでの製品が発売されているようです。
チャイルドシートは後部座席に設置するの場合が多いですよね。
助手席だと運転しているママから見やすいので助手席に設置したいのですが、いいのでしょうか?
チャイルドシートを助手席に設置しない方がいいのはなぜ?
チャイルドシートの取り扱い説明書にも記載されていますが、
助手席にエアーバックが装着されている車に、
チャイルドシートを後ろ向きに乗せることは禁止されています。
エアーバッグの衝撃って、
大人でも吹っ飛んでしまうほど危険なんです。
最近の車はほとんどエアーバックは装着されていて、
後ろ向きに乗せると言えば1歳未満の赤ちゃんなので、
助手席に後ろ向きに乗せることはNGなんです。
かといって、1歳過ぎて助手席に前向きで乗せていいかというと、
危険なのでおすすめはできないということです。
チャイルドシートを前向きにしても大丈夫な時期と後ろ向きにする理由についてまとめました。
チャイルドシートは子供を危険な車の事故から守るために大切なものです。
チャイルドシートは新生児から着用させなければいけませんが、乳児を乗せる場合は後ろ向きに乗せます。後ろ向きに乗せる理由は衝突された場合に背中全体で衝撃を受け止める為です。
そしてチャイルドシートを前向きにするのは1歳前後になってからで、体重が10㎏ほどになる頃です。
その頃には骨格もしっかりしてくるので前向きにすることができます。
しかし、早めに前向きにしない法が子供の安全は守れます。
海外のチャイルドシートのメーカーは体重が13㎏になるまで後ろ向きで乗せることができるチャイルドシートもあります。
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