2016/07/08
城ヶ崎 香乃
2015/12/27 更新
子供を車に乗せるには必要なチャイルドシート。6歳未満にはチャイルドシートの着用が義務つけられています。赤ちゃんにチャイルドシートを着用する場合は後ろ向きですよね!後ろ向きはいつまでなのでしょうか?また後ろ向きにする理由とは?
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チャイルドシートは新生児の赤ちゃんから着用が義務付けられています。
新生児の赤ちゃんを乗せる場合は後ろ向きです。
そのまましばらくは後ろ向きのまま乗せることになるのでが、いつまでなのでしょうか?
後ろ向きで乗せるのは新生児の頃から体重が10㎏くらになるまでの生後9ヶ月頃です。
チャイルドシートの説明書に記載されているので確認しておきましょう。
1歳未満の赤ちゃんはチャイルドシートを後ろ向きで乗せなければいけないのですが、なぜ後ろ向きでないといけないのでしょうか?
チャイルドシートを後ろ向きにつけなければいけないのはどうして?
チャイルドシートを後ろ向きに乗せると、
運転席から顔が見えなくて、やりづらいと思いがちですが、
これは、事故発生時に乳児が受ける衝撃を最小限にするためです。
赤ちゃんは頭が大きいです。
前向きに乗って肩を抑えられた状態で正面衝突に遭うと、頭だけ前に行こうとして首に物凄い負担がかかります。
乳児期は骨格が固まっておらず、
柔らかい体で頭を支えている状態ですので、
衝撃を受ける面積を、背中・肩など広範囲にすることで、
前向きよりも負荷を減らすことができるのです。
しかし、立ち気味の姿勢だと新生児にはキツく、寝かせると肩に衝撃が集中し、最悪すっぽ抜けもあるということで、最初は45度にします。おすわりができたら50度くらい立たせて良いですし、その方が安全性も高いです。
骨格がまだ柔らかい赤ちゃんは後ろ向きで背中全体で衝撃を受ける方が体には負担が少ないのです。
後ろ向きにする理由は赤ちゃんを守る為なのです。
車にはどの席にもチャイルドシートを装着してもいいわけではありません。
つけてはいけない座席というものもあります。
チャイルドシートを取りつけできない座席とは?
・エアバッグの付いている座席
・シートベルトの付いていない座席
・進行方向に対し横向き、後ろ向きの座席
・チャイルドシートを取り付けると運転に支障をきたす座席(ルームミラーやサイドミラーが見えなくなるなど)
助手席にチャイルドシートをつけたいママは多いかと思います。
運転中も子供を見ることができますよね。
しかし助手席にチャイルドシートをつけない方がいいのです。
どうしてなのでしょうか?
助手席にチャイルドシートつけてはいけない理由とは?
そうは言っても、赤ちゃんの様子が心配でつい前に・・・って思いますよね。
そんな時は、座席を一番後ろまで下げ、前向きに付けてください。説明書等にも記載があると思います。
助手席はエアバックが作動するのでチャイルドシートをつけていると危険な可能性があります。
エアバックの衝撃でチャイルドシートに乗っている赤ちゃんにケガをすることも考えられます。
もしもの為にも後部座席にチャイルドシートをつけることにしましょう。
新生児の赤ちゃんを後ろ向きでチャイルドシートに乗せる場合は、座席の角度も気をつけなければいけません。
まだ首がすわっていない赤ちゃんも座席を少し倒すようにしましょう。
後ろ向き45度で固定する方式は欧米でも一般的で、赤ちゃんの体にかかる負担も少なく、衝突による飛び出しから防ぐと共に後頭部から肩、背中にかけた広い面積で事故の衝撃を効果的に分散・吸収できる方式です。
では後ろ向きで使っていたチャイルドシートはいつから前向きにしてもいいのでしょうか?
前向きにするタイミングとは?
チャイルドシートを後ろ向きにするのはいつまでか、後ろ向きにする理由についてまとめました。
チャイルドシートは生まれて退院直後の新生児から6歳未満の子供に着用する義務があります。
チャイルドシートに赤ちゃんを乗せる時は後ろ向きに乗せなければいけません。後ろ向きにする理由とは事故の時の衝撃を背中全体で受け止める為です。
そしてチャイルドシートは助手席の設置するのはエアバックの衝撃に耐えられない為に禁止されています。
後部座席に設置するようにしましょう。
チャイルドシートは正しく使うことで安全を保てるのです。
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