2016/07/08
城ヶ崎 香乃
2015/12/26 更新
小さい子供は絵本が大好きですよね。自分で気に入った絵本があると、最初は一人で見ていますが、そのうち絵本を片手に「これ読んで」ときます。絵本の読み聞かせの始まりです。絵本の読み聞かせ、大変だと思いがちですが、実はとても楽しかったり、新たな発見があったりするかも
絵本(えほん)とは、その主たる内容が絵で描かれている書籍で絵画(イラストレーション)を主体とした書籍のうち、物語などテーマを設けて文章を付与し、これを読ませるものである。
子供のころに絵本を見て育った、でょんとの思い出があるという子は多いと思いますが、絵本について調べてみました。
幼児向けのものでは、幼児自身はまだ十分に文字が読めないため、大人や年長者が物語を読み聞かせつつ、絵を眺めさせるという形態が一般的である。これによって言葉とイメージ(視覚から得た情景)を関連付けさせ、言葉の意味を学習する一種の家庭教育的な効果も期待されるが、より日常的な場では、単に娯楽という側面が強い。また児童向けのものでは、絵本の文章は情景を示す物語ではあるが、絵のほうから得られる副次的な情報が、文章の説明を補足する性質も見られる。
字の読めない小さい子供にとっては、内容を知りたいと思うのかもしれませんね。絵と物語がマッチすることにより、子供は目で見る情報だけではなく物語の内容も把握できるのかもしれませんね。
日本では、一般に幼児向けの教育的なものを意図して製作されたものと捉えられているが、戦前からの絵雑誌である「コドモノクニ」、月刊「キンダーブック」の幼稚園での普及による影響があるためであり、戦前でも「講談社の絵本」など児童以上向けの絵本は存在していた
私も幼稚園に通っていた時に、月刊誌として毎月とっていました。また、私の子供もとっていました。この月刊誌は長いですよね。
戦後、「トッパンのえほん」、「トッパンの人形絵本」、「エンゼルブック人形絵本」、「マイニチの人形絵本」、月刊「こどものとも」などでは、多くの欧米の童話が翻訳され、日本の童話、昔話とともに、当時の幼児は、どこの国の話とあまり意識せずに、読み聞かせしてもらう、あるいは一人で読む習慣が身に着いた。
「こどものとも」は大好きで、短大保育科で、絵本の読み聞かせをする授業があり、私は「せんたくかあちゃん」と「はじめてのおつかい」を購入し、絵本の読み聞かせに挑戦しました。しかし、当時は学生だったこともあり、恥ずかしいという気持ちが先行してしまい、うまく絵本の読み聞かせをすることができませんでした。ちなみに、今あげた2冊の出本はどちらも「こどものとも」の中の作品の一つで服音感書店で出版しています。
読み聞かせでいちばん大事なのは親の声を聞かせてあげること。とくにお母さんの声は胎児の頃から聞いているため、その声を聞くだけで子どもは安心するものです。ですから、絵本の内容を理解させるよりも、絵本を使って語りかけてあげることが大事。絵本の選び方ですが、親が好きなものを選んで楽しそうに読んでください。親が嬉しそうだと、子どもも自然と嬉しくなるんですよ」
絵本の読み聞かせはただ読んでいるだけではなく子供が安心感を持つものなんですね。
声の大きさ、速度、間 ⇒ 聞きづらくないか
・子どもは読み手よりお話の世界に入っていることを忘れないこと
・声色は使わないほうがよい(子どもの想像性をさまたげないため)
・子どもの様子を見る場合もあるが、読みながら子どもの方を見たり、質問したりしない (教育的にならないように)
質問は子どもの方から自然に行きかうのであればよい(なるべく読み終わってから)
絵本の読み聞かせではついつい親もなり切って読んでしまうのですが、声を替えたりしないほうがいいのですね。勉強になります。
子供達が小さい頃の読み聞かせでは、
「ぞうさんの長い鼻」と読むときは、
「ぞうさんの、なが~い はな」というふうに、
抑揚をつけて、言葉のイメージを強調していました。
絵本の読み聞かせの中で抑揚をつけることにより、イメージがわくということもあるのかもしれませんね。
絵本の読み聞かせ はみがきあそび
主に0歳から2歳くらい向けの本です。歯磨きを促す絵本で、怪獣君のお口の中が・・・。私も保育園や子供に読み聞かせました。また、楽しく歯磨きができるように歌にして読み聞かせをしていたこともあります。
絵本の読み聞かせ ひとりでうんちできるかな
手入れトレーニングが始まり、おしっこがうまくできるようになったころ、ウンチのほうも・・・と思ったときに読み聞かせをしていましたが、うんちは絵本ほどうまくいくものではなかった記憶があります。
この絵本では怪獣君のウンチがインパクトありました。
絵本の読み聞かせ いいおへんじできるかな
名前を呼ばれても返事ができない子供も中に入るかもしれません。そんなときにはこの一冊。最後に子供の名前を読んであげると喜びます。これも、歌詞をつけて歌ってあげると子供たちも一緒に返事をしてくれるようになるので、とても良い本です。
絵本の読み聞かせ いただきますあそび
ご飯を食べる前のあいさつ、みなさんはできていますか?子供たちに挨拶をすることを週間つけるために読み聞かせをしてあげるとよいと思われる絵本デス。
絵本の読み聞かせ いないいないばああそび
絵本の読み聞かせの中でも子供たちが一番喜ぶ絵本デス。一緒に「いないいないばあ」とやることが楽しいようです。
私が保育士になって初めて0歳児の担任をいたとき、先輩の保育士がこの絵本の読み聞かせをしていて、子供たちはくいいるようにみていて、その後、絵本と同じように行動している姿を見て、絵本の力はすごいと感じました。その後、自分でもこの絵本を購入し、いろいろな保育園で読み聞かせをしてきました。もちろん、自分の子供にも読み聞かせをしていました。
子供たちは「きむらゆういちさん」の絵本が大好きです。
せんたくかあちゃん
この絵本は私が短大の時に出会った絵本デス、あらすじを読み、面白そうと思って購入しました。せんたくだいすきなかあちゃんが、空から落ちてきた雷様を洗濯してしまい、のっぺらぼうになってしまった雷様の顔を書いてあげたことにより、ほかのかみなりさまたちも洗濯して顔をかいてもらいたいと空から落ちてきて、かあちゃんが一気にひきうけるという、肝っ玉かあちゃんのような話です。私の子供はかみなりさまがたくさん落ちてくるところが面白かったと話していたことを覚えています。
ねずみくんのチョッキ
この絵本は繰り返しのある絵本で小さい子は途中から真似をして一緒に読んできます。繰り返しということもあり、覚えやすい絵本デス。
ぐりとぐら
大きな卵を見つけて、もりでパンケーキをやくお話です。途中板をうたってあげながら読み聞かせをすると子供も喜びます。私は「ミッキーマウスマーチ」の音楽に合わせて歌ってあげました。子供はとても喜び、一緒になって歌っていました。
ノンタンぶらんこのせて
ノンタンシリーズの絵本はたくさんでていますが、その中でも一番古いと思われる「ノンタンぶらんこのせて」この絵本は私も子供のころに読んでいました。そして、子供にも読み聞かせをしました。数を数えることや思いやりの心、約束を守ることなど大切な要素がたくさん詰まった絵本だと私は思います。これも数を数える時に曲に合わせて歌ってみると子供も覚えやすく、一緒に数を数えてくれますよ。
絵本の読み聞かせ。一見簡単なように思いますが、実は難しく奥深いものを感じました。しかし絵本の読み聞かせというのは子供とのコミュニケーションを釣るための方法としてはとても良いものであると思います。また、絵本の読み聞かせをすることにより、想像力も高まるし、日常生活でのルールも身につくと思います。
子供のうちにたくさん絵本とふれあいお友達になれるといいですね。
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局