2016/07/08
城ヶ崎 香乃
2015/12/28 更新
子育ては楽しい事もあるけれど大変な事も多いですね。ついついガミガミ怒ってしまったり、子どもの行動にイライラしたり…と、笑顔を忘れてしまっていませんか?子どもにとってママの笑顔は心の栄養。笑顔溢れる時間を過ごして、毎日楽しいと思える子育てを目指しましょう!
皆さんはどんな子育ての悩みをお持ちですか?
赤ちゃんなら寝てくれない、抱っこ抱っこで何もできない、離乳食を食べてくれないなどがありそうですね。
幼児期にはイヤイヤが激しい、言うことを聞いてくれない、落ち着きがない、他の子と比べて○○が出来ないなどがありそうです。
中学生くらいになれば反抗期がきたり、勉強の悩み、お金の悩みなどが増えてきそうです。
つまりどの時期にもそれぞれの悩みがあり、親は子育て中ずっと悩み続けるものなのですね。
悩むのはしんどいものです。しかし自信満々で子育てをしている人なんておらず、ほとんどの人は悩みながら子育てをしています。
自分の子育てに自信がありすぎる人は人の意見を聞き入れず、ある意味盲目的になってしまうので悩みながら子育てする人の方がいいという話もあります。悩むことは悪い事ではないのです。
今回は乳幼児期に注目し、悩みながらも楽しい時間を過ごせるポイントをまとめてみました。
ぜひ参考にして、大切な子ども達と楽しい時間を過ごしてくださいね!!
食事の時間の悩みといえば…
・食べてくれない
・好き嫌いが多い
・落ち着きがない
・食べ方が気になる(肘をつく、箸の使い方など)
などたくさんあると思います。1日3回ある事ですからよく目につくし、気になりますよね。
子育ての中でもわりとイライラしてしまいがちな時間だと思います。
子どもの中には初めての食材やメニューに手を付けない、食わず嫌いする子がいます。
そんな子どもにはとりあえずひと口だけすすめてみましょう!
全部は無理でも1口なら食べるかもしれません。「どんな味かな?1口だけ味見してみよう」と伝えて残しても良いことが分れば子どものハードルも下がります。
大人でも食べてみると意外と美味しくて好きになることありますよね。
無理やり食べさせるのは子どもにとってもママにとっても辛いもの。叱ってばかりでは楽しい気持ちになれるはずもありません。
子育ては長い目で見るのも大事です。1回の食事で栄養が偏るわけでもなく、またたまに1食食べない日があっても子どもの育ちには大した影響はないのですからもっと気を楽に持っていいのです。
1口は食べる、もしたくさん食べてくれたらラッキーというおおらかな気持ちでいると今楽しい時間を過ごせるだけでなく、将来的にも家族揃って食べるご飯は楽しい、美味しいと感じられる子どもに育ちますよ。
なかなか食べてくれないとイライラしますよね。なんでちゃんと食べてくれないの!?しっかり食べさせなきゃ!と思うのは分りますが、だからと言ってダラダラ食べさせるのはNGです。
食べないのはお腹が空いてないからと割り切ってご飯の時間を切り上げてしまいましょう。1回くらい食べなくても大丈夫、お腹が空いたら食べるだろうと思っておくと気持ちが楽ですよ。
自分で料理をするとご飯が美味しく感じませんか?
お仕事をしていると忙しいと思いますが、たまには時間を一緒に料理したり、飾り付けをお願いしたりして家族で楽しい時間を過ごしましょう。
手伝ってくれたことをたくさん褒めると子どもの自信に繋がりますし、楽しい時間を過ごすことでご飯の時間=楽しい時間となって子どもの食欲も増しますよ。
ホットプレートを使ったり、鍋を囲んだり、家族みんなでわいわい言いながら楽しい時間を過ごすうちにご飯の時間に集中できるようになっていくはずです。ご飯の時間は話す時間としてテレビなどは付けずに食べるといいですね。
全部着替えさせていた赤ちゃんの時期を越えると出てくるのが着替えに関する悩み。
子育ての中で必要な成長過程だと分っていても出来ないのにやりたがって、結局出来なくて泣く時期は毎日のことだとため息が出てしまいそうですよね。
自分で着替えられるようになってからもダラダラしてなかなか着替えなかったりするとイライラしてしまいませんか?忙しい朝などには特に怒ってしまいがちな時間ですね。
1歳半ごろでしょうか?そろそろ自分で着替えが出来るようにしたいと思ったらまずはお人形の着替えをさせたり、ボタン留めのおもちゃを使ったりしてごっこ遊びをしましょう。
遊びの中で楽しい!自分で出来た!という経験を重ねていくことで、自分の服を着替えたいという気持ちもわいてきますよ。
可愛い子供服がたくさんあるので自分の好みのものにしてしまいがちですが、自分で着替えを始めた時にはとにかく着やすさを重視しましょう。少しくらい間違っていても大丈夫、自分で出来た時にはたくさん褒めてあげてください!
褒めることは子どもの自信に繋がり、ママも叱るよりずっと楽しい気持ちになりますよ。
着替えられるようになったのになかなか着替えてくれないという悩みをお持ちの方にはお着替え競争をオススメします。
よーいドンと競争を始めると子どもは勝ちたいと思うので急いで着替え始めます。子ども同士で競争させたりするのも楽しいです。楽しい気持ちで着替えられると子どもにもママにも嬉しいですね!
お風呂が好きな子どもは多いので他に比べて悩みは少なめかもしれませんね。
しかし夏にお風呂上り裸で走り回ったり、冬にさっさと着替えず風邪をひかないか気になったりするかもしれません。頭や体を洗うのを嫌がったりする子もいるかもしれませんね。
お風呂が嫌いな子どもにはまずお風呂を楽しいと思ってもらいましょう。
お風呂でしか遊べないおもちゃ、好きなキャラクターの入浴剤で誘ったり、お風呂上りにご褒美で少しのジュースやアイスをもらえたり…どうしたら子どもが喜ぶかを考えるのも楽しいですね。
頭や体をガシガシ洗っていると子どもも嫌になってしまいます。
子どもの肌は大人よりも薄くて傷付きやすいものです。赤ちゃんの時期を過ぎても、就学前くらいまでは子ども用のシャンプーなど刺激の少ない優しいものを選ぶといいですね。
嫌がらずに洗えた時には大げさなくらい褒めて、頑張ろうと思えるようにしていくと洗髪にも慣れてきて楽しい時間を過ごせますよ。
夏などに裸で走り回ってしまう場合には、すぐに怒るのではなく一息ついてから着替えを促しましょう。暑い季節、お風呂上りに少しくらい裸でいたって大丈夫。まぁいいかの気持ちでのんびり構えているとママもガミガミ言わずにいれるし、子どももちょっと遊んだ後ならすんなり着替えるかもしれませんよ。せっかくお風呂で楽しい時間を過ごしたのに、ガミガミ怒って台無しということにならないようにしたいですね。
子どもは遊ぶのが仕事です。
毎日、毎日たくさん遊ぶので日々遊びに付き合うママは大変ですよね。またおもちゃの片付けをしないという悩みもよく聞きます。
おままごとや戦いごっこなど長時間付き合うのはなかなかしんどいものですし、お片付けしなさいと毎日言うのは大変です。
遊び方や片付けの仕方を工夫して楽しい子育てを目指してみてくださいね。
手作りのおもちゃには市販のおもちゃにはない温かみがありますね。
しかも自分で作ることによって愛着がわきより一層おもちゃを大事にするでしょう。
ママと一緒に作る事も子ども達にとっては遊びの一つ。簡単なおもちゃから、少し難しいおもちゃまでいろいろあるので年齢に合ったおもちゃ作りを子育てに取り入れてみてください。いつも同じ遊びをするよりも新しいことに挑戦する時間がある方が子どももママの楽しいですよ。
幼稚園や保育園でもお片付けの時にお片付け競争というのをすることがあります。
子どもはなんでも遊びにしてしまうので、お片付けさえもこちらの促し方次第で遊びになるんですね。ママも一緒に楽しい気持ちで片付けていくと子どもも自然と片付け始めて、出来た時には笑顔を見せてくれるはずですよ。
ある程度の年齢(3歳くらい)を越えると昨日の続きから遊べるようになります。
大人から見れば散らかしっぱなしに見えても実は子どもなりにその場に置く理由があったりするもの。とは言っても、もちろんすべてのおもちゃを出しっぱなし、片付けを全くしないのは困りますし、子育ての方法としてもあまり良くはないでしょう。
そこで、少しだけ子どもが自由に遊べるスペースを作ってみてはいかがでしょうか?
スペース内は1日の終わりに片付けることなく続きから自由に遊べる、そんな場所があると子どもの遊びは広がります。
自由な場所がキッチリ決まっていると他の場所の片付けは今までよりはかどる可能性が高く、子どもにとってもママにとっても嬉しいですね。
自由スペースを子育てに取り入れ、楽しい時間を過ごしてくださいね。
子どもは外で遊ぶのが大好きですよね。走り回ったり、遊具で遊んだり、次から次へと遊びを見付けていきます。子どもだけでも遊べますが、ママが鬼ごっこの鬼になって追いかけたり一緒にすべり台を滑ったりすることで子どもは楽しいし、ママも身体を動かすのでスッキリした気持ちになれますよ。
童心にかえって思い切り遊ぶことは子どもにもママにも嬉しい子育ての時間になります。
子育てを楽しむポイントいかがでしたか?
初めての子育てだと特にきちんとしなきゃという気持ちになりがちです。しかし、きちんと子育てしなくちゃと思うあまり毎日イライラしていたのでは意味がありません。子どもはそんなに毎日きちんとしなくてもすくすく育っていくのです。毎日イライラしている子育てよりも、毎日笑顔で過ごせる子育ての方が幸せですよね。
命に関わる事以外なら「まぁいいか」の気持ちを持つことが大切だと思います。
楽しく過ごすポイントを押さえ、ママもパパも楽しい子育てを実践してください。
子ども達が笑顔いっぱいで過ごせるような子育てを目指してみてくださいね!
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