2016/07/08
城ヶ崎 香乃
2015/12/23 更新
初めての子育ても、お兄ちゃん・お姉ちゃんがいる兄弟子育ても、「あ~もう子育てやめたい!」と思うときってたくさんありますよね。「子育てやめたい!」は決して自分だけが思っているわけではないです!そんな子育てをやめたいと思った時の対応法をいくつかご紹介していきます!
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「育児ストレス」は「子どもがいうことを聞かない」「夫婦関係がうまくいかない」など、ストレスの原因がはっきりとわかっているもの。この場合、ストレスの原因がわかっているので解消方法もみつけやすいのですが、
「育児疲れ」の方は、疲れの原因がはっきりとわからないので「これに困っている」と助けを求めることもしづらく、解決策を見つけにくいのだと言います。
子育てをしていると、「時間」だけを考えると、「子育てによる疲れ>幸せと感じる瞬間」となるママ達もたくさんいるのではないでしょうか。
しかし、幸せと感じる瞬間の幸福度があるから、またがんばろうと思える、とよく聞きますよね。
しかし、実際はママ自身も気がつかないところで子育てによる疲れは蓄積しているはずです。
もうやめたい!と思う瞬間も多くあるのではないでしょうか。
日々の子育てによる疲れがママが気づかないうちに蓄積され、
その蓄積に気づく余裕もなくさらに疲れがたまります。
そして、「もう子育てなんかやめたい!」と爆発するなんてことも・・・。
まずは、ママ自身の生活や感じることを振り返ってみましょう。
①家族以外の人とお話しする時間はありますか?
②パートナーはママの話を聞いてくれていますか?
③ママは、周りに心配をかけたくない、周りの助けはかりないと思っていませんか?
④育児本とにらめっこしていませんか?
⑤インターネットで子育てに関することを調べては一喜一憂していませんか?
⑥「子どものために」と完璧にしようと思っていませんか?
ママ自身が自分の感情をコントロールできない、何もしたくない、
何をしても楽しくない、ひどい頭痛、寝たくても眠れない・・・とにかく全部やめたい・・・。
こんな症状が出てきたらママの身体に子育て疲れが蓄積されてきたサインです!
家族との会話も大切ですが、家族だからこそ言えないこともあるのではないでしょうか。
保育園の先生、児童館のスタッフ、病院の先生、市区町村の子育て支援センターのスタッフ、
ママ友ではなくママの純粋な友人、このような人たちと気が済むまでお話ししてみましょう。
子どもが一緒でも大丈夫。子どもを抱っこしたまま、遊ばせておいて、ママはおもいっきり
おしゃべりを楽しんじゃいましょう!
子育て以外の話でも、もうやめたいと思うことがあるんです、なんて話でも
なんでも良いと思います。
気の済むまでおしゃべりしましょう。
子育て中は自分の子どものことになると、神経質になってしまう、いろいろと考えてしまう、こんなママも多いと思います。子どもを想うからこそですよね。
でも、子どもにとってはどんなママでもそこにいるだけで、ぎゅっと抱きしめてくれるだけで
素敵なママなんですよ!たとえ子育てをやめたいと感じても!
ときにはママ自身が完璧を求める姿勢が、子どもにとって悪影響をもたらすことだってあります。
少しだけ意識して、肩の力を抜いてみましょう。
乳幼児は定期的に健診や予防接種で医療機関を訪れる機会は多いですよね。
気になることはそこで専門家に直接聞きましょう。
育児本に書いてあることは、あくまでも目安でしかありません。
「本にはこう書いてあるのに、うちの子は・・・」なんて考えるだけ無駄です。
親の数だけ考え方と子育てがあるように、子どもの数だけ個性があります。
本当にその内容は専門家が医学的・科学的根拠をもとに記載した情報ですか?
それがわからないのであれば今すぐ調べるのをやめてしまいましょう。
育児本同様、子どもには個性があります。
本やネットで一生懸命調べ物をする時間があるならわが子を観察してみましょう。
寝顔を見る時間にしてもいいです。
とにかく、子どもは一人ひとり発達も異なります。本やネットで調べたことと比較しては一喜一憂しているようなら、やめてしまいましょう。
一杯のコーヒーを飲みながら、ぼーっとテレビでも見てみましょう。
ストレッチなどをするのもおススメです。
子どもは24時間起きているわけではないです。
ほんの一瞬のすきを見て、ママ一人になる時間を探してみましょう。
何もかもやめたいと思うようなことをやらない時間です。
パートナーに今日はママやめたいのでやめます!と宣言し子どもを預けて、1時間でも子どもから離れてみましょう。
以外とパパはママがいなくてもなんとかなります。
1時間子どもが泣き続けたとしても死にませんから。それに、ママにあれこれ言われずに子どもと2人っきりで過ごす時間をパパに作ってみるのも良いですよ。
子育てにはそんな時間も必要です。子育てやめたいと思い詰めるママの気持ちも少しは
わかってもらえるかもしれません。
「もう子育てなんかやめたい!」そう思う気持ちは疲れが蓄積されているママなら
思って当然のことです。いくらかわいいわが子とはいえ、別物です!
自分の子どもにこんなこと思うなんて・・・とさらに悩むこともしなくて大丈夫です。
当然のことなんです。
「子育てもやめたい」
「もう終わりにしたい」
「死んでしまいたい」
子育てをやめたい!までは一生懸命子育てをしているママなら思って当然ですから、
いろいろな息抜きをしてみましょう。
ただ、「死にたい」「この子を殺して自分も死んでしまおうか」と思った時は要注意です。
こんな風に思う時がときどきあると、専門機関で相談してみてください。
絶対にあなたを馬鹿にしたり、避難する人はいません。
むしろ、ママが楽になれる方法を一緒に探してくれるはずです。
早ければ早いほど、症状が軽い状態で済みます!
心療内科、精神科、子どものかかりつけの小児科医、看護師、
このような医療関係者に相談するのは何も恥ずかしいことではありません。
きっと相談に乗ってくれると思います。それか専門機関を紹介してくれるかもしれません。
気軽に相談してみましょう。
子育てもやめたい、そもそもママをやめたい、仕事もやめたい、掃除もやめたい、
料理もやめたい、洗濯もやめたい、あー全部やめたい!
毎日育児に家事に、奮闘しているママなら思って当然のことです。
自分を責めないでくださいね。
ただ抱きしめてあげることで、
子どもはとても安心します。
子育て中はあれこれいろんな悩みや不安も尽きないものです。
そんな子育て中、子どもを想うからこそ大事なのは、シンプルに子どもを抱きしめてあげることです。
そして、ママがもうやめたい!と爆発する前に、子どもと離れる時間を持つことです。
子育てなんかやめたい!と思う気持ちはママならみんな思う瞬間があると思いますが、
できることならそんな風に思うことなく笑顔で過ごしたいですよね。
子育ては永遠に続くものではありません。
泣いてママを呼ぶ姿も、言うことを聞かず走り回る姿も、成長とともに
見られなくなっていくことはたくさんあります。
だからこそ、今この瞬間を大事にしていきたいですよね。
児童虐待と聞くと、子どもがかわいそう、なんでそんなことができるの?!という声が多く聞かれます。しかし、実は本当にかわいそうなのはわが子を虐待してしまうママという場合もあります。
虐待をする親には親自身が何らかの問題を抱えているケースが非常に多いです。
たとえば、自分が虐待されていた、精神的な問題を抱えている、経済的弱者、抱えている問題は様々です。
良くニュースで報道されている虐待している親は、なんらかの形で専門家が介入できていたらわが子を殺めなくてすんだかもしれません。
いつもの自分でいられないと思う日が続くのであれば、早急に専門機関に相談してみましょう。
子育てやめたい!からもっと深刻なメンタルになる前に!
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