2016/07/08
城ヶ崎 香乃
2015/12/27 更新
今や子供の頃から英会話を習うのは常識という時代。近い将来、全ての小学校で英語が必須科目になります。国際化が進む今、勉強としての英語ではなく実践的な英会話を子供の頃から学ぶ事が大切なのです。難しく考えずに先ずは子供の英会話にふれる事から始めてみませんか?
グローバル化が進む中で、2020年に控えた東京オリンピック。同じく2020年には小学校の外国語活動のスタートが現在の5年生から3年生に早まり、5年生からは英語が教科のひとつになります。そう、2016年春に幼稚園や保育園の年中の年齢を迎える子どもたちが、この変化の主役なのです。
これからは英会話ができて当たり前という時代になっていきます。そんな時、苦手意識を持たずに少しでも楽に英会話を身につけられる様、準備をしてあげる事が大切なのでしょうね。
なぜ、「英語で対話する力」を重視した英語教育へと変わっていくのか。英語を勉強してきたのに、ぜんぜん話せない、と感じている保護者も少なくないだろう。これまでの日本の英語教育の反省も踏まえ、文法や暗記を重視してきた教育から、「読む・聞く・話す・書く」という4技能を育むことで、使える英語力を身につける教育を目指す、というのが改革の理由だ。
今までの受験の為の英語教育ではなく、子供から英会話を学ぶ事でコミュニケーション能力を身に付ける事が必要だという事ですね。
単に子供からの英会話と言っても、年齢によって学び方も必要性も少しずつ違いますので、今回は幼児から小学生までを対象としたお話をさせて頂きますね♪基本的には、なるべく早くスタートする事が何より大切なのは変わりませんが、遅くなったからと言って全くあきらめる必要はありません。子供の可能性は無限大なのです!
子供が英会話を学ぶ際に気を付けたい事は、年齢によって英語の受け入れ方が違うという事です。それは日本語を覚える事と何ら変わりはないのですが、英語を勉強ではなく日本語と同じ単なる言葉として身に付けていける様に年齢に合わせた最善の方法を考えて行きましょう。
まだ言葉も話せない0~1歳の子供のうちは英会話を学ぶ事は無理ですが、英語で話しかけてみたり、英語の絵本を読み聞かせたり、英語の歌などを聞かせたりすることで英語の音を認知させる事が大切です。身体を動かすことができるようになる2~3歳の子供になると、歌やリズムを使った英語教育が楽しく英会話を覚えるポイントになります。
0歳から3歳までの間しか持っていない特殊な言語能力を育てられるのは、このときしかありません。後になってからでももちろん身に付きますが、英語は早期に始めるほどしっかり身に付きます。一生懸命に沢山の音を吸収しているこの時期に英語に触れることで、お子さんの可能性を広げてあげることができるのです。
いわゆる耳の黄金期といわれるこの時期に日本語と同じ様に英会話を覚えられるのは子供にとってベストな方法ですよね。
この時期に大切な事は、正しい発音を学ぶ事。つまりできる限りネイティブに近い発音の英会話を聞かせる事です。子供は素直に聞いたままリピートできるからこそ正しい発音を身に付けるチャンスなのです。
3~6歳の子供は興味のあることしか集中してやる事ができないですよね。この年齢の場合、まず英会話は楽しいものだと認識させ、飽きさせない事が大切です。幼児期と同じく歌やリズムを使う事も大切ですが、絵本やゲームなどを使い視覚でも飽きさせない工夫が必要になります。
子供自身が意志を持って行動し始めるこの時期は、何より興味を持たせる事が先決なのですね。
3~6歳の子供の英会話には、子供が関心を持てる様な工夫が必要となってきます。日本語でも同じですが、絵本を使った英会話学習は効果的と言えるでしょう。興味のある絵本ならば、それが英語でも丸暗記することさえできるのです。
小学生になってくると、英会話は自分達が使う日本語とは全く違う別の言葉であると理解する様になります。また、自分がやりたい事がハッキリしてくるので英会話が自分にとってやりたい事であれば、どんどん上達する可能性がある大切な時期でもあります。
学校へ通う事で子供の世界が広がり、お友達と遊ぶなどの楽しい事がいっぱいの時期に、いかに英会話への関心を持続させるかが大切ですね。
日本の英会話教育は、2020年には小学校3年生から英語教育が必修化、小学校5年生からは成績がつく教科となります。おそらく今まで中学校で初めて習っていた英語教育も前倒しになる事でしょう。その場合中学校受験にも英語が加わる可能性もあります。子供達がゆとりを持って身に付けられる低学年のうちに英会話を楽しみながら習得するのがベストと言えるでしょう。
今や子供の英会話学校は数多く、選ぶのも一苦労ですよね。何を基準にして選んだら良いのか?ここでは、大切な子供を預ける英会話学校の選び方について考えてみたいと思います。
息子がはじめて 「やりたい!」 って言ったのだから
やらせてみようと思ってしまい、
実際に教室で担当してくれる先生に一度も会わずに
レッスンを開始するようなことになっていましたね
英会話学校の見学と、実際に担当する先生との面談は契約前に済ませておきたいですね。
先ずは子供の英会話学校を選ぶポイントについて確認してみたいと思います。
まず最初に確認したいのはカリュキュラムの内容です。何より大切な事は、子供が英会話を楽しく習得できる内容になっているかどうかです。信頼のできる英会話学校であれば、カリュキュラムの内容や進め方などをきちんと公開しています。授業時間をただ消化するだけではなく、子供がちゃんと理解しているかを確認しながらレッスンを進めているのかが重要です。体験入学を行っている英会話学校も多いので、実際にご覧になるのが一番良いと思います。
また、スケジュールに無理はないか?費用は適切なのか?教材はしっかりしたものを使っているのかもカリュキュラムを確認する上で重要なポイントと言えます。特に教材は、何を学べるのかがわかるものを使っているかが大切です。悪い例ですと、授業時間の半分くらいを英会話のDVDをただ見せるだけという場合もありますので要注意です。
実際にレッスンが行われる教室の雰囲気は子供が英会話学校に通う際の気持ちを大きく左右する重要なポイントになります。部屋がきれいに掃除され、衛生面での環境に問題がないかはもちろんのこと、子供がリラックスしてレッスンを受ける事ができるか?飾り付けなどの工夫で、子供を楽しませる心配りがされているか?英会話学校の姿勢がわかるポイントでもあります。
講師の質は最も重要なポイントだと言えます。ネイティブスピーカーなのか?日本人なのか?を気にする方も多いと思いますが、日本人講師でもネイティブな発音の方もいれば、外国人講師でもクセのあるナマリ英語を話す方もいます。発音の美しさはもちろん大切ですが、何より重要なのは指導力、上手に教えてくれるか、話せるようになるまで導く力があるのかです。講師としての知識や経験はとても大事なチェックポイントです。ただ外国人というだけで、資格も何もない講師を採用している英会話学校も少なくありません。大切な子供を預けるのですから、必ず事前に確認しておきたいですね。
子供から英会話を始める方法のひとつに、自宅でできるものもありますね。最近ではスカイプを利用した画期的な方法もありますが、やはり基本的には英会話教材を利用する方法ですよね。しかし、子供の英会話教材…たくさんありすぎて選ぶのに困りますよね。また高額なものも多いのが事実です。せっかく購入するなら役立てたい!ここでは英会話教材を選ぶポイントについて少し考えて行きましょう。
何より大切な事は子供が気に入るか、やる気になるのかという事ですが、それは実際に購入してみるまでわからないのが現実です。では選ぶポイントをご参考までにお話ししますね。
1.英会話教材であって、英語の勉強の為の教材ではない事。楽しみながら英会話を習得できる内容であることです。
2.保護者も気に入る内容である事。自宅で使う教材はお父さんお母さんと一緒に学ぶ事も多いでしょう。何より一緒に楽しめる事が大切です。
3.購入後もきちんとサポート体制が整っているかどうか?売りっぱなしではなく、困った時の電話サポートからアウトプットする場所など、細やかなサービスがあれば多少価格が高くても購入する価値がありますね。
4.Phonics(フォニックス)教材であるかどうか?フォニックスとは、綴り字と発音との間に規則性を明示する事により正しい読み方の学習を容易にさせる方法の一つです。英語圏の子供達や外国人に英語の読み方を教える方法として用いられています。購入前に確認してみるのが良いと思います。
5・適正価格であるかどうか?英会話教材の価格はピンからキリまであります。もちろん高ければ良いわけでも安ければ悪いわけでもありません。子供にとって本当に必要なのか、価値のあるものなのかを考え、無理のない範囲で購入するのがベストですね。
いかがでしたでしょうか?
大切な子供達の英会話について考えるきっかけになれたら嬉しいです。
いろいろと悩む事も多いかと思いますが、まずは英会話にふれる事から始めてみませんか?
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