2016/07/08
城ヶ崎 香乃
2015/11/27 更新
最近の図書館は予約がネットで出来るのご存知ですか?本は読んであげたいけど、子供が静かにしてられないから行きにくい...そんな時こそ予約です!図書館だったらもう書店にはない昔大好きだった懐かしい本があるかも。子育て支援も行われる今の図書館利用術をまとめました。
楽しい空間
図書館というと、「本が好きな人が行くところ」というイメージがあり、静かに過ごせない子供連れは敬遠しがちな場所...というイメージがあります。
でも最近は「こども図書館」や「児童書コーナー」が充実していて、子供たちが思い思いのスタイルで本に触れる事が出来る工夫がされているところも増えてきました。
図書館には絵本の読み聞かせを行う乳幼児向けのお部屋があって、ちぇぶちゃんはこの場所がお気に入り。
何がいいかというと、空いていて広い場所で自由に遊べるんです。
様々な人が利用しやすいように、授乳スペースや予約サービスなど、いろいろ工夫がされているようです。
過ごしやすいといえども...
様々な配慮がされているとはいえ、そこはやっぱり図書館。静かに本を読んで過ごす空間を、お幼い子が理解してくれるはずもなく...周囲にご迷惑なのではと、気を使ってゆっくり本を選べない事ありませんか?
そんな時には「予約サービス」を利用してはどうでしょう。
予約ができれば、買い物やお散歩帰りに立ち寄って、予約した本をパッと持ち帰るなんて事もできそうです。
まずは行ってみましょう
図書館に行って予約が可能かどうか確かめましょう。
窓口で予約を受け付けるところもあれば、インターネットで予約できるところもあります。
利用者カードを作る
予約サービスを利用するには、まず図書館にある所定の用紙に必要事項を記入し、「利用者カード」を発行してもらいましょう。
ここに書かれているIDを使って、予約を管理するようです。
これがあれば、以降の予約が格段に便利になります。
予約に必要な利用者カードの発行に際には、本人確認書類(運転免許証・保険証・学生証など)が必要になります。
IDを使って予約する
インターネットで予約が可能ならば、図書館で発行してもらったIDを使って自宅からパソコンで予約することができます。
サービスの範囲は様々ですが、予約した本が帰ってきて貸出可能になったらメールで知らせてくれるところもあるようです。
上下巻など
上下巻やシリーズものは、読みたい順番がありますが、予約の際に指定していれば、順番どおりに借りられる事もあるようです。
冊数に制限がある
一度に予約して借りられる冊数には、図書館ごとのきまりがあるようです。
予約する際には、返却期限までに読み終える事ができるかどうかなど、よく考えて借りましょう。
図書館によりますが、だいたい1人5~30冊くらいまでのようです。
絵本は...
福音館書店から出版されている絵本は、貸出数や予約数が多いようです。
昔ながらの懐かしい絵本や、対象年齢に合わせた本がたくさんあり、色合いも優しいものが多いので、好まれるのかもしれません。
一般の書籍でダントツ1位
今予約が殺到していて、図書館ではなかなか借りられない本1位は「火花」。
「ラプラスの魔女」東野圭吾著、「サラバ!」西加奈子著なども人気が高く、図書館も増書してはいるようですが人気が勝り、貸し出しに追いつかないようです。
読み聞かせなど
図書館では地域によって、様々なイベントが企画されているようです。本の楽しさを知ってもらう為に、おすすめの本などを読み聞かせしてくれる時間帯もあります。
また、図書館が行政の子育て支援の一拠点になっていることも多いようです。
子どもにとって絵本を読んでもらうことの意義、どんな絵本を読んであげたらいいのか、読んであげるときの注意事項などを教えてもらいました。ひとりで本を読む力のつく9歳くらいまでは読み聞かせを行い、将来の読書生活の基礎を築いてあげてほしいということでした。他にも今後読み聞かせをしていく上で参考になる話を聞くことができました。赤ちゃんのときから読み聞かせをしていくことが、「読書力」を育てるためにとっても大切なのですね。娘と楽しい時間を過ごすことができました。
中央図書館で開かれたおはなし会。約10組の親子が図書館職員による絵本の読み聞かせを楽しんだのに続き、同席したコンシェルジュの井口章代さん(55)と手遊びで体を動かした。井口さんは終了後、希望する母親と個別に面談した。
コンシェルジュは市が本年度から配置した保育士の資格を持つ非常勤職員。現在は5人が委嘱されている。通常は市役所で、市民から寄せられる子育ての悩みなどに助言している。今回の取り組みは図書館からの提案をきっかけに実現した。
児童文学の第一人者、神保和子氏によるわらべうたの会が開催されました。
お子さまの年齢にあわせて、多くのわらべうたがうたわれました。
保護者の方々にも好評で、とても賑やかで楽しい会となりました。
上高田図書館では、9月19日(土)・20日(日)に、ぬいぐるみおとまり会を開催しました。
19日にぬいぐるみをつれてきてきたお友だちは、おはなし会の後、ぬいぐるみとしばらくお別れ。
上高田図書館のクマのゆうこちゃんの案内で、ぬいぐるみたちは夜の図書館を探険し、
お友だちのために本を選びました。次の日、おむかえのおはなし会のあと、お友だちはぬいぐるみと再会!
ぬいぐるみの選んだ本とおとまりアルバムをかかえ、いっしょにお家へ帰りました。
自分やお友だちのぬいぐるみの大活躍に大喜びでした。
不要になった絵本を市民に譲ったり、市民から譲り受けたりするリサイクル活動「掛川わくわく文庫」を始めた。市立中央図書館など協賛する市内24カ所で、本の譲渡と回収を行う。初日は同図書館でオープニングイベントが開かれ、千冊以上が来場者の手に渡った。
利用しやすい工夫
各図書館は、季節や時期によっていろんなテーマの特集コーナーを作ってある事が多いようです。
お散歩帰りにふらっと立ち寄っても、面白そうな本が見つかるかも。
読みたい本がなかったら...
予約待ちの人数が多すぎて、いつになったら借りられるか見当もつかない...そんな時は、
希望が全てかなうかどうかわかりませんが、リクエストして、図書館に本を置いてもらう、取り寄せてもらう事もできるようです。
この他にも、各図書館が知恵を絞ったサービスがいろいろあるようですよ。
ご近所の図書館をチェックしてみてはいかがでしょうか。
本が育てる
便利なものが増えた一方、アナログで時間をかけるからこそ育つものもある事を、忘れないでいたいですね。
日本にいると、とかく私たちは本という「正解」があって、そこからどれだけ理解できるか努力するというアプローチを小さい時から習慣づけられがちです。でも、本を使って思考力や想像力を広げられる読み方に、もっと小さい時から気付いていれば良かったなと思いますね。
わがやの宝本は,「てんてんてん」という絵本です。長
女の3か月検診の時,保健所で市からいただいた絵本。
読み聞かせ初心者の母と,絵本に初めてふれる娘。
「わかっているのかなあ。」と思いながら,何回も繰り返
し読んでいくと,娘が「じーっと絵本を見ている!」
「ページを自分でめくった!」「『てんてんてん』と片言
でおしゃべりした!」「『グルグルグ』と指で絵をなぞっ
た!」と,成長を一緒に喜んだ本です。
おべんとうを作っていく短い絵本なのですが,おい
しそうな挿絵と,上手なくすぐり言葉で,私も息子も
何度も何度も読みました。
遠足のお弁当に同じものをリクエストした時は,妻
も苦笑しながら,作っていたのもいい思い出です。
子育ての味方
図書館の予約サービスを活用すれば、「本を読んであげたい」「子どもが本に触れる機会を増やしたい」「周囲に迷惑をかけるのでは」などの思いを、全て解消することができそうです。
また、図書館に赤ちゃんコーナーや子育て支援施設が併設されているところもありますから、日頃のちょっとした悩みなど相談できるかもしれません。
リフレッシュに図書館まで散歩してみませんか。
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