2016/07/08
城ヶ崎 香乃
2015/11/10 更新
「とびひ」は夏に多いイメージがあります。特に保育園や幼稚園といった子供が集団で生活する場で多いです。「とびひ」はどうしてこどもたちの間で流行してしまうのでしょうか?「とびひ」の原因と子供たちの行動についてまとめてみました。
「とびひ」の正式な病名は「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」といいます。
細菌が皮膚に感染することで発症し、人にうつる病気です。
掻(か)きむしった手を介して、水ぶくれ(水疱(すいほう))があっという間に全身へ広がる様子が、火事の火の粉が飛び火することに似ているため、「とびひ」と呼ばれています。
「とびひ」とはきちんとした名称ではなかったのですね。ここから「とびひ」について詳しく調べてみましょう。
子供はかゆいと泣きながらでも無意識にでもかきむしってしまいます。このような状態に陥る前に早期発見早期治療が大切かもしれませんね。
とびひは、虫さされや汗疹(あせも)を掻いたり、小さなケガでできた皮膚の傷に細菌が入り込み、感染することで発症します。
とびひの原因となる細菌は、主に次の2つです
夏になると汗をかいてあせもができ、かきむしったり、虫にさされてかきむしったりしますよね。それがもとで「とびひ」になるんですね。子供にがまんを要求することは難しく、結果飛び火になってしまうのかもしれません。
健康な人の皮膚の表面や鼻の中にいる常在菌です。傷口などから皮膚に入り込み、増殖するときに出す毒素がとびひ発症の原因になります。 とびひの多くは、この細菌が原因です。
虫刺されなど、かきむしったところから細菌がはいってしまう、飛び火。子供がかゆみなど我慢できず、どうしてもなってしまうのですが、そこは大人の対処が昼用ではないかと思います。
健康な人の鼻の中やのどにいる常在菌です。傷口などから皮膚に入り込むと、とびひ発症の原因になります。
※A群β溶血性レンサ球菌(溶レン菌)とも呼ばれます
とびひの原因になるばい菌は鼻の中にもいるということには驚きました。よく子供は鼻の中に指を入れるので、気を付けていきたいで畝。
水ぶくれなどかきむしった手で口の周りに触っても「とびひ」は感染します。
とびひには水ぶくれができるもの(水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん))とかさぶたができるもの(痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん))の2種類があり、それぞれの特徴は次のとおりです。
アトピー性皮膚炎の患者さんは皮膚のバリア機能※が低下しており、とびひにかかりやすいので注意しましょう。
※バリア機能:外からの刺激や有害物質から体を守ったり、体内の水分が外に逃げていかないようにする働き。
皮膚にできた水ぶくれが、だんだん膿(うみ)をもつようになり、やがて破れると皮膚がめくれてただれてしまいます。かゆみがあり、そこを掻いた手で体の他の部分を触ると、症状が体のあちこちに広がってしまいます。
とびひの多くはこのタイプで、黄色ブドウ球菌が原因です。
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水ぶくれになった部分を手で触りほかのところに触ってしまうと、うつってしまう・・・これが「とびひ」であり、子供が良くやってしまうことですね。
皮膚の一部に膿をもった水ぶくれ(膿疱(のうほう))ができ、厚いかさぶたになります。炎症が強く、リンパ節が腫(は)れたり、発熱やのどの痛みを伴うこともあります。
主に化膿レンサ球菌が原因となりますが、黄色ブドウ球菌も同時に感染していることが多いです。
「とびひ」の痕は子供が薬を塗るのではなく、おとなが塗り込み早く治るようにしたほうがいいかと思います。
とびひには、原因となる細菌を退治する治療を行います。かゆみが強い場合は、かゆみを抑える治療も行われます。
とびひは、ひどくならないうちに治療を始めると、より早く治すことができます。
気になる症状があれば、早めに皮膚科や小児科を受診しましょう。
そうですね。「とびひ」とわかっていながらそのまま放置しておくと大変なことになります。特に子供は我慢ができませんから。なので、早めの受診が重要ですね。
とびひの薬は写真以外にもあると思います。詳しくはお医者さんなどに聞いてください。
とびひの治療については、飲み薬もあるようです。どちらも利用して早く治したいものですよね。
とびひというのは「第三種の伝染病」と位置づけられています。
つまりうつる病気であるという事になってしまうので、保育園へは必ず届け出をしなくてはなりません。
強制ではないかもしれませが、うつる病気なので常識的に考えたら連絡をしておくのが筋というものですよね
私も子供も「とびひ」にはなったことがないのでわかりませんでしたが、位置づけがあったのですね。これを知らずにいたら大変なことになっていたかもしれません。
子供のの行動はよくご存知ですよね?
子供たちは無邪気に遊んでいて、どこでも触るし何でも口にしてしまう事でしょう。
そんな場所にとびひの子供がいたらどうなってしまうのかなんて、簡単に想像する事ができるはずです。
特に子供がとびひになってしまったとすると時期は夏のはずですよね?
となると保育園によってはプールで遊ぶ事だってあるでしょう。
プールには参加できないだけではなく、治癒証明書というものを提出しないとプールに入れない事もあるので注意しましょう。
子供は注意力がないため、どこにでも触ります。なので、集団生活をする保育園で、感染が拡大してしまうのかもしれませんね。
毎年夏になると保育園で話題になるのは「とびひ」です。子供はどうしてもかゆみを我慢することができず、虫刺されやあせもをかいてしまいます。そうすると水ぶくれができ、それでも子供はかきむしり、水泡が破けてしまい、汁が出てきてしまいます。これをまた子供は触ってしまいます。汁を触った手で自分の体にさわったり、ほかの子供に触ったりすることで、「とびひ」は感染します。
もし、保育園やご家庭でかきむしる子供の姿を発見した時は、傷の部分をガーゼなどで覆ってあげ、「とびひ」にならないように軽く手当てをしたうえで、場合によっては病院に行くという選択モ必要になるのではないかと思います。
子供は本能で生きている部分もあるため
、かゆければかきむしってしまいます。子供に話してもわからない部分があります。保育園などでは、朝の受け入れの時点で、子供の体の観察も見逃さないということが「とびひ」の感染を防ぐためにも必要なことかもしれませんね。
子供の「とびひ」を感染させないためには、周りにいる大人が子供の行動を観察する必要があるかもしれませんね。
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