2016/07/08
城ヶ崎 香乃
2015/10/31 更新
夏になるとどんどん増えてくる虫。そして、赤ちゃんはどんどん虫に刺されませんか?赤ちゃんの虫除け対策をしても、刺されるときは刺されますよね。今回は、赤ちゃんの虫除け対策についてお伝えします。正しい虫除け対策をして、赤ちゃんを嫌な虫から守ってあげましょう!
[表示する]
赤ちゃんは、体温が高いせいか、よく虫に刺されませんか?
虫除け対策をしていても、なかなか効き目がない時もあるでしょう。
今回は、赤ちゃんの虫除け対策の方法についてお伝えします。
正しい虫除け対策の方法を知って、赤ちゃんを虫から守ってあげましょう。
夏になると、大人も赤ちゃんも虫に刺されますよね。でも、大人にとっては大したことがない虫刺されも、赤ちゃんにとっては重大なことです。
大人が蚊に刺された場合、赤く腫れたり、かゆくなったりとすぐに反応が出ます。ですが、赤ちゃんが蚊に刺されると、大人よりも反応が出るのが遅く、1~2日後に症状が現れることもあります。
時間がたつにつれ、赤く腫れたり、水疱ができますが、腫れる場合も大人よりも大きく腫れあがります。これは、虫刺されの経験が少ないために起こる激しい炎症反応です。赤ちゃんの皮膚は柔らかく、抵抗力も弱いため大人よりも症状が重くなりがちになります。
では、赤ちゃんはどんなところが虫に刺されやすいのでしょうか?
手や足が多い気もしますね。
赤ちゃんは新陳代謝が活発で呼吸数が多く、たくさんの炭酸ガスを出しているため大人よりも刺されやすく、主に肌を露出しているところが刺されます。手や足、顔などが多く、顔はまぶたなどの目に周りと耳が刺されやすいようです。
これらの部位は皮膚が薄いため、皮膚の下にある毛細血管の熱が表面に伝わりやすく、蚊が熱を感知しやすいのです。刺された場合、ほかの部位を刺されたときよりも大きく腫れます。
これらの部位は皮膚が薄いため、皮膚の下にある毛細血管の熱が表面に伝わりやすく、蚊が熱を感知しやすいのです。刺された場合、ほかの部位を刺されたときよりも大きく腫れます。
赤ちゃんが虫に刺されると、かわいそうですね。何か、虫除け対策はないでしょうか?
私たち親が、家の中でできる虫除け対策の方法をお伝えします。
【虫除け対策①】網戸を閉める
窓は開放せずに網戸を閉めましょう。外からの虫の侵入を防ぐための基本となります。ベランダなどに出る場合には、網戸の近くに虫がいないか確認してから開閉するようにしましょう。
【虫除け対策②】蚊帳を使う
風通しのいい場所で蚊帳を使います。昔から使われている方法ですが、化学薬品を使わずに赤ちゃんを蚊から守るのに効果的です。赤ちゃんが寝ている布団やベッドごとかぶせられるようなベビ-用のものがオススメです。
【虫除け対策③】洗濯物は取り込む前に確認を
洗濯物は虫が付いていないか確認してから取り込みましょう。干している間にハチなどが止まり、気づかずにそのまま取り込んで赤ちゃんが刺されてしまうこともあります。必ず1枚ずつ確認し、軽く払ってから取り込みましょう。
【虫除け対策④】虫よけ効果のある芳香剤を使う
ユ-カリやカモミ-ルなどの天然ハ-ブ系の芳香剤を使いましょう。これらのにおいは蚊の感覚を麻痺させるため、蚊は血を吸うべき人間がどこにいるのか分からなくなります。開閉が多い玄関に置くと効果的です。
【虫除け対策⑤】虫よけ剤を使う
網戸を閉めるだけでなく、網戸に虫よけ剤をスプレ-すると虫の侵入をより防ぐことができます。念のため、赤ちゃんは別室に移してから使うと安心です。効果を持続させるためには定期的にスプレ-することを心がけましょう。
屋外は、家の中よりも虫の数がかなり増えますよね。
赤ちゃんの虫除け対策もしっかりしましょう!
【虫除け対策①】肌の露出を避ける
肌を露出しないことは虫に刺されないための基本です。公園への散歩など、蚊がいそうなところへ出かけるときは、薄手の長袖、長ズボンを着せて手足の露出を防ぎましょう。
【虫除け対策②】塗る虫よけ剤を使う
虫よけ剤はウエットティッシュタイプやジェルタイプなど塗るタイプがオススメです。赤ちゃんの目元や口元、手先などは避けて塗ります。外出するときは1~2時間ごとに塗りなおすと効果が長続きします。スプレ-タイプのものは吸い込む恐れがあるので避けましょう。
【虫除け対策③】周辺の水たまりをなくす
家の周辺に蚊の発生源となる水たまりを作らないようにしましょう。プランタ-の受け皿に水がたまっていないか、水の入った空き缶などが転がっていないかチェックしましょう。
【虫除け対策④】家周りの雑草を抜く
家の周辺に蚊が生息する場所を作らないことも大切です。ヤブカは雑草の中などのジメジメしているところに生息します。庭などの雑草は抜くか、刈り取るなどしてできるだけ乾燥させた地面を保ちましょう。
【虫除け対策⑤】水場近くには長居しない
蚊が多く出没する水場や草むらの近くには長居しないのが基本です。とくにドブなど汚れた水場には要注意です。できるだけ近寄らないようにしましょう。公園の池や噴水なども夕方や雨上がりには蚊が増えるので気をつけましょう。
もし、赤ちゃんの虫除け対策をしてても刺されてしまったら、正しい処置をしてあげましょう!
【虫刺されのケア①】気づいたら洗って冷やす
症状が遅れて出ることが多いので、気づいたら腫れあがっていることもあります。痛がったり大きく腫れあがるときはすぐに受診しましょう。少し赤くなっている程度なら患部を水で洗い、ぬれタオルで冷やしてあげるとかゆみが治まります。
【虫刺されのケア②】薬を塗る
冷やしたら水気をふき取り、薬を塗ります。パッチタイプはかきこわし防止になりますが、肌の弱い子はかぶれる可能性もあります。長時間貼ったままにするのは避けましょう。市販薬を使うのが心配なら小児科医に相談して、あらかじめ虫刺され用の薬を処方してもらいましょう。
赤ちゃんが虫に刺されると多い症状は、水膨れや腫れなどのようです。
ケアをしてもよくならなければ、病院へ行きましょう!
以上、赤ちゃんの虫刺されと虫除け対策についてお伝えしました。
赤ちゃんは、虫に刺されると大人よりも腫れたりしますよね。
だからこそ、赤ちゃんの虫除け対策をしっかりしてあげたいものです。
赤ちゃんの虫除け対策の方法を是非覚えてくださいね。
赤ちゃんの虫除け対策をして、嫌な虫から赤ちゃんを守りましょう!
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局