2016/07/08
城ヶ崎 香乃
2015/10/29 更新
赤ちゃんが生まれると血液型は気になりますよね?しかし、最近は生まれたばかりの新生児の血液型を調べないようになりました。その理由としては新生児の血液型は確定していないらしいのです。では何歳になると血液型が決まり、調べてもいいのでしょうか?
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赤ちゃんが生まれると気になるのが血液型ですよね!
新生児は生まれた病院で血液型を調べてくれて、新生児の血液型を教えてくれるものだと思っているママも多いのでは?
しかし最近の病院は新生児の血液検査をしても血液型を調べてくれません。
どうしてななんでしょう?
新生児が生まれても最近は病院で血液型の検査をしてくれません
日本人は自分の血液型を知っているのが普通ですが、海外では自分の血液型を知っている人は少ないのです。
日本では昔、新生児が生まれると血液型を調べてくれるものでした。
日本人は自分の血液型を知っている人が多いですよね!
そもそも外国では自分の血液型を知らないという人も珍しくないと言われる中、
日本人はどうして自分の血液型をほとんどの人が知っているのでしょうか?
それは、昭和50年代くらいまで先天性の病気を調べるために
新生児のかかとに小さな針を刺して微量の血液を採取する
「先天性代謝異常検査」が全国で行われており、
その際に、赤ちゃんの血液型を確認し、親に知らせるというサービスが
広く行われていたためなんだそう。
しかし、新生児の血液型を調べても大人になった時に血液型が違うという事がよくあり、新生児の血液型を調べるのをやめたのです。
新生児に時に調べて言われた血液型と、大人のなってからの血液型が違うということはあり得るのでしょうか?
新生児の血液型は調べてもわかりにくいのです
血液を採取して、赤血球側のA型抗原とB型抗原、血漿側に含まれる抗A抗体、抗B型抗体の有無を測定します。それぞれの結果を照合して、A型・B型・O型・AB型と診断されます。
ところが、新生児は血漿内の抗A抗体と抗B型抗体がまだ作られていないため検査ができません。仮に検査をしても、ママから移った抗体が影響して正確な結果が出ないこともあります。
新生児の血液は安定していないので血液型も確定しません
新生児の血液はまだ安定していないのです。
血液型を調べてもしっかりと確定できません。その為、大人になった時に血液型が違うという問題が起きるのです。
新生児の血液型ははっきりしないのです。
また、赤ちゃんの血液の状態はすぐには安定せず、その状態は1歳ころまで続くようです。そんな中で血液検査をしても、信頼できる結果が得られないというわけです。
新生児の頃は血液型を調べられなくても子どの血液型を知りたいママも多いでしょう。
では子どもの血液型がはっきりとわかるのは何歳なのでしょうか?
自分の血液型を知っているのは日本人だけと先述しましたが、自分の血液型を知らなくても不便はないのです。
日本では占いなどが盛んなことが原因もあり、血液型を聞かれることが多いですよね?
しかし、それ以外では血液型を知らなくても大丈夫です。
赤ちゃんの血液型を無理に調べる必要もありません。
新生児の血液型を知らなくても大丈夫です
新生児の血液型についてまとめました。
新生児の血液型を知りたくても、最近の病院は新生児の血液型検査をしてくれません。
それには新生児の時期に血液型を調べても、後で違うこともあるからです。
しかし血液型をしらなくても不便なことはありません。
最近では自分の血液型を知らない人が増えてきています。
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