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チャイルドシートの正しい取り付け方を紹介 安全にお出かけしよう!

車はとても便利ですが、反面万が一事故に遭った時は恐ろしいものです。大切なお子様を乗せるチャイルドシートだからこそ、正しい取り付け方で安全にお出かけしたいですね。チャイルドシートの種類から取り付けてよい座席、取り付け方の参考をまとめてみました!

チャイルドシートの取り付け方を紹介する前に。。                   チャイルドシートの必要性

2000年4月からチャイルドシート着用が義務化され、着用していないと罰則の対象となりました。
みなさん、罰則が嫌だから仕方なくチャイルドシートにお子さんを乗せていませんか?
正しい取り付け方で、正しい座席に固定しましょう。もちろん、乗せるだけではなくベルトも
忘れずに。

2009年中の警察庁データによると、6歳未満の致死率をチャイルドシート使用有無別に比べると、使用していない幼児は使用している幼児と比べ約4.1倍となっています。

出典:http://www.tokiomarine-nichido.co.jp

チャイルドシートを使用していなかった場合とそうでない場合を比較すると、非使用の致死率は使用した時の約6倍以上と高くなります。

出典:http://drive.japanda-ch.jp

悲劇1:ベビーシート未着用の乳児を乗車中に事故にあい、乳児は死亡、運転していた祖父が自殺。
悲劇2:後部座席の乳児が乗車中の事故で前席に激突、両足太ももを骨折(大腿骨骨折)。
悲劇3:後部座席の幼児が、事故時、前席の真ん中を突っ切って、フロントガラスも破り、車外に投げ出され死亡。

いずれもチャイルドカーシートを付けていて、そこにきちんと座らせていたならば、人生違っていたと思われます。

出典:http://www.hakujyuji.com

このように、チャイルドシートを取り付けていたのにも関わらず適切な使用をしていなかった為に
悲劇となってしまった例も多々あります。
お子さんを乗せるなら正しい取り付け方でチャイルドシートを固定し、しっかりシートベルトを
締めましょう。

チャイルドシートの取り付け方① 年齢、体重に合わせたチャイルドシートを選ぼう

チャイルドシートの取り付け方をご説明する前に、たくさん種類のあるチャイルドシートを
紹介します。一言でチャイルドシートと言っても、メーカーも種類も多種多様です。
新生児から使えるものから、ジュニアシートと呼ばれる小学生まで着用できるものまで
あり、一般的には年齢と体重から選びます。

乳児用

乳児用のチャイルドシート。新生児~使用できます。新生児の頃は首もすわってない為、頭周辺の
ガードがしっかりと作られています。10kg未満まで使用できます。

幼児用

幼児用9~18kgまで適応。幼稚園の送り迎えやレジャー等、車に乗る機会も多いので、簡単な取り付け方で固定できるものもあります。

学童用

学童用と呼ばれる、主に小学生が乗るチャイルドシート。ジュニアシートとも呼ばれます。
使用できる体重は22~36kg。シートベルトでジュニアシートを一緒に固定する取り付け方です。

チャイルドシートの取り付け方② 設置していい座席・悪い座席

使用するチャイルドシートを選んだら、次は着用するシートです。
皆さんはチャイルドシートをどの座席に取り付けていますか?実は、法律として
『着用してはならない座席はない』のですが、一般的に助手席は避けられています。
取り付け方は助手席でも後部座席でも変わらないはずですが…なぜでしょうか。

シートベルトでの取り付けの場合、下記のシートには取り付けできません。
・シートベルトが付いていないシート
・前方にエアバッグが装備されたシート
・横向き・後ろ向きになっているシート
・チャイルドセーフティシートを取り付けると運転操作の妨げや、視界の妨げになるシート

出典:http://www.nissan.co.jp

・事故の時、後部座席に比べ助手席の致死率が高い
・ エアバッグが子供にとって危険
・ 運転中に子供が気になってわき見運転してしまう

出典:http://あい.net

“事故の時、後部座席に比べ助手席の致死率が高い”

道路これは、追突され車のコントロールを失った時、電柱や壁など障害物がある場合が多い左側(助手席側)に突っ込んでしまう事が多いことや、とっさの時に運転者が危険を回避しようとして、結果的に助手席側が危険にさらされる可能性が高いからです。

出典:http://あい.net

―助手席にとりつけするのは避けた方がよさそうですね。
ましてや、助手席に回転式のチャイルドシートを後ろ向きで取り付けることは、万が一事故に
遭いエアバックが作動した時の衝撃で飛ばされてしまう危険があるので特に避けるべきです。
何よりお子さんの命を守るためのチャイルドシートですので、なるべく安全な座席に取り付けたい
ものです。

チャイルドシートの取り付け方③ 実際に取り付けてみよう!

設置する座席にチャイルドシートをのせたら、チャイルドシートを座席の奥までしっかりと
押し込みます。

シートベルトをチャイルドシートの正しい位置
に通したら、一度シートベルトのバックルを
止めます。
シートベルトを通すところは、チャイルドシートのメーカーや機種によって異なりますので、
それぞれの取り付け方の取扱説明書をよく読んでください。 バックルを止めたら、写真のようにシートベルトの肩ハーネス側を引き、たるみをとります。

ひざでチャイルドシートを押さえつけ、右手でシートベルトの肩ハーネスをグイグイ引きます。
力が必要な取り付け方ですが、体重を乗せてチャイルドシートを車の座席に押し付けるのが
ポイントになります。
押し付けたらバックル部分にシートベルトが戻らないよう固定クリップをします。
なかなか力技になるので、いっぱいまで引いたところで固定用クリップを取り付ける場所に
印をつけ、 後で作業をした方が容易で確実な場合もあります。

チャイルドシートの取り付け方動画①

チャイルドシートの取り付け方動画②

■チャイルドシートによっては、取り付けができない、または取り付けが困難な場合があります。必ずチャイルドシートに付属の取扱説明書をよくお読みの上、確実に取り付け、使用方法をお守りください。使用方法を誤ったり、確実に固定されていないと、急ブレーキや衝突時などに、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

出典:http://toyota.jp

取り付け方が間違っていないか?ゆすったり、動かしてみて確認しましょう。

チャイルドシートを取り付ける際、メーカーや機種、取り付ける車種によってチャイルドシートの
取り付け方が少々異なりますが、一番大切なポイントは、チャイルドシートと車の取扱説明書を
良く読み「しっかりと」、「正しく」取り付けることができるまで何度でもチャレンジすること。
取り付けが終わったら、チャイルドシートを前後左右にゆすり、数センチ程度動く位がよいと
言われています。大きく動いてしまうのであれば、取り付け方が間違っているかもしれません
ので、再度チャレンジしてみましょう。

チャイルドシートの取り付け方④ 取り付け後の再確認

今一度、取扱い説明書を参考にチャイルドシートの取り付け方が間違っていなかったかを
確認しましょう!取り付け方が間違っていると、グラグラ動いたりシートベルトがねじれていたり
どこかに不備があります。誤った取り付け方では、チャイルドシートの性能を十分発揮
できませんので、手間を惜しまず再確認しましょう。

①シートベルトにねじれやゆるみはないか。
②チャイルドシートの下の方を持って力いっぱい動かしても、前、左右にグラつかないか。
③シートベルトが固定されているか。(固定用クリップは確実にロックしているか)
④固定器具は付け間違っていないか。

出典:http://komeri.com

ご紹介しているチェックポイントはあくまで目安ですので、実際にチェックをされる場合は、取扱説明書等で取り付け方の正誤をご確認くださいね。

チャイルドシートを取り付けたら、乗車の前に、取り付けに間違いはないかを必ず
チェックしてください。
取り付け方が間違っていると、チャイルドシートはその効果を発揮できません。
実際に死亡事故に至ったケースもありますので、ご注意ください。

出典:http://www.mlit.go.jp

また、チャイルドシートが取り付けてあるから安心ではありません。適正に使用してこそ安心なのです。お子さんを乗せたら、チャイルドシートのベルトを締めましょう。

1、チャイルドシートは、適正位置に取り付けて子供をベルトで確実に固定する。
2、子供だけを自由な状態で車中に残さない。
3、荷物を乗せたり降ろしたりする時は、子供をチャイルドシートに固定した状態で行う。

出典:http://ichibanyasui-kurumahoken.com

チャイルドシートの取り付け方 まとめ

チャイルドシートの取り付け方はメーカーや機種によって異なりますので、ここでは共通する
項目のみご説明させていただきました。
メーカーによっては、チャイルドシートを購入すると付いてくるDVDに、わかりやすく取り付け
方が紹介されていたりします。もし取扱い説明書を紛失しても、Web説明書もありますので、
きちんと正しい取り付け方でチャイルドシートを固定しましょう!

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