2016/07/08
城ヶ崎 香乃
2015/10/24 更新
赤ちゃんがある時急に、自分や家族以外の人に警戒しだし泣き出した!何て事はないでしょうか。成長過程で見られる人見知りです。人見知りは無い赤ちゃんとある赤ちゃんがいますが、一体何故人見知りしてしまうのでしょうか。パパに対して人見知りするパパ見知りと共にまとめました
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今までは周りの人の顔をしっかりと認識できていなかったことが関係しています。赤ちゃんの視力は、生まれたばかりの頃はまだ低いため、目の前にあるものが何かを判別することはできません。
人見知りをするということは、
いつもそばにいる家族と、他者との区別がきちんとついていて、
見慣れない人に対して、泣いたり隠れたりするのは、
むしろ、正しい反応といえますね。
2013年、科学技術振興機構(JST)
が発表した研究によれば、
赤ちゃんの人見知り行動は、
相手に近づきたい「接近行動」と、
怖いから離れたい「回避行動」が
混じり合った状態、つまり
赤ちゃんが「葛藤」しているため
起こるという発見がなされたそう。
赤ちゃんの人見知りは正常な事なのです。
今までお母さんを中心にご家族と常に一緒にいたならば、いつもの人じゃないと不安になるのは当たり前の事なのです。
お母さん、お父さんの顔を見分けれるようにもなっています。
視力も発達している証拠です。
【公式】「人見知りをしないのは ママを分かってないから!?」
すくすく子育て内で詳しく説明してくださっています。
人見知りは環境も大きいので全く無い赤ちゃんもいます。
全くないからといって成長が未熟と言うわけではありません。
赤ちゃんにもそれぞれ性格や個性があり、同じような環境で育った兄弟でも人見知りが強い子と弱い子が出る場合もあり、環境だけですべてを説明することはできません。人見知りする・しないで、自分の子育ての仕方を悩んだりする必要はないですよ。
いつもは笑顔の赤ちゃんがこんな顔で大泣き。
じじ、ばばに預けたいのに預けれない。
人見知りの時期はお母さんも踏ん張り時ですね。
中には人見知りが2歳くらいまで続く子供もいます。
が、大体1歳半から2歳には人見知りは終わるでしょう。
仕事をがんばっているパパが赤ちゃんと触れ合える事を楽しみに自宅に帰り、
抱っこすると赤ちゃんが大泣き!
ママが抱くとけろっと泣き止む。しかもパパを見ると泣いてしまう。
パパがとーってもショックを受けてしまうパパ見知りを赤ちゃんがしていませんか?
「パパじゃダメ」ということとイコールではありません。「ママの方がいい」という気持ちが勝っているということです。ここが、正にパパが赤ちゃんとの信頼関係を構築していく大きなスタート地点にもなるのです。
パパが嫌と言うわけではないのです。
パパも赤ちゃんと触れ合う時間があれば触れ合い、泣かれてもめげずにがんばっていきましょう。
今は泣かれていても人見知りが収まれば「パパ!」と可愛い笑顔で寄って来てくれる様になりますよ。
赤ちゃんの人見知りについてまとめましたがいかがでしたでしょうか。
人見知りが激しくて泣いてしまう子供に困ってしまっている方もいるでしょう。
しかし、それも順調に成長している証です。
赤ちゃんの今だけ限定の行動なのです。
小さい時から人の多い場所に出かける機会が多いと赤ちゃんの人見知りは少ないと言いますね。
兄弟がいる赤ちゃんならまだしも、なかなか人の多い場所に頻繁に行くことも少ないでしょう。
赤ちゃんに人見知りして欲しくない人がいるならば、少しづつ触れ合わせて一緒にいる時間を増やして慣れてもらいましょう。
そのうち人見知りしなくなってきます。
今は大変ですが赤ちゃんの時限定の人見知りがいつか良い思い出になる時がきます。
その時に微笑ましく笑って家族で話ができるといいですね。
人見知りに悩むお母さんお父さんがんばっていきましょう!!
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