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    子供の反抗期は、何回もあって、反抗期がないと その後荒れるかも?

    子供は、大人になるまでに何回か反抗期を経験しながら成長してゆきます。反抗期になると、子供は何を言っても、嫌と答えたりすぐにすねたり、とても扱いにくくなります。でも、子供を感情でおこらないでください。成長の過程の、反抗期の特徴やその対応の仕方など調べてみます。

    子供 反抗期 子供の反抗期の特徴は?

    子供 反抗期 トヨタのCMで一日子供店長 加藤清史郎 

    テレビの子役は、みるみる成長して大人っぽくなってゆきます。加藤清史郎君もその一人です。髪型を変えると大人びて見えますね。子役にも反抗期はあったのでしょうね。

    子供の反抗期には、2歳児ごろに現れる第一次反抗期と思春期に現れる、第二次反抗期があります。2歳児子供の反抗は、イヤイヤ期とも呼ばれれ、何に対してもイヤを連発します。この第一次反抗期と第二次反抗期の間に、もう一つ子供の反抗期があります。

    その反抗期は、児童心理学者の平井先生が著書の中で紹介している、小学2年生から3年生に現れる中間反抗期です。これは主に口答えをする反抗期です。今まで親の言うなりだった子供が、ある日突然、口答えをするので親は驚くと思います。しかし、それは子供の成長の証でもあるので、子供の口答えに対しては、更に細かな注意をするのではなく、温かなまなざしで見守ることが必要です。

    子供の反抗期は、ナーバスにならないこと

    子供は七歳ごろになると、自我が芽生え自分で考えて行動ができるようになります。それまで絶対だった親の存在から離脱して、友達関係を重視するようになります。ですからママも、手を離してゆったりした気分で子供を見守りましょう。

    小学校2~3年生頃の反抗期は、子供に対してあれこれ注意することはやめて、“お前にまかせた”という態度で接すれば、あれこれと反抗することが少なくなるでしょう。そして、自分の行動や生活に“責任”を持つようになって、その後の学校生活が豊かで実り多いものになることでしょう。親はは子供の成長を見守って、時にはアドバイスをしながら子供の自主性を見守って行きましょう。

    子供 反抗期 中間反抗期の子供との接し方は?

    子供 反抗期 反抗期の接し方はどうしたらいいの?

    反抗期の子供に、命令口調で物事を言うのは避けたほうがいいでしょう。ますます反抗するようになります。子供の自主性に訴えかけるような方法がいいでしょう。

    アメリカの心理学者、トマス・ゴードン博士が提唱した、“親のためのリーダーシップ訓練講座 親業”の中に、“私メッセージ”についての記述があります。“私メッセージ”とは、“自分を主語にして話すことで、相手を責めずに気持ちを伝える方法”です。

    例えば、お手伝いをお願いする時は、「〇〇してくれるとママ嬉しいな」、良くない言葉で口答えされた時は、「そんなことを言われたらママは傷つくよ」といった言い方をします。そうすると、子どもは、“責められた”と感じにくいので、ママの言っていることを素直に聞くことができます。また、自分の行動が周囲に与える影響を知り、その後の行動を考えるきっかけになるのです。

    親の命令通りに子どもを動かそうとするのではなく、子どもの自主性を尊重する注意の仕方が大切です。

    出典:http://papimami.jp

    反抗期の子供に、早く勉強しなさい、と言っても決してやろうとはしないでしょう。〇〇しなさい、という命令口調は反抗期の子供の心を益々刺激してしまいます。「いつ勉強やるのかな。」くらいの言い方をして子供の様子を見守ってください。子供自身も勉強をしなければいけないことを知っているのですから、それ以上の追及は反抗期の子供の反抗心を燃やすだけです。

    娘の担任の先生は、「高学年になってからトラブルを起こす児童に話を聞くと、“低学年の頃に上手く親に甘えられず寂しかった”という答えが返ってくることが多い」と言っていました。そのため、親も、“もう小学生だから”とスキンシップを拒否するのではなく、時には抱き締めたり、一緒に寝たりすることも大切なのだそうです。

    反抗的な態度を取られると、ついママも突き放した言動をしてしまいがちですが、まだ7〜8歳の子どもです。親の温もりを求めてきた時は、十分に甘えさせ、安心させてあげましょう。


    中間反抗期は、子どもの自主性や自発性がきちんと育っている証拠。つまり、“今までの子育てが間違っていなかった”ということでもあるのです。ママは自信と余裕を持って、広い心で子どもを受け止めましょう。

    注意の仕方を工夫したり、時には甘えさせたりして、心のバランスを取ってあげることも大切かもしれませんね

    出典:http://papimami.jp

    中間反抗期が顕著でなかった子供は、他の子供が落ち着いて勉学に励んでいるときに、クラスの落ちこぼれになって、色々な問題行動を起こすことがあると言われています。反抗期は誰でも通る成長の過程だと位置づけられているので、反抗期を経験しなかった子供たちに問題行動があらわれるのはごく自然なことなのかもしれません。素直で親のいう事を聞いていい子だ、などと言われていた子供が、或る日突然牙をむくことがあると言う話をよく耳にします。子供の成長過程である反抗期を、寛容さと温かな見守りで通過しましょう。

    子供 反抗期 第二次反抗期の 年齢と特徴は?

    子供 反抗期 第二次反抗期 

    子供の反抗期の中でも、第二次反抗期は子供の自立性の確立に端を発しているので、非常に不安定になっている子供の心と接しなければならないので、大変難しい要素を含んでいます。反抗期の苛立った感情の矛先は、一緒にいる時間が長い母親に向けられます。ここで子供との信頼関係が築ければ、その先に待っている受験も難なくクリアーできることでしょう。

    13歳頃から始まるとされている第二次反抗期は、自分の存在に思いを巡らし、友達と自分を比較したり、自分は何故存在しているのか、などと言った自己の確立に差し掛かる時期でもあります。
    自分自身ののアイデンティティを確立していく時期なのです。

    14歳前後の子供は、特に感情的には2歳児と似ていると言われることがあるようです。この時期の子供たちの心の中はまさに暴風雨が吹き荒れています。ですから、この年齢の子供のここは、とても危うくて、とても不安定で脆く傷つきやすくなっています。そういう状況下で、様々な刺激を受けると、不登校・引きこもり・非行などが起きやすくなります。

    外部的な刺激としては、ネットがらみのトラブルやいじめ、進路についての悩み、部活動についての悩み、家庭の悩みなどがあげられます。
    家庭の空気や親への接し方など、一番敏感に感じる時期でもあります。心が波立ち、悩みやトラブルが大きなものになる事があります。親がそのことを前提として知っておけば、子供とと一緒に不安定になってしまったり、おろおろして受け止められないということを防げるかもしれません。

    子供の不安定な気持ちをどんと受け止め、第一次反抗期と同じように「成長しているんだなあ」と子供の成長を客観的に見て、広い心で接するように心がけたいものです。

    子供 反抗期 第二次反抗期をどうやって乗り越えたらいいのか?

    子供 反抗期 手を焼きますね

    最近、子供と会話していますか?我が子との会話が続かなくて、すぐに子供が「別に」とか「うざい」と言って会話を拒絶してしまう、などという悩みをお持ちの方はいませんか。子供は何が気に入らないのでしょう? 反抗期の子供を持つ親で、こんな思いを抱える人が多いです。このような反抗期をどのように乗り越えたらいいのでしょうか?

    反抗期をどのように乗り越えるのか?

    第二次反抗期の時期は自分の存在について思いを巡らせたり、問題が起きた時には子供が自分で解決しようとしたりする、精神的自立に向かう大切な時期です。
    親は干渉しすぎないで、子供の気持ちを、親も理解しようとしていることが、子供に伝わるようにじっくり話を聴くことも大切です。

    子供が中学生になって、子供たちにお金がかかるようになって、親は忙しく働いています。しかし、この時期は成長の過程で大切な時期なので、子供が何か言ってきても、「忙しいからまたにして」などと言ってそれっきり話を聴かなかったり、何かをしながら片手間に話を聞くのではなく、座って親身に話す時間を作るように心がけましょう。忙しくて時間が取れなかったら、都合のいい日を約束して、その日には必ず話を聞いてあげるようにしましょう。

    頭ごなしに子供のやりたいことを否定しないようにしましょう!

    子供たちが何かしたい、と言ってきたら、口出し手出しをせずに見守ることができると良いですね。子供たちに色々な経験を積ませることは決してマイナスにはなりません。

    親が先回りしてアドバイスすると、子供の大切な経験を奪い、自分で考えて選んで行動するという自立心をも奪ってしまいかねません。
    心配で口を出したいときも、黙って見守ることを心がけたいものです。

    子供とくつろぐ時間を共有する。

    反抗期になった子供にも、親の言うことを素直に聞いたり、可愛いしぐさをしていた幼い頃があったのです。しかし、何を考えているかわからない思春期の第二次反抗期を迎えた時、お母さんも複雑な気持ちになったり、悲しい気持ちになったりすることがあるかもしれません。

    そんな時は、お母さんは自分の好きなことをする時間を作って、子供のことばかりかんがえないように努力しましょう。
    お母さんが楽しく笑っていられる時間があることが、子どもの心にはとても大切なのです。

    笑顔で過ごそう中学生活

    どのような性格の子供であっても、親が子供の話をきちんと聞く体制ができているかが一番大な、第二次反抗期を乗り越える対策です。 親にできることは、親の意見を押し付けるのでなく、じっくり子供の話に耳を傾け、子供の気持ちに寄り添うことです。

    「いつでも話を聞くよ」という気持ちを子供に伝え、話しやすい家庭環境を作ることが大切です。
    それには、夫婦の仲が良く、夫婦間の会話が多く、家庭内が笑いに満ちていること、他愛ない話でも楽しく出来る家庭であることです。
    そういう明るい家庭という基盤があって、初めて子供は安心して自分の事を考えたり、友達関係の悩みなどに集中して取り組むことが出来ます。

    親の威圧的な態度は禁物! 共に考える姿勢を

    子供の反抗期にあって、親は自分の態度を一貫させブレナイ気持ちで接することが大切です。
    心配なことがあっても、口出ししたくなることもがあっても、子供の方から話しかけてくるまで待ちましょう。そういう忍耐が必要です。しかし、子供を見張る態度ではなく、子供が何をして何を感じているのか、子供の気持ちを理解しようと耳を傾け、見守ることができると良いと思います。

    子供 反抗期 中間反抗期、反抗期の特徴、子供への接し方?反抗期をどのように乗り越えるか まとめ

    明るい中学生活が送れるように、親はエールを送ろう

    反抗期になっても、子供がその悩みなどを一人で抱え込まないようにしたいものです。友達や先生、或いは人生の先輩たち、そして両親に話すことが出来るような環境をつくってあげることが大切です。
    どうしても身内には話せない、ということであれば、各県にある親の会や、精神福祉センターなどへ相談することが出来ます。決して一人で抱え込まないように注意しましょう。

    子供の反抗期についてみてまいりました。誰もが通る成長過程であると言う事なので、それほど特別視することはありませんが、それでも子供の心はコロコロ変わります。つねに不安定な気持ちを抱えていると、勉強に身が入りませんし、楽しい中学生活が送れません。どこかで手を差し伸べることが出来ればいいと思います。悩みは一人で抱え込んでいても解決しませんし、悩みの度合いが進行してしまいます。誰かに話すことで心のイライラ感が薄れるかもしれません。子供の様子をつぶさに観察して、子供が出すSOSに気付いてあげたいものです。反抗期も過ぎてみれば麻疹のようなのかもしれません。望みを持って輝かしい未来への扉を開けてください。

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