2016/07/08
城ヶ崎 香乃
2015/10/27 更新
赤ちゃんの後追いはいつから始まるのでしょうか?お母さんが行くところについてきて見えなくなると泣き出してしまうケースはよくあります。この後追いはいつからいつまで続くのでしょう?いつからいつ頃まで?泣き出してしまう意味を理解すれば子育てがもっと楽しくなりますよ!
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お腹にいる時からママと一緒!後追いは赤ちゃんの成長の証☆
お腹にいる時はもちろんのこと、生まれてきた時も赤ちゃんはいつもママと一緒!お母さんは一緒にいて一番心強い存在!後追いは、赤ちゃんがママを他の誰より特別な人と認識する成長の証(あかし)でもあるのです。では後追いとはいつから始まるのでしょう?
生後2ヶ月ごろから、いつも目にするママの顔を記憶できるようになります。お腹が満たされる時や腕の中に包まれて安心する時、いつもあるのがママの顔です。この体験の繰り返しを通して、心地よい状態とママの顔が赤ちゃんの中で結びつきます。つまり、赤ちゃんにとってママの顔は、心地よい状態や安心感をもたらす象徴となります。このようにして、赤ちゃんはママに対して、愛着関係を築きます。ママが自分に安心感をもたらす存在だとわかるようになったからこそ、ママが自分のそばから離れると不安になります。赤ちゃんにとっては、ママがトイレに行く理由は理解できません。料理をしたり、玄関に誰かを出迎えにいったりするために自分から離れる、といった理由も理解できません。理由が分からない状態でママが離れてしまうのだから、不安になって当然で、これが後追いです。そう考えると、必死に泣きながら追いかけてくる理由に納得できるでしょう。ではいつからこの後追いが始まるのでしょう?
後追いはいつから?いつ頃まで続くの?
後追いはいつから始まっていつまで続くのでしょうか?赤ちゃんは、だいたい6ヶ月を過ぎる頃から、記憶能力が備わってきます。いつからの時期は人見知りが始まるのと同じ、生後7か月を過ぎた辺りからだんだん後追いが始まることが多く、後追いのピークは10~18か月頃で2歳ごろまでにはおさまっていきます。ただし、いつからいつまではあくまで目安としてとらえましょう☆
赤ちゃん後追いいつから
9か月に入り後追いが始まりました。私の姿が見えなくなると大泣きしたり、必死の形相で追いかけてきます。目標を見つけて進む姿は赤ちゃんながらすごいですね。
十人十色といいますが、赤ちゃんにだってシッカリ個性というものが備わっています。ママ友からいろいろな情報を集めるのも大事なことではありますが、決して他の子と比較して卑下しないでください☆いつからこうしなきゃ☆いつからこうなるべき☆と「いつから」にこだわり過ぎるとぎるとお母さんの不安が赤ちゃんにも伝わってしまいます!赤ちゃんが一番頼りにしているのはお母さんなのですから☆いつからからの脱出を☆
後追いが長いと「うちの子大丈夫かな?」と不安になってしまいますが、いつからいつまでと決めつけるのではなく、あくまでも個性だと取り温かく見守りましょう。2歳、3歳を過ぎても後追いをする子はします。むしろ、大きくなってからのほうが”赤ちゃん返り”なんていう言葉があるように、一度よくなった後追いがひどくなることもあるのですよ。一人ひとりの個性なので、いつからいつまでと杓子定規に決めつけず、周りの子供と比べてストレスを溜め込まないようにしましょう。
大きな原因が「生まれながらの性格」です。1歳児のような小さな子供でも、生まれながらに寂しがりや、泣き虫、感情豊かなどの性格があります。例えば、怒りや悲しみの感情に敏感な1歳児であれば、少しの事で不安になり後追いをしてしまいます。同様に頭で考えるよりも、行動をするタイプであれば、泣いて知らせる前に自分で追いかけているのかもしれませんね。一方で、のんびりとしている性格や感情を表すのが上手ではない1歳児は、お母さんの姿が見えなくなったことが分かり不安を感じても気持ちを表現できないこともあります。また、お母さんがいないのを不安を感じても、おもちゃやテレビがあれば大丈夫だという1歳児であれば、さほど後追いをしないでしょう。
後追いは環境によってもかわるの?
後追いはママだけじゃないの?ママ以外にかかわる人がそばにいると離れてしまうといった寂しさがまぎれるのでママだけを追う後追いが見られないケースもある!?
後追いの強弱、いつから始まっていつ頃なくなるか?などは生まれながらのその子の性格が大きく影響しますが、生活環境も1つの原因にあると考えられます。必ずしも愛情が不足しているとか、育て方に問題があるとかいうわけではありませんよ☆
後追いをされるのは大変ですが、逆に後追いをしない赤ちゃんだと不安を感じますよね。同じ月齢の子たちが後追いし始めているのに、自分の子だけ後追いをしないようだとどうしたんだろう?と思うものです。ただ、後追いをするかしないかは、赤ちゃんの個性が大きく影響するものです。一人遊びが好きな赤ちゃんは遊びに夢中になるとママが側にいないことに気づかないということもあります。また、兄弟や祖父母など、多くの家族と一緒に住んでいるケースでは、ママ以外の人との関わりも自然と増えるので、「ママは自分にとって特別な人」という意識が低くなり、ママだけを追いかける後追いが見られないこともあります。
後追いが強いときどうしたらいいの!?対処法ってあるの?
ずっと泣き続けて家事ができない!おちおちトイレにも入っていられない!こんなイライラいつからいつまで続くの!?と困っているママはいませんか?後追いがひどい場合には、対処法を見つけましょう。根気強く続けていることで、次第に後追いもよくなってきます。
どこまでもついてくる!扉を開けて中のものを全部出してしまう!などなど家事や育児に追われているとついイライラするものです。そんなとき逆の発想をしてみては?いつから始めるの?今でしょ☆
常に子供を抱っこして行動するわけにいきません。少し離れた場所に行く場合には、声を掛けてから離れます。「お洗濯してくるね」「お荷物とってくるね」など一言発して、声を聞かせてから離れることで、子供が安心出来ます。また、声をかけたからといって長時間離れてしまうと不安を与えてしまうので、後追いや泣き声が聞こえる前にできるだけ短時間で戻るようにしましょう。
6ヶ月を過ぎる頃から、子供にも記憶能力が備わっています。声をかければきちんと戻ってくる、何処にも行かないということをしっかりと記憶させてください。離れても戻ってくると教えることで、不安を和らげて後追いを減らすことができます。
家事や育児に一生懸命なのに後追いをされるのって、思っているように物事が進みませんね。そんなときには、思い切って子供と時間を共有しましょう。洗濯物やお掃除は”子供が寝ている間だけ”と決めて、必要最低限に留める勇気が大切です。後追いが酷いのは、子供が小さく可愛い頃のほんの一瞬のことですよ。ゆったりとした気持ちで、同じ目線に立ち愛情を与えることで、子供にもママにもメリットになるでしょう。大切なわが子の言うことを聞いて、後追いをさせる余地を与えない日を一週間に1日でもいいので作ってみるべきです。
どうしてもやることがあるというときには、思いっきり後追いをさせてみましょう。何処までついて来ても怒らないこと、台所や棚の中身を出されても気にしないでみてください。できる限り好きなように行動をさせて、甘えさせてあげるようにすることが大切です。どうしても危ないところは、子供の目が離れたときに立ち入り、後追いをされているときは安全なところを思うままに追いかけてもらいましょう。子供の頃にしっかりと愛を与えた子は、大きくなったときに愛情深い子供に育ちます。
赤ちゃんと2人だけで家の中に閉じこもっていると、赤ちゃんのママへの愛着がますます強くなり、後追いが激しくなってしまうケースもあります。ママの気分転換も兼ねて、公園や市、区の子育て支援センターなど、似た月齢の親子が集まる場所に出かけてみるのもおすすめです。お買いものにゆとりを持って出かけてみるなどいつからでもはじめられます。
だいたいですが1人遊びが出来るようになる頃に後追いしなくなるケースが多いようです。兄弟がいない場合などは1人の寂しさのあまり後追いが長引くこともあります。絵本やお絵かきなどその子が好んで集中できるもの探し☆を心掛けてみましょう。
ある時期から母親が見えなくなっても後追いをしなくなります。それは、そのような不安になったときに自分の身体の一部を触ったり、寝具などを触ったりして不安を解消さます。それを移行対象と言うそうです。その移行対象も言語の発達などで、消滅するそうです。移行対象の良い例として、スヌーピーに出てくるライナスがいつも毛布を持っているものです。後追いするのはいつまでも母親と一緒にいたいという母子一体感です。それが脱却できない場合は、保育園、小学校などに入ったときに、母親と離れるのをおそれて母子分離不安になり、不登校になる場合があります。
いつからか子供が一人で行動できるようになると、泣くだけではなくママやパパを追いかけ回すし、追いつけないと激しく泣いたりします。この後追いの度合いは個人差が大きいもので大人でも十人十色で性格が違うように赤ちゃんだって寂しがり屋もいれば、一人遊びが上手な子もいます。子育てはなかなか予定通りにはいかないものです。いつからいつまでにこうしなきゃと家事や育児に追われているとイライラするものです。今は子育てが仕事だと割り切って子供とべったりしてみては?気が楽になって子育てがもっと楽しくなりますよ!
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