2016/07/08
城ヶ崎 香乃
2015/10/20 更新
子供を保育園に預けたいけど、どこの保育園がいいか分からない・・・という方も多いのではないでしょうか?保育園の選び方の基準は?保育園の選び方で気を付けないといけないことは?など、様々な疑問があるでしょう。今回は、保育園の選び方についてご紹介します☆
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皆さんの中で、これからお子様を保育園に預けようと思っている方いると思います。
でも、いざ保育園を探そうとしても、選び方が分からないという方も多いのではないでしょうか?
皆さんの保育園の選び方の基準は何ですか?
今回は、失敗しない保育園の選び方についてご紹介します。
皆さんは、保育園と幼稚園って何が違うの?という疑問を持たれたことがありますよね。
保育園の選び方をご紹介する前に、保育園と幼稚園の違いについてご紹介します。
<保育対象(年齢)>
3歳になった春から小学校入学前まで(3年保育の場合)
<標準的な保育時間>
9時から14時くらいまで
※延長保育なしの場合
※一日の標準保育・教育時間 4時間(標準)
<保育料>
公立の場合/市町村が決定
私立の場合/設置者(園側)が決定
<給食>
任意
<先生の必要免許>
幼稚園教諭免許状
<所管>
文部科学省
<保育対象(年齢)>
保護者の事情により保育に欠ける0~1歳児から、小学校入学前まで
<標準的な保育時間>
7時半くらいから17時~18時くらいまで
※一日の標準保育・教育時間 11時間(原則)
<保育料>
認可保育園の場合/課税状況に応じて市町村長が決定
認可外保育園の場合/設置者(園側)が決定
<給食>
義務
<先生の必要免許>
保育士資格証明書
<所管>
厚生労働省
幼稚園と保育園の違いは、受け入れ年齢が違うのはもちろんですが、幼稚園は小学校に入る前の教育施設、保育園はママの変わりに子供を預かる保育福祉施設なのですね。
保育園と幼稚園、それぞれ利用する意味が違っています。
一般的に、保育園は、親が仕事や病気などの都合でお子さんを長時間預けなければならない、といった場合に利用されるところとなります。両親が仕事に就いていないと入園の許可がおりないところがほとんどです。
一方の幼稚園は、決められた年齢になれば入園できます。一番の違いは、「保護者の事情によって、保育に欠ける」状態であるかどうか。ご家庭の生活環境やお仕事の状態によって、幼稚園、保育園、どちらを選択するか考えることが第一ステップとなるでしょう。
保育園にお子様を預ける理由には、ママが仕事復帰するからなどの様々な理由があると思います。
では、保育園の選び方のポイントって知っていますか?
保育園の選び方では、子供本人よりも、子育てをしているパパやママの働き方が大きく影響を与えます。
というのは、保育園は働いているパパやママを前提に、子供がいても働く環境を持てるようサポートする施設だという特徴があるからです。
遅くまで預かってくれ、場所も駅からすぐといった好立地であったとしても、大切なお子様を安心して預けられる環境にあるか、チェックを怠ってはなりません。
国や自治体の定める基準を満たした施設であるかをチェックするのは当然として、自分たちが望むケアをしてくれるのか、子供にとって安全な環境下を確認しましょう。
何よりも情報収集が大事です。
認可保育園の場合、自分の管轄の役所に行って、保育園の情報を集めてきましょう。空いている間に行くと、ゆっくりと話が聞けて何でも教えてくれたりします。
情報収集が出来たら、必ず見学に行きましょう。
何カ所か候補の保育園をピックアップして、見学に行く保育園を決めておきます。
見学はとっても大事です。
入ってからこんなじゃなかった!ってなる前に必ず行くようにしましょう。
保育園の選び方には、実際保育園に行ってみないと分からないこともありますよね。後悔しない保育園の選び方をしないように、見学をしましょう☆
建物が出来たばかりでピカピカだからとか、見た目だけで判断してはいけません。
外側の施設は良くても、やはり見てくれるのは人間です。
建物が古くても、良い保育園は山ほどあります。
人間は外見が・・、と言いますが、保育園はやはり中身を重視しましょう。
子供の表情はウソをつけません。
つまらないと思えばつまらない顔をしています。楽しいと思えば、とびっきりの笑顔で遊んでいます。
キラキラとした表情で嬉しそうに遊んでいるかをチェックしてきましょう。
つまらなそうにしている子がいる保育園は、避けた方がいいでしょう。
保育士さんの表情もいきいきとしていますか?
子どもと笑顔で接していますか?大声で叱ってばかりいませんか?
保育士さんが輝いていれば、子供もいきいきしているはずです。
楽しそうに働いているか子供を真剣に見ているか、出来る限り近くで見て、表情をしっかりとチェックしましょう。
給食室で栄養士さんがいたら、おやつも手作りかとかなども聞いた方がいいですね。
赤ちゃんは寝るのが仕事です。十分に睡眠出来るスペースが確保されているかが大事です。
子供が十分に走り回れるような環境があるか?日当たりや風通しは十分に確保されているか?子供目線で同じ気持ちになって、しっかりと見てきましょう。
記憶に新しいのが、2011.3.11の東日本大震災です。
悲しいことに、保育園の判断で運命が分かれたところもありました。
もし震災や火災などが起きたときに、どのような事をするのかを確認してきましょう。
防災訓練や防火扉の安全度など、安心して子供を預けられる環境かどうかしっかりと聞いてチェックすることが大事です。
最後は保育士さんとの雑談です。結構ここが重要なポイントです。
園長じゃなかったら、園長はどんな方なの?かとか、どんな人が応募してくるの?とかざっくばらんに聞いてみましょう。
去年はどれぐらい職員や園児の入れ替わりがあったんですか?とか聞くと、職場の環境などもわかりますよ。
0歳児の看護師さんはどんな方でしょうか?とか、ベテランの保育士さんはどれぐらいいるのでしょうか?とかも要チェックです。
この会話の中で、オモテには出ていない情報がゲット出来たりしますので、見学だけで終わらず、色々とお話をしてきましょう。
保育園を見学するだけで、これだけの情報を見てくる必要があるのですね。
確かに、たくさんせっかく見学するならば、たくさんの情報を仕入れた方がいいですね。
以上、保育園の選び方についてご紹介しました。
子供を保育園に預けるからこそ、安心で安全な場所を選びたいですね。
そのためには、上記でお伝えしたように、パパやママの仕事の環境や場所を考えたり、見学をして保育園をしっかり見極めた上で、後悔しない保育園の選び方をしてくださいね。
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