2016/07/08
城ヶ崎 香乃
2015/10/20 更新
初めての赤ちゃんの場合、哺乳瓶が必要なのか?どんなものがあるのか?何をどれくらい買えばよいのか?悩みは尽きないと思います。赤ちゃんの大切な栄養源のミルクを飲む哺乳瓶ですから悩んで当たり前。赤ちゃんの哺乳瓶選びの参考になればうれしいです。
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初めての赤ちゃんの場合、どんな時に
哺乳瓶を使うのかわからないですよね。
完全母乳でやるからいらないと思う方も
いらっしゃるかもしれません。
意外と母乳は最初でないこともあります。
哺乳瓶の準備がしてあると安心ですね。
100%母乳育児でも、湯冷ましや果汁を飲ませる時にやっぱり哺乳びんは必要です。哺乳びんは、ボトルの材質、大きさ、形に加え、乳首の材質や穴の形状によってさまざま。持ちやすさや赤ちゃんの好みも分かれるので、出産準備では最小限をそろえ、出産後に必要分を買い足していくといいでしょう。
完全母乳育児でも、ママの体調、おっぱいのトラブルなどで
母乳をあげられないこともあります。
赤ちゃんは哺乳瓶でミルクだけではなく、麦茶などを
飲みます。
また、ママが母乳に疲れたときは哺乳瓶を使って
ミルクでもいいですね。
哺乳瓶は、母乳に代わる赤ちゃんの大事な栄養源です。哺乳瓶の選び方のポイントは、素材・容量・形・乳首。この4つのポイントにもいくつかの種類があるので、さまざまな特徴を知って参考にしてみましょう。
哺乳瓶の種類が色々あって、初めての時は
何を買ったらいいのか悩みますね。
赤ちゃんの大切な栄養源のミルクを飲むための
哺乳瓶ですから、赤ちゃんに合うものが見つかると
いいですね。
材質 ボトル:ポリプロピレン
乳首・中ぶた:シリコーンゴム
フード・キャップ・ニップルピン:ポリプロピレン
赤ちゃんの哺乳瓶の素材には、ガラスとプラスチックの2種類があります。
■ガラス
メリット:熱や消毒に強く、耐久性があるので壊れにくい。汚れが落ちやすい。
デメリット:プラスチックに比べて重い。傷は付きにくいが、落としたりすると割れる可能性がある。
■プラスチック
メリット:軽いため、持ち運びに便利。
デメリット:傷が付きやすく、汚れが残りやすい。
ガラスとプラスチックの哺乳瓶一長一短です。
自宅ではガラス、おでかけは軽いプラスチックと
分けるのも一つの方法です。
また、購入の際の耐熱性や、消毒方法の確認は
大切です。赤ちゃんは毎日哺乳瓶を何回も使います。
毎回使うたびに消毒が必要となるので、どのような消毒をしていくのか
を考えて哺乳瓶の購入をするといいかもしれないですね。
哺乳瓶の容量には、大中小があり、50ml~240mlの好きなサイズを選ぶことが出来ます。同じ小でもメーカーによって容量は異なりますので、確認してから購入して下さい。赤ちゃんが1日に飲むミルクの量によって、必要なサイズが異なります。ミルクだけを飲む赤ちゃんの場合、中や大などの大きめのサイズを選ぶと良いですが、母乳とミルクを合わせて飲む赤ちゃんの場合には、大ではなく小や中などの小さめのサイズでも足りそうです。産まれてすぐには小を購入し、飲む量が増えていったら中などの大きめのサイズに変えていくのもオススメです。
赤ちゃんがどれくらい飲むかによって、
哺乳瓶のサイズを変えていくのがいいですね。
ミルクはたくさん飲むようになっても、小さい哺乳瓶を
使わなくなっても、小さい哺乳瓶を麦茶や果汁を
飲むのに使うこともできます。
また、哺乳瓶を産院で帰りプレゼントとしてもらえることも
あるので、産院に聞いてみてもいいかもしれないですね。
哺乳瓶売り場で目立っている哺乳瓶ですね。
このオシャレで特徴的な形。
独特のカーブによって授乳時の姿勢を
母乳授乳と同じ姿勢になるようコントロール
しているそうです。
形がシンプルなので洗いやすいです。
また、広口タイプなので調乳もしやすい
ようです。
口径3センチ前後の細長いタイプが主流ですが、口径4.5センチ前後の広口タイプのものも、調乳・洗浄しやすく便利です。また、持ちやすいようビンにくびれがあったり、母乳を飲むときと同じ姿勢をキープできるよう独特の形にカーブしたデザインなど、メーカーによって特徴がありますので、好みによって選ぶとよいでしょう。
コロンとしたかわいい形の哺乳瓶です。
起きあがりこぶしのようになっているので、倒れにくく
ぶつかっても、乳首の部分が机などに触れにくくなって
います。注ぎ口が広いので洗いやすいです。
かわいいデザインなので赤ちゃんが生まれた時の
プレゼントにもいいですね。
哺乳瓶売り場に行くと様々な
形の哺乳瓶が並んでいます。
カラフルでかわいいもの、シンプルなものが
あり、迷ってしまいます。実際に手に取り
メーカーの特徴をよくみて、好みの哺乳瓶を
探しましょう。毎日使うものだから、お気に入りが
見つかるといいですね。
哺乳瓶につける乳首。
これも種類があって悩みます。
赤ちゃんに合うものが見つかると
いいですね。
乳首の選び方のポイント
乳首を選ぶときには、素材、穴の形、穴のサイズなどを考えて選んでください。また、各メーカーで特徴のある乳首も発売されています。
空気穴のあるものとないものがありますが、吸い穴と同じようにキャップの閉め具合でミルクの流量を調整することができます。
乳首のサイズは、哺乳時間が10から20分を目安に選んでください。
天然ゴムの特徴
・黄色く、弾力があるのでママの乳首に近い感触。
・傷はつきにくいですが、熱に弱い。
・ゴムのにおいを嫌う赤ちゃんもいる。
イソプレンゴムの特徴
・天然ゴムより透明な黄色
・弾力があり、天然ゴムより柔らかい。
・ママの乳首に近い感触がある。
・熱にはあまり強くない。
シリコンゴムの特徴
・無色透明。
・ゴムのにおいはしませんが、ゴムよりかたく
ツルツルしているので、滑るのを嫌がる
赤ちゃんもいます。
・熱には強いですが、傷がつきやすい。
丸穴
一般的な形で、S・M・Lなどの穴のサイズがあります。赤ちゃんの飲み方によってサイズをかえていきます。生まれたばかりのころはSサイズを使い成長とともにサイズをアップしていきます。
クロスカット
赤ちゃんが乳首をくわえ、吸う力に応じてミルクの出方をコントロールするので、赤ちゃんの成長に合わせて穴のサイズをかえていく必要はありません。
乳首の位置によって出方が変化したりすることがあり、むせたりすることがあります。
むせるたりする場合は生後2ヶ月以降からの使用をおすすめします。
スリーカット(Yカット)
吸う力によってミルクの量を調節できます。
生後2~3ヶ月経って自分でミルクの流量をコントロールできるようになった赤ちゃんにおすすめです。スリーカットは、角度による出方のムラが比較的少ないといわれます。
穴のサイズ形
乳首の穴のサイズは、SS・S・M・Lなどがあり、赤ちゃんの成長に合わせて変更する必要があります。
哺乳瓶と乳首はセットになって売っている
ものもあります。また、乳首だけでも売っているの
ですが、メーカーや同じメーカーでもシリーズが違ったり
すると、せっかく買っても使えないこともあるので
よく、説明をよんで購入することをお勧めします。
哺乳瓶を選ぶ際に一緒に考えたいのが
消毒方法です。
どのような消毒方法にするかによって
購入する哺乳瓶も変わってくることが
あるので気を付けたいですね。
また洗浄、消毒は赤ちゃんのために
哺乳瓶を使うたびに必ずしなければ
なりません。ママの負担にならない
方法が見つかるといいですね。
煮沸消毒は手間がかかります。
どちらかといえば、完全母乳の方に向いて
いるのかもしれないですね。
きれいななべに水を入れ沸騰させる。
沸騰したら、乳首・哺乳瓶を入れる。哺乳瓶の中は空気が入らないようにしましょう。
乳首は3分、哺乳瓶は10分後にとりだしましょう。
取り出すときは、もちろん哺乳瓶はさみ(ピップベビー 哺乳瓶ハサミNなど)または、きれいな菜ばし(これも煮沸消毒しておくといいですね)で取り出し、専用のフードケースに入れておきましょう。
専用の容器などが必要に
なります。
また、薬液につけておく時間がかかるので
急いでいるときには向かないかもしれないですね。
煮沸のように火を使わず
つけておくだけでいいので、便利ですね。
消毒専用のケースを準備します。専用の薬液またはタブレットを入れて水で薄めます。(会社により使用量が異なるので注意!)
1時間以上つければOKです。哺乳瓶の中は空気が入らないようにしましょう。
そのまま入れておき、哺乳瓶はさみ(ピップベビー 哺乳瓶ハサミNなど)でとり出して、すすがないで使います。
使うまでは、そのまま薬液につけておいて大丈夫です。
薬液は24時間たったら交換します。
電子レンジで簡単に消毒できて、
保管もできるのは、助かりますね。
専用の容器に哺乳瓶・水を入れて電子レンジでチン!(ものによって違うものの5分くらい)
電子レンジから取り出し、水を捨てそのままの容器で使うまで保管します。
熱いので取り出すときは注意しましょう!
初めて赤ちゃんが生まれるとき、
何を買うのか、必要なものはなんなのか
考えることはたくさんあります。
哺乳瓶一つとっても、種類が多く
何がいいのかわからなくなってしまいます。
また、買った哺乳瓶では赤ちゃんがなかなか
飲んでくれなかったりと、悩みは尽きないでしょう。
飲まないときは、乳首を変えてみると飲むこともあります。
周りの人に助けてもらいながら、ママが楽しく
ミルクをあげられるといいですね。
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