2016/07/08
城ヶ崎 香乃
2015/10/20 更新
子育て真っ最中のお母さん!あなたのお子さんは「児童書」って読んでますか?感受性・想像力豊かに育てたいなら「児童書」の読み聞かせがおすすめ!と言う事で、今回は何故児童書の読み聞かせがおすすめなのかの解説と、おすすめの児童書を年代別にご紹介したいと思います!
今子育て中のお母さんは注目!
あなたはお子さんに「児童書」の読み聞かせって
していますか??
「忙しくてそんなことする暇ないです!」
そんなお母さんは要チェックですよ!
「児童書」を子供に読み聞かせるとう行為は
実は子育ての中でとっても重要な事なんです!
今回は、そんな「児童書」のおすすめ紹介や
何故「児童書」の読み聞かせが良いのかをご紹介したいと
思います!
それではさっそく見て行きましょう♪
まずは、何故「児童書」を読み聞かせるのが重要なのか、
そしてそのメリットについてご紹介したいと思います★
実は、近年教育現場では「子供の凶暴化」が問題視されているってご存知ですか?
目をひくのが“教師への暴力”。先生に対して、敬意を払うことができないばかりか、暴力に発展しているケースがこんなにもあるという現状です。
さらに、児童や教師など人に対する暴力では、被害者が病院で治療を受けるケースが1,000件超もありました。小学生でも、相手に負わせるダメージをコントロールできずに、病院送りにしてしまうケースもあるのです。
子供が教師や児童を病院送りに・・・
自分の子供が加害者や被害者だったらと思うと
ゾッとしますね。
(1)コミュニケーションがうまくとれない
核家族化が進行して、そもそも家族と話す機会が減っています。加えて、ゲーム機器、スマホなどのデジタル機器の普及により、一人でゲームに没頭したり、SNS上でのやりとりをしたりと、対面でのコミュニケーションの場が少なくなっているのです。
最近では、子供の頃からスマホを使ったり
ゲームをするのは当たり前になっていますね。
(2)感情のコントロール方法がわからない
今の子どもたちは過保護に育っているといわれることがあります。兄弟も少なくなってきていますし、地域とのつながりも希薄化しています。そのため、親以外の他人から注意される、叱られるといった経験も乏しくなり、感情をコントロールしなければならない場面自体が少なくなっているのです。
この問題は、現在の教育現場や家庭でかなり問題視されています。
けれどこれは子供だけの問題なのでしょうか??
さて、上記では「子供の凶暴化」についてご紹介しましたが
「子供の凶暴化」と「児童書」がどう関係してくるのかを
見て行きたいと思います!
(1)言語能力、学習能力の発達に効果
1984年に出版された、『クシュラの奇跡-140冊の絵本との日々』という本があります。生まれながらに染色体異常という重度の障害があったクシュラ。1人では見ることも物を持つこともできないクシュラに、母親は生後4か月から絵本の読み聞かせを始めました。それからというもの、母親は、クシュラに毎日献身的に絵本の読み聞かせを続けました。時には1冊の本を何百回と読んであげました。それにより、クシュラは奇跡的な知能の発達、特に言語に関わる発達に成功しました。
言語能力、学習能力の発達は自分の思って居る事を
言葉で表現する事が可能になると言う事です。
(2)心の成長、情操教育に効果
絵本を読み聞かせ中のときは、聞いている子どもの脳の大脳辺縁系が活発に働きます。大脳辺縁系は、やる気を作りだしたり、喜怒哀楽の感情を生みだしたり、人の基本的行動を決める大切な部分でもあります。また、絵本の登場人物の心情に共感、同情したりすることで、相手の気持ちを理解する力もつき、情緒安定、犯罪予防に役立つ一面もあります。
子供の凶暴化は心の成長が十分でわないからと言う意見もあります。
児童書を通して子供の感情を豊かにしてあげましょう!
(3)考え方の視野が広がり、想像力も豊かになる
絵本を通して、さまざまな世界、人種、職業、考え方などを知り、心と視野の広い人間に育ちます。
また、読み聞かせ中は常にいろいろなことを想像しながら親の声に耳を傾けているので、想像力も豊かになっていきます。
視野が広がる・想像力が豊かになると言う事は
これからの展開を考える力が身に付くと言う事、
感情的にならずに自分をうまくコントローツで出来るはずです!
(4)親子のコミュニケーションに効果
読み聞かせの時間は、親と子が寄り添って集中して向き合う時間。子どもが大人になってからも、その大切な時間はいつまでも記憶に残っているものです。できればママだけでなく、ときにはパパも絵本の読み聞かせをぜひやっていただきたいですね。
上記の「子供の凶暴化の原因は??」の(1)で述べているように
今家庭の核家族が深刻です。
「児童書」の読み聞かせは子供との大事な時間、そして愛情表現でもあると
思ってみてはいかがでしょうか?
いかがでしたか?
子供の凶暴化、そして児童書の読み聞かせによる効果。
あなたはどう感じるでしょうか?
子供と親の大切な時間を「児童書」と言うアイテムで作ってみては
いかがでしょうか★
その時間が、後々あなたの子供に
素晴らしいものを齎してくれるかもしれません!
ここからは、子供への読み聞かせにおすすめする
児童書を年代別にご紹介したいと思います!
あなたの子供の年代にあった
とっておきの一冊を見つけてみましょう!
おすすめの児童書紹介★低学年編①
題名:友達ができちゃった!
友達について書かれた児童書です。
おすすめの児童書紹介★低学年編あらすじ
突然ひっこしをすることになったベニー。ベニーはともだちとわかれることが、かなしくてしかたありません。それは犬のレックスも同じみたい。でも、あることがきっかけで、ベニーに新しいともだちがどんどんできていきます。
おすすめの児童書紹介★低学年編②
題名:わすれんぼうにかんぱい!
家族をテーマとしたシリーズ物の第4弾です。
おすすめの児童書紹介★低学年編②あらすじ
お母さんが病気で長く入院することになって、まゆみは、おばさんの家でくらすことになりました。おみまいにも行けないさびしい思いのまゆみに、転校した先の新しい先生は、「わすれんぼうになろう」というのです。クラスの友だちのわすれんぼう、校長先生のわすれんぼう、みんなのわすれんぼうに出会って、まゆみもだんだんわすれんぼうになることができました。いつも子どもたちをあたたかい目線で描く宮川ひろの「かんぱい!」シリーズの第4弾。
おすすめの児童書紹介★低学年編③
題名:きょうりゅうが学校にやってきた
学校をテーマに描か有れたちょっとファンタジーな児童書です。
おすすめの児童書紹介★低学年編③あらすじ
月曜日、小さなきょうりゅうがスキップしながら、教室に入ってきました。机でいねむりをしたり…テスト用紙をパクパク食べたり…それを見たトムたちは大さわぎ! でも、だれも引きとってくれません。
おすすめの児童書紹介★中学年編①
題名:ともだちは海のにおい
友達をテーマにした児童書です!子供の想像力を刺激しましょう!
おすすめの児童書紹介★中学年編①あらすじ
お茶がすきないるかとビールがすきなくじらが友達になった。ふたりは散歩したり、読書したり、手紙を書いたり…。ユーモアに満ちた友情の日々を詩と掌編でつづるオムニバス。
おすすめの児童書紹介★中学年編②
題名:ノンちゃん雲に乗る
子供だけでなく、お母さんも好きになれるような素敵な一冊です。
おすすめの児童書紹介★中学年編②あらすじ
女の子のノンちゃんは神社の境内にある大きなモミジの木に登りますが……。
戦後出版されると同時に多くの読者に感銘を与えた名作。
今も変わらぬ新鮮さに溢れた日本童話の古典です。
おすすめの児童書紹介★中学年編③
題名:みさき食堂へようこそ
ほんわかとした世界観が魅力的な一冊になっています。
おすすめの児童書紹介★中学年編③あらすじ
心がやわらかくなる物語
みさき食堂は、ちょっとふしぎな食堂です。たべたいものがあるけど、わけがあってたべられない人が、ときどきやってくるのです。
あなたがたべたかったあの料理、つくります。
おすすめの児童書紹介★高学年編①
題名:ハッピーノート
高学年になり難しい年ごろになるお子さんに読んでほしい一冊です!
おすすめの児童書紹介★高学年編①あらすじ
聡子は六年生。好きな男の子霧島くんと仲良くなるために、塾の夏期講習のあいだ、お互いの苦手科目を克服する「ハッピーノート」をつくって一緒に勉強するのですが……。なかなか自分らしくいられない女の子が、わがままでも人の言いなりでもない自分のペースをつかんでいく、ひと夏の体験。読んだ後ちょっぴり前向きな気持ちになる一冊です。
おすすめの児童書紹介★高学年編②
題名:宇宙のみなしご
私も子供の頃に読みました!とても素敵な一冊ですよ。
おすすめの児童書紹介★高学年編②あらすじ
あなたと手をつなぐ人がきっと、いる。
真夜中の屋根のぼりは、陽子・リン姉弟のとっておきの秘密の遊びだった。やがて、思いがけない仲間がくわわって……。わたしだって知っていた。いちばんしんどいときはだれでもひとりだと知っていた。だれにもなんとかしてもらえないことが多すぎることを知っていた。だからこそ幼い知恵をふりしぼり、めちゃくちゃでもやりたいようにやってきた。小人たちの足音に耳をすまして、自分もいっしょに走ろうと、走りつづけようと、やってきた。
おすすめの児童書紹介★高学年編③
題名:だいじょうぶ3組
乙武洋匡の体験を元に作られた一冊です。
おすすめの児童書紹介★高学年編③あらすじ
580万部の大ベストセラー『五体不満足』の乙武洋匡
小学校教員の体験から生まれた初めての小説!
5年3組の担任としてやってきたのは、手と足がない先生、赤尾慎之介。個性豊かな28人の子どもたちといっしょに、泣いたり、笑ったりの1年間が始まる――。
さて、今回は子供になぜ読み聞かせをしてあげるのか、
そして読み聞かせにおすすめする「児童書」のご紹介を
しましたが、いかがでしたか?
これを機に、児童書を通してお子さんとコミュニケーションをとってみましょう!
それでは、ここまで読んで頂きありがとうございます♪
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