2016/07/08
城ヶ崎 香乃
2015/10/15 更新
皆さんは反抗期はありましたか?大体の人は小学生で反抗期を迎えますが、迎えない人もいるようです。しかし多くの人は小学生で反抗期を迎えるため、両親にとっては付き合い方は気にしたいところ。今回はそんな反抗期を迎える小学生の付き合い方ややってはいけないことをまとます。
多くの人が経験する反抗期。
しかしなぜ反抗期が起こるのでしょうか。
小学生の子供の中にそれまでなかった自我が生じてくるからだ、と考える。
自我が生じるまでの乳幼児は、常に周囲と一体化した感覚でいる。それが、自我が目覚めてくることで、自分と他人が違うことがわかってくる。自分が他人よりも、大切だとわかってくる。
そこで、自分の欲求や願望を主張するようになる。
まだ周囲とのバランスを取ったり、自分をコントロールしたりすることが出来ないから、しばしば周囲とぶつかり合う。抵抗にあったり、怒られたり、拒否されたり、攻撃されたりする。その周囲の反発が自分の欲求を阻害するものとして感じられるために、怒ったり泣いたりする。「わがまま」を言って、親を困らせたりする。怒られると、逆にキレて泣いたりわめいたりする。
周囲とのバランスがとれ、自分をコントロールできるようになるまで、このような周囲との軋轢が続く。
これが世間一般に多い、小学生の子供の反抗期に関する定義、観念である。
どうやら今までになかった自我が芽生えたことにより、反抗期は起こるようですね。
簡単に言うとちょっと強めのわがままのようです。
とくに小学生の時期はとくに反抗期が芽生えるようで、要注意が必要です。
小学生の時期は一番反抗期になりやすい時期と言われています。
なぜ小学生は反抗期になりやすいのでしょうか?
児童心理学者の平井信義氏は、著書『お母さんの子育て相談室』の中で、小学校2〜3年生の頃に“中間反抗期”に入るとしています。この“中間反抗期”とは、平井氏が名付けたもので、2歳の第1次反抗期(イヤイヤ期)と、思春期の第2次反抗期との間にある、主に“口答えを中心とした反抗期”のこと。
それまで、親の言うことを素直に聞いていた小学生でも、突然反抗的な態度を取ったり、親の言うことに食ってかかったりするので、びっくりしてしまいますが、これは、“子どもの自発性が発達している証拠”でもあるのです。
どうやら赤ちゃんの時に始まる反抗期とはまた別の反抗期のようです。
自主性の育っている証拠でもある反抗期。
一体どのように接したら良いのでしょうか?
反抗期だからといって叱ってはいけない?
反抗期の小学生にやってはいけない事まとめ
「ご飯がまずい」とか「ママなんか××!」等と小学生の子どもが言ってきた時、こんな売り言葉につい買い言葉で、「それなら食べるな!」とか「あんたこそ××だ」等と言ってしまうこともありますよね。
ついやってしまいがちですが、これを避けるようにしましょう。
その自立心を軽んじて、なにもかも手を出そうとするのはNG。絶対に子どもに任せられないことを除いては、ある程度、自分の力でやらせることが大切です。
言うことを聞かせるために「~すれば、ゲームソフトを買ってあげる」というような交換条件を出すのもよくありません。見返りなしには言うことを聞かない子どもになってしまいます。
過干渉は自立の妨げになります。できるだけ意思を尊重し、小学生自身のできることを増やしてあげましょう。また、悪いことを叱るのは良いですが、子どもが自分で何かに取り組んだ際の失敗を指摘するのはやめましょう。
態度が反抗的という理由だけで一切話を聞かずにさえぎる、怒鳴りつけて黙らせる…といった対応は絶対に避けてください。よく聞けば子どもの言い分にも筋が通っている、ということもあるでしょう。
基本的に起こる事は御法度のようです。
小学生は多感な時期なので慎重に対応しましょう。
反抗期を迎えた小学生の対応をまとめました。
第二次反抗期と違って、比較的、中間反抗期は口答えしたりして、
反抗こそするものも、まだまだ甘えん坊でお話もたくさんしてくれるように思います。
小学生になった子どもは一生懸命に話してきますよね。今忙しいからと、小学生になった子どもの話を流してはいけません!
お母さんって、洗濯、洗い物、ご飯の準備、買い物、仕事…本当に大変ですよね。私も分かります!
でも、忙しい時こそ、何が一番大事なのか、考えるチャンスかもしれませんね。
たまには小学生になった子どもと2人だけで出かけてみましょう。
2人だけで車に乗ってドライブに行ったり、スポーツをしたり、2人だけで外食することで、いろいろと話すことができます。
その時に最近どんなことを感じているのか、考えているのか、自分はどのように思っているのか等を話し合い、コミュニケーションを深めてみましょう。
子どもが話したいと思って話しかけている時は、一旦手を止めて、少し聞いてあげてください。家事も大事ですし、仕事だって大事ですが、一番大事なのは…もちろん子どもですよね。
小学生になった子どもが一生懸命話していると時に、洗い物をしながら適当に返事していませんか?
子どもが話している時に洗い物などをしながらお話するのはいいと思います。
ですが、きちんと聞いているか、いないか、子どもにだって分かります。
小学生になった子どもが口答えしてきたり、乱暴な言葉を言っても、オロオロするような態度は取らないようにしましょう。
そのような時も毅然とした態度を取ることが大切。
しっかりと反抗期の小学生と向き合い、コミュニケーションをとる事が大事のようです!
小学生の反抗期はなかなかとっつきにくい問題ですね。
しかし反抗期は子供だけの問題ではなく、家族の問題です。
小学生は多感な時期なので、慎重に対応しましょう。
いい小学生時代を歩んだ子は反抗期を経験した事からきっと親孝行をするはずです。
粘り強く小学生時代を乗り越えましょう。
以上、小学生の反抗期についてまとめました!
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