2016/07/08
城ヶ崎 香乃
2015/10/03 更新
子供を車に乗せるときに必須となっているチャイルドシート。年齢別に使用するチャイルドシートが違いますが、たくさんの種類があり迷いますね。どのチャイルドシートがお薦めなのか年齢別に調べてみました。是非お子様の年齢に応じたチャイルドシートを選んでくださいね。
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チャイルドシートは、今や車を乗るときに義務付けられているのは皆さんご存知ですね。
でも、いざ購入しようとした際に、チャイルドシートの種類や数が多すぎて、どれを選んだらいいか分からない、ということありませんか?
今回は、お勧めのチャイルドシートを年齢別に調べてみました。
世間ではチャイルドシートと言われていますが、本当の意味はご存知ですか?
次に、チャイルドシートがなぜ必要なのか、を調べてみました。
車は私たちの生活を豊かにしてくれる大切なパートナーです。
でも、危険はいつ、何処に潜んでいるかわかりません。
実は今、自動車乗車中の幼児の交通事故による死傷者数が急増中で、チャイルドシート非装着時の致死率は、装着時の4.2倍にもなることがわかっています。
万が一のときに、大切なお子さまの命を守るため車両に確実に取り付けられる安全なチャイルドシートが必要なのです。
<抱っこしていれば大丈夫と思っていませんか?>
事故の衝撃は想像以上に強いのです。
例えば時速40kmで走る車が衝突する瞬間、10kgの子供の体重は、減速度によって約30倍の300kgにもなるのです。
抱っこしているお父さん、お母さんの力ではお子さまを支えきれません。
<チャイルドシートは子供のために作られた命綱>
大人向けに開発された車の安全装備だけでは、幼いお子さまを充分に守ることはできません。それどころか、体の未発達な子供に、サイズの合わない大人用の安全装備を使うことは、大怪我の原因になることさえあるのです。
(車両のシートベルトは身長140cm以上の人を対象に作られています。)
着用が義務付けられているチャイルドシートですが、チャイルドシートをつけなくていいい時もあります。
次の場合は道路交通法の使用義務が免除される(道路交通法施行令26条の3の2第3項)。
・乗車人数より座席の数が少なく、チャイルドシートを固定できない場合。
・負傷、障害、著しい肥満など、身体の状態により適切に使用できない場合。
・授乳などチャイルドシートを使用できない日常生活上の世話を行う場合。
・タクシーなどの旅客運送、幼児送迎用バスなど。
・ケガや病気などで、緊急に搬送する必要がある場合。
チャイルドシートの使用の義務づけは、年齢が6歳未満の幼児を対象にしています。安全のため発育に応じたチャイルドシートを正しく使用しましょう。また車両の大人用のシートベルトは身長約140cm以上の体型に対して有効な働きをするため、年齢が6歳を超えても、まだ身体の小さな子供にはチャイルドシートやジュニアシートを使うようにしましょう。シートベルトをせずにそのまま着座するのはもちろん、大人用のシートベルトを身体の小さな子供に使うことは、ベルトが首にかかるなど、とても危険な状態になるので絶対にやめましょう。
チャイルドシートの購入でお悩みの方に、選び方のポイントをまとめてみました。
・体格に合わせて適切な種類を選択する。
・自動車のシートの形状に合うものを選択する。メーカーから適合表が用意されている。取り付けが容易であることが望ましい。
・価格と安全性能は比例しない。価格が安くても運輸大臣(国土交通大臣)による技術基準を満たしていれば、一定の安全性は確保されている。
・自治体や各種団体による補助金、無料貸出、リサイクルなどの制度が設けられている。
チャイルドシート専用の保険がある。
・着衣型は日本独自のもので、安価でありその手軽さが長所としてあげられるが、ハーネスが股間や首を圧迫する可能性があるとの研究もある。
チャイルドシートには、年齢に応じた3つの種類があるのはご存知ですか?
お子様の年齢にあったチャイルドシートを見分ける必要がありますね。
〇対象年齢:新生児~1歳頃
乳児用ベビーシート(寝た姿勢で乗せられるベッドタイプ)
〇対象年齢:9ヶ月~4歳頃
幼児用チャイルドシート(前向きに座らせて、ハーネスでホールドするイスタイプ)
〇対象年齢:3歳~11歳頃
学童用ジュニアシート(車の座席に置いて、シートベルトでホールドするイスタイプ)
年齢が0歳~1歳くらいの赤ちゃんは、乳児用のチャイルドシートを利用します。
赤ちゃんが乳児のうちは、チャイルドシートを後ろ向きにすることが多いです。
〇赤ちゃんとママが向き合える"一歩進んだベッド型
使用年齢:新生児から4才頃まで
ネルームはいつも目の前にママがいる安心を約束しながら、もしものときの安全もしっかり守る。
赤ちゃんとママにとって理想的な愛のカタチを実現しました。
3段階のリクライニングと8段階のヘッドレストにより成長に合わせて48シーンコントロールが可能に。
さらに、どのリクライニングポジションでも回転操作ができる360°ターンにより操作ストレスをかぎりなくゼロへ。
日々の成長にフィットする、理想のチャイルドシートが誕生しました。
〇1台で長く使えるから、買い替え不要。
使用年齢:新生児から7才頃まで
『着用義務期間』をしっかりカバー。「期間まるごと、機能まるごと全てがつまった新安全基準対応ロングユースシート」
1台で、新生児から体重25㎏以下まで使用できるチャイルドシートです。ヘッドレストが細かく調整できるので、ベビーからジュニアまで、成長に応じてピッタリとフィット。しかも、軽量設計で機能も充実しています。
〇小さなボディに、大きな安心感を。
使用年齢:新生児から4歳くらいまで
赤ちゃんに安心の機能をしっかり装備していながら、超軽量でコンパクトなチャイルドシート。取り付けが簡単で、あらゆる車にフィットします。高い通気性など快適性もとことん追求しました。
赤ちゃんがゴキゲンでいられる姿勢を選べる回転式「イス型」チャイルドシート。
使用年齢:新生児~4歳頃まで
●足があがりすぎない自然な姿勢を保つゆったりシートと前向き、後ろ向きどちらでも状況に合わせて調節できる7段階リクライニングを搭載。
●取り付け方法はISO-FIX[アイソフィックス]とシートベルトの2通りに対応してさまざまな車への乗せかえに便利。
理想的な姿勢で守る、回転式「ベッド型」フラディアラクート!
使用年齢:新生児から4歳頃まで
●理想的な姿勢で守る、回転式「ベッド型」チャイルドシートの2015年モデル。
●「ファミリー」は、熱がこもりやすい座部に、通気性がよく洗濯機で洗えるヒップインナーシートを搭載。
●乗り心地のよさはもちろん、カラフルなデザインで選ぶのも楽しい、スタンダードタイプ。
〇眠ってもしっかり支える! 首と頭を包み込んでサポートする、 1歳頃からのチャイルド&ジュニアシート。
使用年齢:1歳から11歳頃まで
●ヘッドサポートと3Dサポートクッションが側面からお子様の身体をしっかり支えます。
●熱がこもりにくい通気性シート!
●年齢を気にすることなく使える3ステップのロングユース設計になっています。
●軽量でコンパクトなので車内もスッキリ!持ち運びもラクラクです!
〇1歳頃からのチャイルド&ジュニアシート。眠ってもしっかり支える! 首と頭を包み込んでサポート!
使用年齢:1歳~11歳頃まで
●首と頭を包み込んでサポートする、1歳頃からのチャイルド&ジュニアシート
「エアグルーヴ」に3つの快適がプラス。
●ヘッドサポートのクッション性アップ!
●3Dサポートクッションのクッション性アップ!
●座面にランバーサポートをプラス!
●お子さまの乗り心地がさらによくなりました!
●熱がこもりにくい通気性シート!
●年齢を気にすることなく使える3ステップのロングユース!
●使いやすくて軽量コンパクト!重さ5.7kg!
●ドリンクホルダー付きでドライブに最適!
以上、チャイルドシートを年齢別に見てきました。
運転する親が、「自分は安全運転だから大丈夫!」と思っていても、万が一ということがありますよね。
その安全を守るためにチャイルドシートは必要なのです。
可愛い我が子を守るためにも、年齢にあったチャイルドシートを選んでくださいね。
最後に、お子様の年齢にあったチャイルドシートを利用いただき、快適な車の生活を送っていただけますように。
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