2016/07/08
城ヶ崎 香乃
小学生になってもおねしょが治らず夜おむつをしているお子さんがいるとママも大変。おむつも嫌がるし、「小学生になっても・・・・」なんて怒りたくなってしまいます。小学生でおねしょが治らずおむつをしている子は親のしつけが悪いのでしょうか?、
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小学生でまだ夜おむつ?なんて言われて傷ついているのは当の本人です。
小学生になってもおねしょをする我が子。小さい頃と違って、量も増えるし、パンツ型おむつも嫌がるし、対策に困るママも少なくありません。ストレスが原因になるとも聞くので、どのように対策したらいいか困って病院に行くと、「夜尿症」と診断されることも…。
周りの子はみんなおねしょしていないのになぜうちの子だけ?お母さんは心配して、寝る前に水を飲ませないようにしたり果物を食べさせないようにしたり...。色々と工夫はするものの全く変化がない(どうしたらいいものか?)
それでも改善しない場合、病院で受診すべきなのでしょうか?
病院に行くのも大切ですがまず、おねしょの原因を探ってみることが大事です。
小学生になったのになぜおねしょするの?なぜ夜のおむつがとれないの?と嘆きたくなる気持ちはわかりますが、まずおねしょの原因を突き止めることが大切です。
また失敗したの?もう小学生になるのに・・・なんて言わないで!
6,7才でおねしょするからといって、すぐに病気だということにはなりません。赤ちゃんの頃をよく思い出してみてください。言葉が出るまでには時間がかかったけれど、ご飯はよく食べた、走るのは早かったなど、全てにおいて遅れていたということはなかったのではないでしょうか?
排泄機能が完全に発達していないことは多いに考えられるので、自然と治るまで様子を見るという手もあります。
もし、心配で相談だけでもしたいという時は、気軽に小児科にかかってみましょう。
お医者さんから、小児科病院の泌尿器科を紹介してもらえれば、調べてもらおうという気もちになれます。
診てもらって何もなければホッと一安心ですからね
もし小学生で夜間おむつをつけないと毎晩頻繁にもらしてしまう、ということがあれば一度小児科で相談してみたほうがいいかもしれません。
夜尿症の主な原因として、以下が考えられています。
【夜尿症の原因】
・)利尿を抑えるホルモンの分泌不足
・)夜間の膀胱の容量が小さい
・)睡眠障害
・)ストレス
・)膀胱や腎臓の機能的な異常
小学生になっても夜間のおむつがとれず、おねしょが頻繁なら一度小児科で相談してみましょう。
夜尿症かもしれません。
もし、「おねしょをしてはいけないのにしてしまう」と、子供が自信を喪失している場合は、早めに病院に行きましょう。
薬剤などによって夜尿症を改善する治療が受けられます。
2人子供がいますが、上の子のおねしょで悩んでいました。日中は当然おむつは外れていましたが、夜になると必ずと言ってもよいほどで、本人は嫌がりましたがおむつを着用させていました。悪影響かとも思いましたが、毎日の洗濯が大変でやむを得ず…。下の子が先におねしょをしなくなったこともあり、上の子の自尊心はどんどん低下。かかりつけ医に相談し、夜尿症を知りました。症状から見て、おそらく夜尿症ということで、薬を着用したらすぐに治りました。もっと早くいけばよかったです。小学生になってもおねしょに悩んでいるという人には、まず受診してみるように勧めています。
小学生でおむつが取れないからと言って親がわるいわけではありません。
おむつばなれの早い遅いはしつけだけが原因ではありません。
おむつばなれの時期が遅くなった背景には、無理に急がせず自然な成長にまかせるという考え方が普及したこともあるのです。
子どものトイレの自立には、体と脳の発達が欠かせません。膀胱がおしっこをある程度ためておけるよう大きくなり、排泄をコントロールできるよう大脳の働きが発達して、初めて自分でトイレができるようになるのです。
したがって、早いうちからトイレトレーニングを始めたからといって、必ずしもトイレの自立が早くなるわけではありません。また、おむつばなれが遅いのも、親のしつけが悪いとは限らないのです。
夜間おむつがとれないからといって、親のしつけが悪いということではありません。膀胱や脳の働きとも密接に関係があります。小学生でおむつばなれが遅くても、しつけとは関係ないこともあります。
小学生で夜間おむつをしてることにママが神経質になってしまうこともあります。ママはどのような態度をとればいいのでしょうか?
うちは息子と娘がいますが、どちらもおねしょを小学校3年生まで年に1回くらいしていました。おむつは二人とも3歳でとれましたが、夜のおむつは息子が5歳、娘は3歳でとれました。でも、どちらも七夕のように年に1回だけおねしょをするので、「まあ、こんなものかなぁ?」と気楽に考えていました。
申し訳なさそうにおねしょの申告をしてくる子供達には、「お母さんなんてもっと大きくなるまでしてたよ!気にしない気にしない!」と言って傷つかないように注意を払いました。たまのおねしょは、おねしょのうちにカウントしない方が、母子ともに精神的にも良い気がしますし、うちはそうしていつの間にか治りました
兄弟や他の子と比べない】
おねしょをしてしまう子も、他の面では人と同じようだったり優れていたりします。
全てにおいて人より遅れている子供はいません。
他者との比較は無意味と知り、「以前よりはおねしょの回数が減っている」等、子供自身の成長を見てあげましょう。
小学生まで続くおねしょの原因のひとつに夜寝る前の水分取りすぎがあげられます。もしそうなら、夜寝る前の水分をへらしてみましょう。
うちの子供はおねしょが小学生まで続いていて、少し心配していました。ただ私も昔そうだったので、あれは生理現象でどうしようもできないことを知っています。だから私はおねしょしてもそんなに強く怒ったりはしませんでした。
代わりに寝る前に飲み物を飲まさないようにしたり、早寝早起きをさせたのです。そしたらおねしょは自然と止まりました。小学校低学年の内におねしょは止まったので、このような方法を試して見るといいかもしれません。
小学生まで続くおねしょは確かに心配ですが、良いと思った対策が逆効果になることもあるので注意しましょう。
おむつに抵抗がある小学生はおねしょ用パンツもあります。
大きい子用のおねしょパンツ、布製品です。
前あきに見えるのは、ステッチで縫い目をつけた飾りです。
見た目が普通のパンツのようでかっこいいので、デザインを気にするようになった小学生には嬉しいですよね
子どもの発達のスピードは1人1人違います。おむつばなれの時期も子供によって違って当たり前。特に、幼児期は個人差が大きいものなのです。
トイレトレーニングはお子さんの成長のペースを見ながら始めましょう。
おむつばなれは子どもの体と脳の発達が大前提です。
また、トイレトレーニングは生活習慣づけの1つ。子どもの健やかな発達のためにも、規則正しく健康的な生活が基本になります。
お父さん・お母さんが子どもの発達について正しい知識を身につけ、気持ちに余裕を持って取り組むことが大切です。そして、心配なときは小児科や保健所に相談を。
お子さんの成長を見守りながら、親子であせらずトイレトレーニングに取り組みましょう。
小学生のおねしょは、本人にとっても家族にとってもプレッシャーがかかる出来事ですよね。
小学生になると、他の子の様子がよく分かりますから、本人も早く治したい気もちでいっぱいです。
でも正直なところ「焦れば焦るほど」結果は逆のことが起こりやすいので焦らず治すのが一番です。
朝ぐっすり寝て快適にめざめることは大事。元気に明るい小学生でいることが一番。
あとは家族が温かく見守り「必ず治るよ」と声をかけ、安心させてあげましょう!
家族やお医者さんのサポートが、本人にとって、とても心強い「おねしょ克服法」になることでしょう ^^
一番つらいのは小学生の本人です。夜のおむつやおねしょの失敗を温かく見守ってあげることが大事です。必ず治る、そう信じておむつがはずれるのを待ちましょう。
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