2016/07/08
城ヶ崎 香乃
2015/09/30 更新
現代には数々の保育園や、幼稚園がありますが、なぜ2つも園が存在するのでしょうか?保育園は生活が厳しい子、幼稚園は家庭が裕福な子のイメージが染みついていますが、実際、保育園と幼稚園の違いとは何なのでしょうか?これからどちらかに預けようと思うママ必見です。
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保育園にはいるにはどんな手続きがあるのでしょうか?
保育園に申し込みたい場合,その手続きはお住まいの市区町村役場で行います.
(公立保育園はもちろん私立保育園の場合も手続先は役所です)
電話や郵送での申し込みは基本的に受け付けていないので,一度は必ず役所に足を運ぶ必要があります.
手続きに必要なもの。
・入園申込書(役所に備え付け.当日記入)
•保護者の状況を証明する書類(保護者全員分)
・就労の場合:勤務証明書
・病気・障害等の場合:診断書,障害者手帳等
・出産の場合:母子手帳等
・介護の場合:診断書等
・通学の場合:在学証明書,時間割
•所得を証明する書類(保護者全員分)
・前年分源泉徴収票または前年分確定申告書(控)
•印鑑(入園申込書に押印します)
保育園入園の傾向として,4月の申し込みが最も希望が通りやすく,年度後半になるにしたがって入りにくくなります.一度入園できたら基本的には卒園まで通うことになるので,年度後半に入りにくくなるのは当然といえば当然です.特に0歳児は4月申し込みだと持ち上がりの児童もいないので最も入りやすくなります.
年齢が上がるにしたがって入りやすくなる傾向もあります.保育園は年齢によって配置すべき保育士の数が決まっています(0歳児の場合は3人につき保育士1人,1,2歳児だと6人につき保育士1人など).よって低年齢になればなるほど保育士の人数も必要になってくるので受け入れ児童数も少なくなります.また3歳以降の場合は幼稚園という選択肢もあるので保育園には空きが出やすくなります.
保育園は条件があります。
•保護者の居宅外就労
•保護者の居宅内労働(自営・内職など)
•産前産後(※)
•保護者の傷病または心身障害
•同居親族の介護
•災害の復旧
保育園は保育できない状態の家庭の子がいくところのようですね。
では幼稚園は?幼稚園にはいるにはどんな手続きがあるのでしょうか?
最近は就園年齢が早まり3歳から幼稚園に通う子供も増えていますが、公立幼稚園の対象はおおむね4歳児と5歳児です。園児募集は入園前年の秋に行われており、親子の面接などがあるのが普通です。
有名私立幼稚園や大学などの付属幼稚園は子供に入園の試験を課するところが多く、募集倍率も高いので、それなりの対策と準備が必要です。
子供を私立幼稚園へ通園させている保護者に対して、通園費用の一部を援助する補助金制度を設けている自治体も多いです。
標準的な収入の世帯を対象にしているので、大概の場合、給付が受けられます。
見学会や説明会、体験保育などに参加して、入園申込をする幼稚園を決めましょう。
入園希望者を対象にした説明や見学の機会は、幼稚園によって様々です。日時を決めて見学会、説明会、体験保育を行っている幼稚園もあれば、電話などで予約すると、随時見学可能な幼稚園もあります。また、運動会やバザーなど幼稚園の年間行事を、入園希望者も見学できるという幼稚園もあります。見学会などに参加すると、園児の様子、先生と園児のやりとりの様子、園全体の雰囲気など、パンフレットや情報誌だけではわからないことなども自分の目で確かめることができます。
申込に必要な書類を入手 します。
各幼稚園や市区町村の窓口などで配布されます。また、インターネットでダウンロードできる場合もあるようです。
募集要項や申込時に提出する書類などは、各幼稚園で配付されます。公立幼稚園の場合は、市区町村の窓口で配布される場合もあるようです。配布の時期や方法は幼稚園、自治体によって様々です。
入園できることが決まれば、各幼稚園の決まりにしたがって、入園の手続を行います。
入園手続の方法や必要な書類などは幼稚園によって異なります。幼稚園が指定する期日に、指定する書類、所定の費用などを納入して、手続が完了します。
幼稚園は保育園と違って学校に行かせる前の訓練施設のような場所ということですね。
保育園と幼稚園って何が具体的に違うの?
幼稚園と保育園では、設立の目的が異なっており、利用方法も異なります。
幼稚園の根拠法令は学校教育法であり、「幼児の心身の発達を助長すること」を目的としています。これに対し、保育園(所)の根拠法令は児童福祉法であり、「日々保護者の委託を受けて、保育に欠けるその乳児又は幼児を保育すること」を目的としています。
保育園は基本的に共働き家庭だったり、親が日中面倒が見られないという子どもが行くところ、という一般的なイメージでしょうか。教育施設というより預かってくれるところ。制服もありません。
幼稚園は英語の時間があったり、お歌の時間があったりしますよ。大きく違うのは園で過ごす時間が保育園なら朝から夜までですが、幼稚園だと9時から2時です。制服も高額ですが購入します。バスもあります。
保育園と幼稚園、どちらが安い?
認可保育園の多くは公立で、実際に保育行政を行っているのは各市区町村で、所得・年齢に応じて保育料が定められていることが多いです。保育料の目安は、たとえば世帯年収が約700万円で子どもが1人いる家庭の場合、認可保育園なら月額約2万~5万円ぐらい。
0歳児の場合ですと、粉ミルク代、紙オムツ代がかかります。
それから、保育園に置いておく着替え、靴や、毎月の絵本代、写真代、保育園の場所によっては、園までの交通費などこまこまとした費用がかかりますす。
ですが、年齢が上がるにつれて保育費も安くなります。
公立幼稚園は、保育料は安いですが、幼稚園バスがなかったり、毎日お弁当がいるところもあるので、費用(料金)だけを見ているだけでは、あとで後悔することにもなりまねません。
各市町村には、就園奨励の補助制度があります。入園後、6~7月ごろ申請手続をしますと、世帯の市町村税に応じて、補助金が交付されます。
※補助制度や減免制度はお住まいの自治体の窓口にお問い合わせください。
※保育料関係の詳細につきましては各幼稚園のほうへ電話などでお問い合わせください。
※兄弟で在園の場合、保護者の負担軽減の為、兄(姉)の保育料の減免をしている保育園もあります。
保育園にいく子は貧乏?幼稚園はお金持ち?
いかがでしたか?いまだに保育園は貧乏、汚い、教育しないという固定観念があるようですが、そんなことはありません。むしろ今の時代、専業主婦の方が少ないです。バリバリ働くママ素敵です。自信を持ってください。幼稚園は教育もしてくれるしいいところですが上品に育つかどうかなんて家庭しだいです。幼稚園に行ってるからといってえらいわけではありません。
以上、保育園と幼稚園の違いをご紹介致しました。ぜひご参考にしていただければ幸いです。ありがとうございました。
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