2016/07/08
城ヶ崎 香乃
2015/09/29 更新
子供を家族で温かく育て、大きくなったらこんな子になってほしい、夢を持ってほしいと思っていますよね。しかし、子供も人間。親の思い通りにはいきません。子育て失敗と思う時があります。御両親が、あぁ、子育て失敗したかなぁと思った瞬間とはどんなときなのでしょうか?
子育てってそんなに大変なの?専業主婦で子育てが大変にはおもわないんだけど・・・の発言は敵を作ります。
子育ては大変どころではありません。子供といえど人間一人を育て上げる責任があるんですから。
朝起きて朝食やお弁当作り、そのあと洗濯をして少し片づけをしていたらあっという間に午前中の用事。
銀行に行ったり、買いものに行ったりしていたらもうお昼になりご飯を食べて朝からの食器の片付けやお風呂掃除、洗濯物を畳んだりアイロンをかけたりしていたらあっという間に夕飯の準備旦那さんが帰ってきてご飯を食べて、お風呂に入って、後片付けをしていたらもう寝る時間です。これ+子育て。で、年中無休です。
遊んでると思われるのは嫌。
周り見てて思うんだけど、女の人って自分が子ども欲しいって言ったくせにいざ生まれると大変だ、大変だって文句しか言わなくなるだろ?自分で望んで仕事辞めて子育てに専念したはずなのに子育てつらいって言うのなんかおかしくない?「子育てしてるとゆっくり座って休む暇もなくて大変だ」って本当によく聞くけど、でもそれなら俺たち男だって仕事してて座って休めるのなんか昼の1時間の休憩くらいだよ?という友達のパパに、私は「この男友達と結婚しなくてよかった」と心底思いました。
子育ての何が大変なのか、ママたちが子育ての何を大変だと感じているのか?それはその本質をちゃんと理解されてないからだということです。
ママたちが子育ての何が大変だと思っているのか。
それは、休む時間がないことや睡眠不足という“時間”という概念ではないんです。
子育ては、自分の意思とは無関係に自分のやろうとしていたこと・したかった行動を子どもに遮られることの連続です。
同じ睡眠3時間でも、3時間後に起きると自分で決めて自分の意思で起きる3時間と、自分の意思とは無関係にいつ起きるか予測できない子どもの泣き声で無理矢理眠りから起こされる3時間は違うと言いたい。
パパは発言には十分に気を付けてほしいですね。子育てが大変なのも睡眠不足なのもママはすべて覚悟の上です。しかしパパの子供でもあります。家事はママがすべてしてもいいかもしれません。しかしあなたが望んであなたが作った二人の子供です。ママのみに子育てを押し付けるのはパパとして最低です。
子育てに奮闘していても忘れてはいけない大切なこととは?
自信をもって子育てをすることです。ぜひ子どもの目線と視点でみる努力をしてほしいのです。自分が興味ないからといって、面倒くさがらずにしっかり添ってあげてくださいね。
楽しむ。子育てを楽しむのは楽ではありませんがそういう意識が大事ですね。
頑張ってもなお子育てに失敗したなと思う瞬間はどんなとき?
物を与えた事は失敗した。贅沢させてたわけでは決してないのですが、子供が小さい頃は「喜ぶ顔」がうれしくてついつい買ってしまいます。しかも、欲しがるものが「ガチャガチャ」の類など本当に安いものなので意識なく買ってしまうんですよね。安いので、贅沢させてるつもりもないし甘やかしてる意識すらありませんでした。下手な時は、欲しがってもいないのに「喜ぶだろう」と買い与えていたモノもあります。失敗しました。買って貰って嬉しい気持ち」は「買って貰えないストレス」へ変わるんです。
なんでも買い与える子育ては、いつか買って貰えない事が不満になり、満たされない子になってしまいます。
最初から「買わない」事を当たり前にしておけば、最初から「欲」が生まれないので「不満」「ストレス」が起きずにすむのですが、買ってやっていた経験があると何もない普通の毎日でも欲しいものが手に入らないストレスが芽生えてしまうんですよね。失敗でした。
きちっと威厳をもって叱る事ができず
「ほらパパが怒ってる、ほらXXXに注意される…」
こんな言い方しかできずに育てました。
その結果、高校生の子供に全くナメられています。子育て失敗しました。
生活習慣やマナーがなっていない。もっと勉強させておけば良かった。もっと子供との時間を作っておけば良かった。もっとスポーツをさせておけば良かっ。た性格・行動・対人能力を高めておきたかった。失敗というか親の子育てに対する後悔です。
親の生活態度に子供が似てくるのは当然です。 テレビをつけて食事すれば子供もそれを真似するし、 親が本を一切読まないと子供も読みません。 育児の失敗というよりも「親の生活態度改善の失敗」と捉えて差し支えありません。 自分自身に長年に渡って染み付いてきた生活態度を改善するのは大変ですし、 だからこそ多くの先輩ママが失敗するのも当たり前ですよね。 失敗と思わないように親の生活態度を改めましょう。
実際にお前は失敗だ!!と親に言われたら子供はどう思うのでしょうか?
実の親に失敗作と言われた。その場は苦笑いして空気を壊さず受け流し後から沸々と怒りと憎しみと悲しみがわきあがり、かと言って武器を手にとり実力行使に出る。
仕事で何かしら上手くいかない時、どこからともなく母の「失敗作」という声があのときのシーンと共に蘇り、発狂したくなります。失敗という言葉は聞きたくありません。
自分で失敗作ではないと言い聞かせても、常時記憶は蘇り、気がつけば血が出るほど舌を噛んで震えている自分がいます。ああ、トラウマってこういうことをいうんだと勉強になりました。失敗作ってなんだよ!!!
何があっても子供に対して「お前は失敗作だ」なんて言わないでください。その言葉一つで子供の人生が崩壊します。
子育てには失敗というのはありません。別人格の人間を人間が育てるのですから、失敗も成功も育てる側にはないんです。
(10) 子育てに失敗はない
子育てに悩み始めると、「私の育て方のどこがいけなかったのかしら?」と反省してしまいます。「反省は進歩の母」ですから必要なことですね。「そうか、そこを変えていけばいいんだな」と分かると、明日への希望が湧いてきたりもするものです。
でも反省が行き過ぎ、「後悔」になってしまうと事情は別。後悔が高じて、自分自身を責めたり、子どもを責めたりになってしまうと、よけいにイライラして親子関係に悪循環が始まってしまう。「責める心は進歩の敵」です。
子育てにつまずくと、「私の子育ては失敗だ」とつい自分を責めがち。でも、子育てに間違いはつき物ですよ。失敗のない子育てなんか考えられない。つまずきの原因はあるにせよ、だからといって、誰の責任でもないのです。ほんの些細なことに、たまたま運悪くいくつかの事が重なって、悪循環が始まってしまっただけなんです。
子育てに「失敗」はない。でも「試練」はあるんです。この試練に、家族で手を取りあって立ち向かい、乗り越えていった時、必ず何か大きな宝物が手に入るはず。試練を乗り越えた後で、「ああ、あの試練は、人生や人間の真実をつかむために、神様(お釈迦様?大宇宙?)から与えられた大きなチャンスだったんだなあ」と実感するママやパパはたくさんいます。あなたにも、きっとそんな日が来ますよ!
揺れながらでいいですから、泣き言を言いながらでいいですから、いっしょに試練に立ち向かっていきましょうね。
いかがでしたか?子育てには失敗ではなく試練があることが分かりましたね。試練は乗り越えるためにあるものです。その試練を、お子さんと一緒に!!家族で!!乗り越えていきましょうね。以上、子育てと失敗についてご紹介致しました。
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