2017/02/20
SBY731
2015/12/21 更新
4歳のお子さんがいるパパ・ママ必見です!4歳の子どもの発達を踏まえながら、絵本を選ぶためのポイントや、4歳の子どもが楽しめるおすすめの絵本をご紹介します♪絵本を選ぶときや読み聞かせをする際に、ぜひ参考にしてみてください☆
4歳児の発達の特徴は?
4歳の子どもが楽しめる絵本を選ぶためには、まず4歳の子どもの発達の状況を知らなくてはなりません。4歳の子どもが、今どのような時期なのかを理解しましょう。発達に合った絵本を選ぶことで、子どもに与える影響も大きく変わってくるでしょう。
4歳になると言葉への関心が高まってきます。
言葉を使って、怒ったり文句を言ったりすることもできます。今までのように、伝えられないもどかしさが行動に出ることがだんだん少なくなって、対応しやすくなったと感じるママもいるでしょう。
4歳になると言葉を使って物を考える力が育っているんですね。
自我が芽生えて、人からどう見られるかを意識し始めるころ。友だちから「好き」と言われて嬉しくなったり、「きらい」と言われて落ち込んだり、表面的には見えない内面の世界が広がっていきます。
4歳児は空想が大好きです。イスや机、人形やお花などとお友達になっておしゃべりをする姿が見られると思います。パパ・ママは子どもの空想のお話を否定しようとせず、「そうなんだ」と聞いてあげてください。
4歳児向けの絵本って?
4歳になると、主人公の気持ちになって絵本を読むことができるようになります。4歳の子が楽しめる絵本の特徴をあげていきます。
『言葉遊びのあるもの』
4歳になると、言葉への関心が高まってきています。言葉の響きやリズムが楽しい絵本がおすすめです。
『なぜ?どうして?を引き出すファンタジー』
4歳の子は空想が大好き。4歳の子が視覚だけでなく、聴覚や心で楽しめる絵本がおすすめです。
『現実ではありえない世界の中で、ハラハラ・ドキドキする冒険もの』
4歳になると、主人公の気持ちになって絵本を読むことができます。ハラハラ・ドキドキするような絵本がおすすめです。
かいじゅうたちのいるところ(モーリス・センダック)
時々、現実から逃げたいなぁという気持ちになることがありますよね?子どもだってそんな気持ちになります。
ママに怒られた子どもが「かいじゅうたちのいるところ」へ行って王様になるという物語の絵本。子どものいろんな感情が描かれています。
パパ・ママにもぜひ読んでほしい!そんな絵本です。
ないた(中川 ひろたか)
悲し泣き、悔し泣き、嬉し泣き・・・いろんな種類の「泣く」。大切な感情表現である「泣く」を教えてくれる絵本です。子どもだけでなく、大人にもぜひ読んでほしい一冊です。
おまえ うまそうだな(宮西 達也)
大迫力の恐竜の絵本。ちょっと怖いタイトルとはまったく異なった、優しくて愛情がたっぷりつまった絵本。
キャベツくん(長 新太)
キャベツくんとブタヤマさんの不思議なストーリーが描かれた絵本。読み方を工夫すると子どもに大ウケ。
こんとあき(林 明子)
きつねのぬいぐるみ「こん」と人間の子ども「あき」のお話。
こんとあきは二人だけでおばあちゃんのお家へ旅をします。4歳の子どもが大好きな、ハラハラ・ドキドキする冒険の絵本です。
うんちしたのはだれよ!(ヴェルナー・ホルツヴァルト)
4歳ごろの子どもは「うんち」という言葉の響きが大好き!子どもと一緒に大笑いができる絵本です。
絵本を読み方にもポイントが!
子どもにはその年齢に応じた読み方があります。4歳の子に絵本を読むとき、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか?
パパ・ママも一緒に絵本の世界に入り込んで。
本に書かれた文章は場面ごとの絵とうまく合うように考えられたものです。ひとつひとつの言葉を説明したり、言い換えることなく、言葉のリズムを楽しみましょう。
子どもから質問があったときは答えてあげるものの、大人から質問を投げかけたり事前に説明をするのはタブー。絵本の世界への集中力や感情移入をストップさせてしまいます。
4歳の子がわからない言葉が出てきたときは、そっとその言葉が示す絵を指さしてあげましょう。
表現上の工夫であっても、子どもたちにとっては絵が動いてしまい何も読み取れません。絵本の良さでもある各ページの絵はしっかりと見せてあげましょう。
読み聞かせでは心の中に広がった絵本の世界を大切にしましょう。子どもたちからアウトプットされない限りは、感想を聞くことはなるべく避け、物語の余韻を楽しむようにしましょう。
想像力が豊かな4歳児。
4歳児の想像力と途切れさせないように注意しましょう。
いかがでしたか?
4歳児の発達を踏まえた絵本の選び方と読み聞かせのポイントを紹介しました。
4歳の子に絵本を読むときには、ぜひ参考にしてみてください!
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