2017/02/20
SBY731
2015/12/20 更新
1歳の赤ちゃんに絵本を読んであげたい!でも1歳の赤ちゃんが楽しめる絵本ってどんな絵本なんだろう?今回は1歳の赤ちゃんにおすすめの絵本を紹介します♪絵本を選ぶときのポイントや、読むときのコツも一緒に紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
1歳児の発達の特徴
1歳の赤ちゃんが楽しめる絵本を選ぶためには、まず1歳の赤ちゃんの発達の状況を知らなくてはなりません。1歳の赤ちゃんが、今どのような時期なのかを理解しましょう。発達に合った絵本を選ぶことで、赤ちゃんに与える影響も大きく変わってくるでしょう。
つかまり歩きから、手を離して1人で歩きはじめる
1人歩きができるようになると、立った状態からしゃがんだり、しゃがんだ状態から立ち上がったりするようになる
探索活動が活発になり、今までよりも世界が広がっていきます。
「マンマ」「ブーブー」などの単語を言えるようになってきます。
からだ全体が発達して、さまざまな動きができるようになってきます。手指も発達して、手遊びもできるようになります。絵本を読み聞かせる前や読み聞かせた後に、その絵本に関連した手遊びを一緒に行えば、子どもの心身の発達をより促すことができそうです。
物と言葉に対応するようになり、言葉で自分の意志を伝えるようになってきます。
これは自我が芽生えてきている証拠です。自分と他者の区別がついてきているということです。
1歳になると好みもはっきりしてきます。1歳の赤ちゃんにはどんな絵本が人気なのでしょうか?
1歳児向けの絵本って?
1歳になると好みがはっきりしてきます。1歳の赤ちゃんに絵本を選ぶときのポイントを紹介します。
『簡単なストーリーがあるもの』
1歳になると想像力が育ち始めるため、絵本を介してよりイメージを膨らませてあげてください。
『生活や遊びの中の身近なものが描かれているもの』
探索活動が活発な1歳の赤ちゃんは、身近にある物の名前に興味を持つようになります。「これなぁに?」とよく聞いてくるようになるので、絵本を介して伝えることができるといいですね。
『よく使う言葉がリズミカルに書かれているもの』
1歳になると、言葉を使って自分の意思を伝えられるようになります。絵本で言葉に親しませてあげてください。
たべたの だあれ(五味 太郎)
間違え探しができる絵本。1歳児になると指さしをよくするようになります。パパやママも一緒に子どもと指をさしながら読むのがおすすめです。
だるまさんが(かがくい ひろし)
「だ・る・ま・さ・ん・が~」次のページをひらくと・・・?
ストーリーがあるわけではなく、だるまさんの動きがとにかくおもしろい!1歳児に大ウケの絵本です。
きんぎょが にげた(五味 太郎)
大人の子どもも楽しむことができるかくれんぼ絵本です。隠れたきんぎょを探して、また探して・・・の繰り返し。1歳の子にとって「たのしい!」がつまった絵本です。
にんじん(せな けいこ)
やさしく、はっきりとした色調で描かれている絵本です。にんじんの絵本かと思いきや、実は動物の絵本?たくさんの動物が登場します。
どうぶつのおやこ(薮内 正幸)
動物の親子がたくさん出てくる絵本。やわらかい毛の手触りが感じられるほどリアルな絵だけの本。文字はありません。動物の親子は何を見ているんだろう。どんな会話をしているんだろう。1歳の子どものイメージが膨らむ絵本です。
くんくん、いいにおい(たしろ ちさと)
1歳の子にとって身近に感じるにおいがたくさんつまっています。
いろんなシチュエーションから生まれるにおい。この絵本を読んでいると、本当ににおいが漂ってくるような気がします。
読むときに気をつけること
子どもにはその年齢に応じた読み方があります。1歳の子どもに絵本を読むとき、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか?
たとえば、「キャベツの中から芋虫が出たよ」という文章を読むときに、「キャベツ」と言うときにキャベツの絵を指さし、「芋虫」と言うときに芋虫の絵を指さすということです。
言葉に抑揚をつけるとイメージが湧きやすくなります。「ぞうさんの長いお鼻」の部分を、「ぞうさんの なが~~いお鼻」と強調すると、言葉と絵が結び付きやすくなりますよね。
いかがでしたか?
1歳児の発達を踏まえた絵本の選び方と読み聞かせのポイントを紹介しました。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
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