2017/02/20
SBY731
2015/10/29 更新
待望の女の子に恵まれ、両親ともに大喜び、大切に育ててゆこうと決心して、約一カ月後のお宮参りに出かけます。現在は奥さんが女の子を抱いて晴着を着せかけお宮参りをします。ここでは、お宮参りにまつわるあれこれと、女の子の場合の祝い方に違いがあるのか検証してみます。
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お宮参り 女の子 お宮参りの服装 女の子の場合は
お宮参りの場合、その服装は女の子と男の子では違いがあります。特に和装の場合に違いがあります。これからそのことについてご紹介したいと思います。
お宮参りの時には、赤ちゃんを抱いた祖母またはお母さんが祝い着(掛け着)を掛けます。お宮参りの赤ちゃんの服装(祝着、掛け着)について調べると、赤ちゃんの服装は大きく分けると洋装と和装があって、特に和装の場合には男の子用と女の子用では祝い着に違いがあることが分かりました。。
お宮参りの際に女の子に着せる晴れ着のことを祝い着または掛け着と言います。京都など特定の地域では産着(うぶぎ)、初着と呼ぶこともあります。祝い着は女の子が直接着るものではなく、女の子を抱っこした状態で祖母や母親(ママ)が赤ちゃんの上から羽織るものです。
お宮参り 女の子 祝い着 正絹
お宮参りの女の子用祝い着です。女の子向きの絵柄がとても華やかです。他にどのような絵柄があるのかご紹介しますね。
お宮参りの女の子の祝い着の絵柄は、花をモチーフにした友禅模様が人気です。後は、牡丹、芍薬、桜、花車、御所車などの伝統的な絵柄が主流です。女の子らしい色合いと華やかさが特徴です。
その他には、おめでたい絵柄として、宝船、末廣、金宝包(宝袋)、打ち出の小槌、鶴などの吉祥文様なども用いられます。
友禅模様とは、(ゆうぜんもよう)友禅染に用いられるような、華やかで美しい色彩が特徴の絵柄模様のことです。
一幅の絵画を見るような、芸術的で格調高い絵柄模様です。
お宮参り 女の子 あでやかな祝い着を着てご機嫌!
お宮参りの女の子の服装は、赤ちゃんにはベビードレスを着せて、お母さんが抱っこして上から、このような美しい絵柄が入った祝い着をかけます。地域によっては、小物としてよだれかけを用いるところもあります。
お宮参りとは、、赤ちゃんの誕生を祝う行事の一つで、生後1ヵ月頃お宮さんへ参拝して、お子様の誕生を祝い、健康と長寿を祈願することです。正式に言いますと、男の子は生後31日目、女の子は生後32日目としている地域が多いようです。厳格にそれを守らなくても、天候や休日等の都合に合わせてお宮参りをすればいいでしょう。
勿論大事なことは、 赤ちゃんやお母さんの体調に留意することです。
普通のお宮参りは、近所の神社にお参りするだけでも充分ですが、きちんとしきたりにのっとったお宮参りをする場合は、神社に予約を入れて、「祝詞(のりと)」をあげてもらいます。
お宮参り 女の子 お宮参り女の子用7点セット
お宮参りを伝統にのとって行う場合には、このようなセットが必要になります。フード帽子、よだれかけ、そのほか縁起物のせっとです。これらを省いて、簡略化したお宮参りでも、気持ちがこもっていれば神様にお礼の思いが伝わることでしょう。
お宮参りとは、 上記で述べたように、女の子の赤ちゃんが生まれた土地の守り神である、産土神様にお参りするのが一般的です。このお宮参りの時は、お母さんの安産のお礼参りも兼ねてお参りをする風習があります。
安産の神様といえば水天宮が良く知られています。水天宮には安産、子育ての神様の信仰があるため、全国各地の水天宮に安産のお礼と、誕生した赤ちゃんの健やかな成長を祈るお宮参りを合わせて一緒にお参りする風習があります。
お宮参りで祝詞をあげてもらえば、神社へのお礼を差し上げるのが普通です。これは、初穂料或いは玉串料と呼ばれています。のし袋にお礼(現金)を入れて、表書きは、初穂料或いは玉串料と書いて、下には赤ちゃんの名前を書きます。
初穂料の相場は、5,000円くらいです。
お宮参り産着の着せ方 女の子の場合
お宮参りの女の子の場合の正式なお参り姿です。縁起物を女の子を抱く人の背中などに配して、この格好でお宮参りをします。かなり疲れると思います。お宮参り後、祝いの膳を予約する人が多いと思いますが、女の子やお母さんの体調を気遣ってほしいですね。
お宮参りのあと、赤ちゃんと両親(父・母)が祖父母と一緒に会食する場合の参考ポイントです。
◎無理をして祝いの席を設ける必要は有りません。赤ちゃんとお母さんの体調を最優先しましょう。
◎この時期の赤ちゃんはまだ首もすわっていませんので、長時間の外出は避けるべきです。
真夏・真冬にの暑さ寒さ対策が必要なのはもちろんですが外の空気や多くの人との接触は極力避けるようにしましょう
◎もし、自宅以外で会食の席を設ける場合には、予約の際にお宮参りのあとのお祝いの会食であることを告げると献立に配慮してくれるケースもあります。
先にも述べましたが、お宮参りはお母さんと女の子の赤ちゃんにとって大変な重労働です。お母さんは出産後の身体ですし、女の子の赤ちゃんはまだ首がすわっていません。どちらも無理はできません。その日の体調に配慮した会食の予約をしてほしいものです。
◎自宅以外で会食する場合、禁煙室であることはもちろんですが、和室なら赤ちゃんを寝かせておくこともできます。もし個室であれば授乳やオムツ替えなども可能です。
◎レストランやお店を探す際には、ネット上で
「授乳室」「ベビー休憩室」「おむつ交換可能」などのキーワードで検索すると、赤ちゃん連れにもやさしいお店を探すことができます。
◎予期せず、その場の流れで外食をすることになるケースもあります。
◎授乳に備えて下記を持参しましょう。
・授乳ケープ(母乳の場合)
・哺乳瓶、粉ミルク(ミルクの場合)、
ポット・水筒に熱湯(調乳用水)と、適温までミルクの温度を下げるために加える調乳用水
◎紙おむつは忘れず持参しましょう。
◎ウェットティッシュ、除菌用ティッシュなど。
但し、設備が充実したお店は店舗数がかなり限定されるため④の条件でも探してみましょう。
着物を着ている時の授乳は中々面倒です。女の子の赤ちゃんに授乳をしないで時間が経過すると、無論女の子の赤ちゃんはお腹が空いてぐずりだします。そして、ママは乳房が張ってきて、母乳が漏れ出し着物を汚すことも考えられます。よほど良い条件がそろわないと、お宮参り後のお祝いの会はできません。別の日に行うことも選択肢の一つです。
お宮参りの準備品 大黒帽子
お宮参りは、女の子の赤ちゃんにとって初めての外出になります。そのため、女の子の赤ちゃんの肌や健康を守るための必需品です。
特に日差しの強い日や肌寒い日にはかかせませないアイテムです。 写真撮影でとても目立つので刺繍が入った豪華なものがお薦めです。
お宮参りの 必需品 お守り袋
お守り袋は祝着の紐に紅白の水引等で結びつけてお宮参りをします。お宮参りをした神社でいただいた御守り札を入れるため、あらかじめ用意しておくものです。
お宮参りを済ませた後は、神社で頂いたお守りをお守り袋に入れて持ち帰り、子供の記念品として大切に残しておきます。
お宮参り 女の子 扇子
お宮参りのとき、お祝着の紐に紅白の水引等で結びつけます。扇子は 末広とも呼ばれる縁起ものです。
扇子を開いて、女の子の赤ちゃんの名前と生年月日を書いてのし袋にいれて、麻の緒を添えてお宮参りで祈願し奉納します。
麻の緒は、麻が丈夫な植物なので、丈夫に育てとか、麻を白髪に見立て長寿を祈る意味合いがあります。
お宮参り 女の子準備 犬張子
お宮参りの時、女の子のお祝着の紐に紅白の水引等で結びつけます。 犬は昔から多産で、安産のお守りとして有名です。それにあやかって安産であることを出産前に 祈願します。
お宮参りでは、犬張り子は無事に出産 したことを感謝する意味合いがあります。そして子犬のように元気に 育ってほしいとの願いが込められた お祝いの玩具です。
犬は出産が軽く、多産である上に子育ても上手なことから、それにあやかって、子供の魔除けとして、お宮参りやひな祭りの贈り物などに使われています。
お宮参り 女の子 でんでん太鼓
お宮参りの際に、女の子の赤ちゃんのお祝着の紐に紅白の水引等で結びつけます。
「でんでん」と鳴る音で泣いていた女の子の赤ちゃんも泣きやみます。このように、でんでん太鼓の音は子供を喜ばせますが、それだけではなく、悪い精霊を祓うと昔から考えられてきました。そのことから、お宮参りに持参する縁起物として、また玩具として古くから親しまれてきました。
お宮参りに参拝した後は、女の子の赤ちゃんの部屋に 飾っておきます。
お宮参りの当日は、赤ちゃんにベビードレスを着せて、正装したママが抱っこします。そのまま上から祝い着をかけます。祝い着の紐に、縁起物を水引で結わえます。地方によっては紐銭をつけます。これには、子供が一生経済的に困りませんようにとの願いが込められています。
お宮参りを済ませた後は、これらの品々を記念品として大切に保管しておきましょう。
お宮参り 女の子 祝い着 白地にまりと松竹梅のお目出度い絵柄
お宮参りの女の子の祝い着は、目移りするくらい種類が豊富です。いずれも目出度い絵柄で、華やかな物が多いです。女の子の祝い着は、七五三の時に着ることを考えて選ぶのがいいでしょう。成長した我が子を想像するだけで幸せな気持ちになれます。
お宮参り 女の子というキーワードでいろいろ見てまいりました。女の子は誕生したその時から、あでやかなものに包まれて成長します。生まれて初めての外出も、美しい友禅模様の絵柄の着物に包まれてお宮参りをします。その着物は、やがて女の子が成長して七歳になった時身にまとうのです。お宮参りの時に、両親や祖父母は女の子が成長して、晴着を着た姿を想像しながら、健やかに育てと祈ります。古くから日本に伝わる伝統行事、お宮参りはこれからも継続していってほしいと思いました。
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