2017/02/20
SBY731
2015/10/23 更新
こどもの日に食べる柏餅。なぜ葉っぱを巻いているのか、由来を調べていたころ、色々意味があることがわかりました。また、柏餅の葉っぱを食べる人という人もいるそう!食べにくいのでは?葉っぱごと食べられるレシピも紹介!由来も歴史が深い、柏餅のまとめご覧ください♪
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香り付けのため
柏餅をたべると、ふわっとよい香りがしますよね。これは柏の葉に巻いているから香りが移っているんですね。この香りというのは、柏餅には欠かせないですよね。
柏餅の由来、たしかに、柏の葉っぱ、いい香りですね♪
抗菌作用のため
柏の葉には、オイゲノールという抗菌物質が含まれているために、柏餅を包むことによって、菌から守ってくれる役割があります。昔は冷蔵庫などはありませんから、傷みにくいというのは重要なことだったと思います。
柏餅の由来、柏の葉っぱ以外にも熊笹などの葉っぱには抗菌作用があり、お餅やおにぎりなどを包む包み紙代わりに使われていました。
保湿効果のため
柏餅を葉っぱに包むのと包まないのを比べた実験では、その水分量は歴然。柏の葉で包むというのはサランラップで包んでいるような効果あるります。
柏餅の由来、柏の葉っぱでくるんで、今の「サランラップ」の代わりにしていたんですね。
手の保護
柏餅はとてもベタベタしていますから、直接掴んで食べると、手までベタベタしてしまいますよね。葉っぱが巻いてあることでとても食べやすいですよね
柏餅の由来、柏餅の葉っぱでお餅をくるめば、食べるときに手がベタベタしません!
柏餅の由来、大きな柏の葉っぱにくるまれた柏餅!
端午の節句に食べるようになった由来とは?
柏餅の由来、江戸時代から食べられているんですね!
柏餅の由来、柏の葉っぱの画像
抗菌作用や保湿効果があると言われています。
柏の木の葉は、新芽が出ないと古い葉が落ちません。
このことが「子供が生まれるまで親は死なない」
という思いにつながり
「家系が絶えない」「子孫繁栄」という縁起を担いだのです。
柏餅の由来、柏の木の画像
乾燥した土でも育つため、火山地帯や海岸などでも生育しています。
柏餅の由来、あ、柏餅の葉っぱ食べてる・・・
柏餅の由来、やっぱり、柏餅の葉っぱはふつう食べないんだそうです。
柏餅の由来、でも葉っぱまで食べたい!
葉っぱも食べられる柏餅の作り方をご紹介しましょう!
柏餅の由来、葉っぱも食べられる柏餅の作り方①
うるち米の粉を練って蒸し、水溶き片栗粉を加えて練って生地を作る。
柏餅の由来、葉っぱも食べられる柏餅の作り方②
生地にあんこを入れ、柏の葉っぱでくるむ
柏餅の由来、葉っぱも食べられる柏餅の作り方③
蒸す!出来上がり!
柏餅の由来、葉っぱも食べられる柏餅は、お餅を蒸すときに葉っぱごと蒸せば、葉っぱが柔らかくなってそのままガブリと食べられる!
葉っぱの香が口の中で漂って、美味しいそうですよ!
柏餅の由来、柏餅のレシピ
材料
上新粉・・・75g
白玉粉・・・25g
砂糖・・・大1
水・・・100cc
こしあん・・・100g
柏の葉・・・5~6枚
柏餅の由来、作り方①
上新粉、白玉粉、砂糖を入れ、水を少しずつ入れて混ぜる。
その後ラップをかけて1分ほど加熱後、へらなどで混ぜる。
柏餅の由来、作り方②
ラップをして2分加熱し、その後さらに綿棒などですりつぶす。
柏餅の由来、柏餅の作り方③
あんこを丸くしてのばしたお餅の上にのせて成形する
柏餅の由来、柏餅の作り方④
湯気が上がるくらいに熱した蒸し器に入れ、強火で10分蒸す。
下にクッキングシートを敷くとよい。
柏餅の由来、柏餅の作り方⑤
粗熱が取れたら、洗っておいた柏の葉っぱを巻く。
できあがり!
柏餅の由来についてまとめてみました。
抗菌作用もある柏の葉っぱ、香りもよく、個人的には葉っぱも一緒に食べられたらいいのにと思いました。
同じ葉っぱを巻いたお餅に、桜餅がありますが、こちらは葉っぱを食べますよね。だったら柏餅も葉っぱを食べられるように、和菓子屋さん、お願いいたします!
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