2017/02/20
SBY731
2015/10/19 更新
幼児期のお子さんをお持ちのママさん、絵本の読み聞かせってしてますか?絵本も種類が沢山あって、どれが良いのか迷ってしまいますよね。そう言うわけで今回は幼児期の読み聞かせにおすすめの絵本を10点ご紹介していきます!幼児期のお子さんに絵本沢山一緒に読んでくださいね!
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幼児期とは、具体的に乳児期を終えて小学校就学前までを指します。
この時期は後の人格を形成するのにとても影響がある時期だと言われています。
三つ子の魂、百まで…なんて言葉にもあるように、幼児期の性格は
100歳になっても変わらないなんて言うそうですね。
ジムクント・フロイトが主張する5つの性的発達段階の肛門期を終える頃には
性格の基礎はほぼ固まっていると考えられているようです。
1、人間の性本能は思春期に初めて発現するのではなく、生後間もなくから存在し、さまざまな活動の中にその満足を求めており、これをリビドーと名付け、人間の生命の原動力である。
2、リビドーの対象の身体部位は発達とともに変わっていく。
⑴口唇期(満1歳ころまで)
母乳を吸うことと関連し、リビドーの満足は主に口唇周辺に求められる。
⑵肛門期(2,3歳)
排泄のしつけと関連し、肛門の感覚を楽しむ。具体的には排泄後の快感である。
⑶男根期(5,6歳まで)
関心が男根に集中する時期。
⑷潜在期(学童期)
小児性欲は一時影をひそめ、子供の関心は知的方面に移行し、比較的感情が安定する時期。
⑸性器期(思春期以降)
初めて性器を中心とした性欲の満足が求められる時期。
幼児期の絵本の読み聞かせは、幼児期の子どもの感性を豊かにし、想像力を
育てると言われています。つまり幼児期の人格形成と大きく関わりを持つものとと思われます。
また、「絵本を読む」と言う事を日常的に行うようにすれば、将来的にも日常的に本を読む
大人になる可能性があります。毎日10分以上読書をする子は読解力が高いそうです。
そこで、幼児期のお子さんへの読み聞かせにおすすめできそうな絵本を
10点ご紹介していきたいと思います。
それでは、年齢別に幼児期のお子さんへの読み聞かせに最適と思われる絵本を
ご紹介していきます。
まずは幼児期の中でも2才頃~のお子さん向けです。
しろくまちゃんがお母さんと一緒にホットケーキをつくります。
卵を割って、牛乳を入れて…。そのホットケーキの焼ける様子が「ぽたあん どろどろ ぴちぴちぴち ぷつぷつ」「しゅっ ぺたん ふくふく くんくん ぽいっ」と描かれていて、ホットケーキの焼けていく様子が一目瞭然!
大好きなホットケーキをたべることのうれしさが子どもにも実感できる作品なのです。
しろくまちゃんの可愛らしさと、ホットケーキを作る肯定がとても楽しい絵本。
見開き2ページに渡ってホットケーキが焼けていく様が独特の擬音で描かれていて
見ていると本当にホットケーキが食べたくなってしまいますよ!
自分で作って食べるという事の楽しさが幼児期のお子さんにもしっかり伝わる絵本です。
表紙の色や絵にインパクトがあり、またお化けの絵に子どもたちは興味を惹かれます。
時計が9時を指して鳴ります。ボン、ボン、ボン・・・こんな時間に起きてるのは誰だ? ふくろうにみみずく?ねずみ? どろぼう?
夜中はおばけの時間、おばけの世界へ飛んでいけ! 「怖いもの見たさ」と言う感じでドキドキしていますが、この絵本はさまざまなことを子どもに教えてくれています。
みんなねんね!でみんなが寝ている絵を見て、子どもたちはみんなが寝る時間なんだと納得し、自分の生活と照らし合わせている様子です。
おばけが寝ている様子を見てとても嬉しそうです
幼児期に自分が読んでもらって、すごく怖かった!なんて覚えている
お母さんも多いかも知れません。
昨今子どもの夜更かしが問題となっていますが、幼児期から『夜は寝るもの!』と
きっちりと教え込むのはとても大事な事です。
また、『怖い!!』と言う感覚は、感情をとても豊かにしてくれます。
おじいさんが山道に落とした「てぶくろ」に、色々な動物がやってきて、住み始めます。くいしんぼうネズミ、ピョンピョンガエル、はや足ウサギ、おしゃれギツネ、はいいろオオカミ、きばもちイノシシ、のっそりグマ・・・そこへ「てぶくろ」を落としたおじいさんが拾いに来て・・・?
幼稚園での劇遊びなどで遊ばれる、繰り返しの楽しい絵本です。
ウクライナの有名な民話の絵本です。あらすじを聞いているだけでワクワクしませんか?
色んな動物達がやってきてはてぶくろに潜りこむ描写は、幼児期のお子さんも
きっと喜ぶのではないでしょうか?
そして、とても入れないような大きさの動物がやってきて!?
ページをめくるのがとても楽しみな絵本です。
続いて、幼児期の中でも3才頃からのお子さんにおすすめと思われる絵本
を何点かご紹介して行きます。
日曜日の朝にたまごからかえったあおむしはおなかがぺこぺこ。食べるものを探し始めます。
月曜日にはりんごをひとつ、火曜日には梨をふたつ...
食べても食べてもはらぺこのあおむしは土曜日には食べ過ぎておなかを壊してしまいます。
あおむしはすっかりふとっちょになり、さなぎへと変化します。そしてとうとう、きれいなちょうちょに変身したのでした。
世界中でとても有名な絵本です。
構成はシンプルで無駄がなく、丸く穴の空いている作りは幼児期のお子さんの興味を
そそり、どんどんページをめくりたくなる絵本です。
そして、全てのページとにかく色彩が美しく、デザインが秀逸です。
グッズなどもたくさん発売されていて、大人にもファンが多いのが頷けます。
料理することと食べることが大好きな、のねずみのぐりとぐらのおはなし。森へでかけてどんぐりやくりを集めていると、自分達よりも大きなたまごをみつけます。たまごで何を作ろうかあれこれ二ひきで相談し、「あさからばんまでたべてもまだのこるくらいの大きいかすてら」を作ることにしました。うちへ帰って材料と道具を持ってくると、大きなたまごを割ってかすてらを作ります。二ひきが歌いながら焼けるのを待っていると、森中の動物たちが集まってきて、みんなでかすてらをいただきました。ああ!おいしそう!
幼児期に読んだ記憶のあるママさんも多いのではないでしょうか??
超ロングセラー、大人気の絵本シリーズです!
森の動物達が集まってきて、大きな動物も小さな動物も差別なくみんなで
カステラをほおばるシーンは本当にとても美味しそうで、仲が良さそうで、
心が温かくなる光景です。
何でもお洗濯でぴかぴかにしてしまう洗濯上手の「かあちゃん」が」いました。ある日、いつものようにお洗濯をして、洗濯物を干していたら、空から雷様が落ちてきた。その雷様があまりにも汚かったから、思わずかあちゃんは雷様を洗濯しました。ぴかぴかになり、ハンサムになった雷様は、嬉しそうに空の上に帰っていきました。やがて、空がゴロゴロ鳴り出したと思ったら?
洗濯物の絵を見ているだけでも楽しい絵本です。
家中の洗える物は、子どもまで全部洗ってしまうかあちゃんの絵本です。
雷さまだってとっつかまえて、洗い桶にドボン!と投げ入れてしまうんです。
洗濯の様子は今と違いますが、「昔はこんな風にお洗濯してたんだって!」なんて
話してあげながら、幼児期のお子さんと一緒に読んであげると楽しそうですね!
続いては、幼児期の中でも4才頃からのお子さんにお勧めの絵本をご紹介して行きます。
早い子ならそろそろ一人で絵本を読めそうですね。
一緒に考えながら読み聞かせしてあげてくださいね。
お正月の準備に追われる箱田さんちの重箱の中では、“おせちいっか”のみんなも大忙しです。ふたごのかまぼこ、こうちゃん、はくちゃん、だてまきママに、くわいパパ、えびばあちゃんに、たたきごぼうじいちゃんたちのみんなは、年越しそばを食べると初詣へ。「たべもの神社」の境内は、おぞうにいっかやおすしいっかなどの、いろいろ食べ物たちで大賑わい! おせち料理の由来もわかる、楽しいお正月絵本です。
お正月と言えばおせち料理。華やかですが、野菜ばかりのおせち料理、
幼児期のお子さんは進んで食べないのではないでしょうか?
色んな可愛いおせち料理が、ところせましとぎゅうぎゅう詰めになっているこの絵本を
読んだら、おせち料理が好きになるかも知れません。
日本の文化であるおせち料理を伝えるのにぴったりの絵本ですね!
おばさんのバケツから飛び出した水のひとしずくは、長い旅に出た。はじめは裏庭で、どっちへ走ってもほこりがいっぱい。きれい好きのしずくはクリーニング屋さんやお医者さんに行ってきれいにしてもらおうと思ったけれど、外へ飛び出したとき、ポトンと水にはまってしまった……。
おひさまが出てきて、ギラギラ照りつける。さあ、しずくはどうなった?
水の性質って、大人は頭で理解していますが、幼児期のお子さんに説明するのって
難しいと思いませんか?
蒸発して、雲になって、雨になって……そんな不思議な水の性質を、幼児期のお子さんにも
楽しく分りやすく教える事の出来る絵本です。
可愛くて楽しくて、大人でも楽しめますよ。
子どもの気持ち、ママに届くかな。
ぼく、おかあさんのこと・・・キライ!
ねぼすけで日曜日の朝はいつまでもいつまでも寝てるし、ドラマばかりみてマンガみせてくれないし、すぐ怒るし・・・。何より、ぼくとは結婚できないっていうし!
男の子とママの関係って、ちょっと特別なんですよね。(女の子とパパも!)
そう、結婚したいくらいママが大好きなんです。そんな愛情の裏返し、うさぎのぼくとママとのやりとりに、気付かされることも多いのではないでしょうか。大人の都合で「しかたがない」と思っていることでも、子どもから見ると納得がいかないことがたくさんあります。
酒井駒子さんの描くうさぎは愛おしさがにじみでる美しさ。
ママが自分のためにも手元に置いておきたい、そんな絵本です。
幼児期の、とくに男の子がいるご家庭におすすめしたい絵本。
女の子ももちろん可愛いのですが、この本には特に幼児期の男の子の可愛さが
ぎゅうぎゅうに詰まっています。
お子さんと一緒に読んでもよし、またママ自身の反省にも役立つ一冊です。
赤鬼が村人と仲良くなりたくて、「優しい赤鬼です。遊びに来て下さい。」と看板を立てます。でも、村人は赤鬼を怖がりなかなか遊びに来てくれません。
悩んでいる赤鬼に友だちの青鬼が、『僕が村に行って暴れるから僕をやっつければ、君は村の人と友だちになれるよ!』と話します。青鬼のおかげで赤鬼は村の人たちと仲良くなりました。でも、青鬼は・・・?赤鬼と青鬼の友情を書いた心にしみる絵本です。
こちらも有名な絵本です。
幼児期のお子さんには少し難しいかも知れませんが、
低学年頃に再度読んであげる事で、さらなる理解を期待できそうです。
お友達とは?優しさとは?自分ならどうするか?そんな事を一緒に考えながら
読んであげてください。
絵本を読み聞かせする上で身に付くことは、幼児期は「本を読む習慣をつける」、
「本に親しみを持つ」などと言った事が中心になってくると思います。
ですが、ただ読み聞かせるだけではなく、「ここで、○○ちゃんならどうする?」と言ったように
お子さんの発想を引き出すことで、想像力を高めたり、自分で考え判断する力をつけたり
する事が期待できます。また、お子さんの自己肯定感を高め、社会に出る上で折れにくい
心を育むことにも繋がります。
また、絵本は幼児期のお子さんだけでなく、ママさんたちにとっても
為になる内容の物がとても多いのです。
絵本は一冊は高いですが、市立図書館などでもたくさん取り扱っているので、
一緒に選びながら読むと良いでしょう。
ぜひ一緒に、たくさん本を読んであげてくださいね。
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