夫婦2人きりはしばらくお預け!妊婦デートを楽しむアイデアまとめ♡
2016/11/25
mari_cill
乳頭が陥没していて、外に出ていない状態のことを陥没乳頭といいます。一般的に陥没乳頭の場合、授乳が大変と言われており、実際に授乳に苦労するママが多いようです。具体的に、どんな点に苦労するのでしょうか?陥没乳頭に適した授乳方法や、その留意点をまとめました!
陥没乳頭は「仮性」と「真性」と大きく2つのタイプに分かれます。仮性は刺激を与えると乳首が出てきますが、真性は刺激をしても乳首が隆起せず常に陥没している状態です。
「真性」と「仮性」の陥没乳頭のうち、授乳の際に問題となるのが「真性」の陥没乳頭です。
「仮性」陥没乳頭であれば刺激で乳頭が出てくるので赤ちゃんが吸い付くことができますが、「真正」陥没乳頭の場合は陥没したままなので吸い付くことが難しいのです。
軽度の陥没乳頭であれば、毎日の授乳で次第に治ることもあるようですね。
陥没乳頭の方でも、基本的に授乳はできます。ただし、乳首が出にくいという点で飲ませにくかったり、乳首が短いことで赤ちゃんの吸い付きが悪くなり胸が張ることはあります。
陥没乳頭でも、おっぱいからの授乳はできる場合が多いです。
では、陥没乳頭の場合にはどのようにして授乳するのがよいのでしょうか。
授乳の際は、大きな口でおっぱいをくわえさせる、乳輪乳頭を柔らかくしておく、というのは陥没乳頭に限らず全ての乳頭にあてはまることです。
授乳のときに赤ちゃんの咥え方が浅いと、乳頭に傷がついてしまいます。
陥没乳頭の場合には、更に乳頭トラブルが引き起こされやすいようです。
たて抱き
赤ちゃんを立てて、正面から母乳させる抱き方です。
コツはママの太ももに赤ちゃんをまたがせて首を支えます。
おっぱいが小さいママや扁平、陥没乳首のママにおすすめです。
陥没乳頭の場合、「縦抱き」の他に「脇抱き」も吸わせやすいようです。
色々姿勢を試してみて、授乳させやすい抱き方を見つけましょう。
陥没乳頭の方の場合、へこんだ部分に垢や分泌物が溜まりやすい上に、十分に洗えていない場合があります。乳腺炎を予防するためにも常に乳首を清潔にすることは大切ですが、授乳期間であればなおのことです。綿棒を使って丁寧に汚れを取り除いてください。
授乳を少しでもスムーズに行うためにも早いうちからマッサージを行い、柔らかい皮膚に整えておくことも一策です。ただし妊娠中のマッサージは早産になりやすいと言われていますので、注意してください。
陥没乳頭はケアが多く大変だとは思いますが、白斑ができたり乳腺炎になってしまうと授乳が苦痛になってしまいますので、それらを予防するためにも清潔にしておくことを心がけたいですね。
1.乳首を引っぱり出す
片方の手で乳房を支え、もう片方の手の親指・人指し指・中指で乳首をつまみます。
2. 上下から圧迫する
人差し指と親指で乳首をつまみ、普通で3秒、乳首が硬ければ5~10秒かけて上下に少しづつ圧を加えます。(指が白くなるくらいまでしっかり圧迫します。痛みを感じたら無理しないでください。)
最初はゆっくり、乳輪部から乳首にかけて位置や方向を変えながら1分ほど圧迫します。乳首の硬い人や過敏な人は2~3分かけてしっかり行って下さい。
3.こよりを作るようにマッサージ
人差し指と親指で乳首をつまみ、こよりを作るように指を動かしながらずらします。横方向、縦方向と同じように行います。最初はゆっくり痛くないように、慣れてきたらたっぷりマッサージします。刺激で痛い方は、まず圧迫刺激に慣れるところから始めてください。
陥没乳頭の方はこうしたマッサージで授乳に備えるのがよいようです。
ですが乳頭への刺激は子宮を収縮させる作用があるので、妊娠初期は行わないようにしましょう。
また、マッサージの最中にお腹が張るようなことがあればただちに中断しましょう。
乳頭ケアは助産師さんより指導を受けられますので、正しいケアとマッサージ方法などを教わり、実践するようにしてください。
ポンプや注射器を使って吸引し入りこんでいる乳首を外に露出させ、クセをつけることで矯正を行うグッズです。マッサージや授乳時に指先で乳首を出せない時などにも使えます。強く吸引すると痛みや傷の原因になることもありますので、力加減に注意してください。
陥没乳頭を陰圧で引っ張り出す器具です。
そのうちまた陥没してしまうので、授乳の直前に使い、赤ちゃんに素早く咥えさせます。
乳輪に一定の軽い圧力を加えることで乳首を引き出します。ブラジャーの内側に挟んで装着することで、乳首の位置を固定させて矯正するグッズです。長時間に渡り乳房に密着させるため、肌質によってはかゆみやかぶれが起きることもあります。
扁平乳頭や、比較的軽度の陥没乳頭(仮性陥没乳頭)の場合に効果は大きいようです。
本来は乳首が傷ついた時に使うカバーですが、陥没乳頭の方が赤ちゃんに乳首を吸わせる目的として活用しているケースがあります。乳首が出ない時の代用品として保護器を使い、乳首が顔を出したら直接、と使い分けることで赤ちゃんが違和感なく上手に吸えるようになるというメリットがあります。
さらに赤ちゃんに吸わせれば吸わせるほど、赤ちゃんにとって母乳が飲みやすい乳首になっていくこともありますので、そういった意味でも有用なグッズと言えます。ただし嫌がる赤ちゃんや上手に吸えない赤ちゃんもいますので、ご自分の赤ちゃんに合わないと感じた場合には違う方法を検討しましょう。
母乳育児が推進される近年、母乳を強く勧めるあまり、思うように母乳を授乳させることができないママは頑張り過ぎてしまい、大変ストレスを感じやすい現状となっています。
確かに母乳を授乳させるメリットは大きいのですが、粉ミルクも母乳に近い成分となっており、粉ミルクの授乳でも赤ちゃんは問題なく育つのです。
母乳育児にこだわり過ぎて母乳の授乳が不足してしまうと、赤ちゃんが栄養不足に陥ることもあります。
赤ちゃんのための母乳育児のはずが、そうなってしまっては本末転倒ですよね。
陥没乳頭で悩んでいるママはきっと、授乳に人一倍苦労して頑張ってらっしゃると思います。
確かに諦めないことも大切ですが、頑張っても母乳を与えることができないからといって、自分を追い込む必要はありません。
ママがストレスを感じながら母乳を与えるよりも、笑顔でミルクを飲ませてくれた方がきっと赤ちゃんも嬉しいのではないでしょうか。
赤ちゃんの期間は今しかないのですから、母乳にせよミルクにせよ楽しい授乳タイムを送りたいですね。
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