2017/02/20
SBY731
2015/09/01 更新
レゴ・ブロックに欠かせない存在が、表情豊かで手足の動く小さな人形「ミニフィグ」。ミニフィグとは「ミニ・フィギュア」の事。ただの人形ではありません。乗り物や建物など、遊び手がレゴで作る世界を生き生きさせる主役たち。「ミニフィグ」の深い世界を追いかけましょう。
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「ミニフィグ」とは「ミニフィギュア」を略して呼んでいます。
レゴブロックの中にアイテムとして入っている人間の役割をしているフィギュアたちのことを「ミニフィグ」と言うんですね。レゴのことは知っていてもご存じなかった方もいるのではないでしょうか。
奥深い「ミニフィグ」の世界へご招待します。
子どもの頃、レゴはいろんな創造力をかきたててくれました。きれいな色、様々な形。そして「タイヤ」や「窓」など動くパーツたち。組み立てるだけではなく、組み立てたあとで「動かせる」のも魅力だったのです。日本にもブロックのおもちゃはあったけど、デンマーク製のレゴは、なんだか洗練されていた感じがしました。
自分が考えた街の中で「ミニフィグ」たちは様々な役割を果たしてくれていました。
足元はブロックにすっぽりはまってくれて、気持ち良い感覚がします。
車にだって乗ってくれます。
レゴ・ミニフィグが初めて登場したのは1978年のことでした。
(画像は1978年のミニフィグ)
以来、数えきれないほどの「ミニフィグ」がリリースされてきました。
「ミニフィグ」たちは、レゴで作った乗りものや建物が並ぶ街に息づいて、
物語を動かし始めたのです。
40億体とは想像を絶する数字ですよね。キャラクターとコラボしたミニフィグもたくさんいるんですよ。
かわいい顔の「ミニフィグ」
皆、顔が黄色いのにお気付きでしょうか。
そこには深いわけがあったのです。
試作段階のミニフィグは肌の色や表情が多様だったが、採用されたのは黄色い肌と標準的な笑顔のみであった。黄色が選ばれた理由は人種差別などないニュートラルと幸せ感とを表現するためとのこと。
ニュートラルであるための「黄色い顔」だったんですね。
標準的な笑顔をしてくれていることで、遊ぶこちら側が感情を入れやすいですよね。
今では肌色をしたミニフィグも登場しています。キャラクターなどとコラボしている商品も元々の色で再現されていますよ。
それでは早速、個性豊かなレゴの「ミニフィグ」たちを紹介してまいりましょう。
大人気映画「ハリーポッター」より。
ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人です。
特徴をとらえていて、よく似ていますよね。
魔法学校ホグワーツの制服姿がマントまで再現されています。
もちろん魔法の杖を手にすることができます!
「秘密の部屋」シリーズに出ているルーピン先生のミニフィグ。
とっても顔色悪いですね。
世界60か国以上で翻訳されている世界的に有名なアニメです。
ユニークな顔が可愛らしいですよね。
赤い顔した可愛らしい「スパイダーマン」
スパイダーマン手から何か出てますね。
これで自由自在にレゴブロックに貼りつき、飛び回り、遊ぶことができます。
「バットマン」このバットマンたちの仮面(?)をとると
きちんと顔が出てくるんです。
そういう細かいこともしっかりしているので、奥が深いミニフィグの世界。
ここまでご紹介して、薄々感づいていらっしゃる方もいるかと思いますが、
つまり、そうなんです。
カスタマイズできちゃうんです。
どういうことかと驚いていらっしゃる方もいるかと思いますが、
例えばこういう街中にいそうな(?)ごくごく普通のミニフィグくんたち。
右の女の子の髪型はブロンズでポニーテールにしているような感じですよね。
これをこうします。
パーツ ヘア - メンズ:ダークオレンジ
レゴ(LEGO)
¥108円(税込)
メンズのヘアパーツに変えれば、さわやかイケメンの完成です。
パーツ ヘア - フラットトップ:ブラック
レゴ(LEGO)
¥273円(税込)
こんな角刈りに変身することも可能。
ヘッドパーツ いろいろ
顔の表情もこんなにあるんです。
笑った顔から、おじさんの顔まで。
お好みの顔に付け替えることができます。
いかがでしたか?ミニフィグのカスタマイズ。もちろん、これは序の口です。
ヘア、顔、ボディ、レッグ、ウェア、アクセサリー、武器と多岐にわたっています。
自分の顔に似せてつくったら、レゴの世界に自分が入り込めます!
凝っちゃう人の気持ちも少しわかるような気がしますね。
「Minifigures」というミニフィグの人形単体だけ16種類ずつ発表されているシリーズがあります。
写真は第10弾ですが、メデューサ、ハチミツ娘、船長など多岐にわたっています。
それがこんな風に「何が入っているかわからない状態」で売られているんです。
脈略もないし、ストーリー性もないし、関連性もない16体。
一体、どの子がうちにある街に来てくれるのか、ドキドキ・ワクワクしますよね。
来てくれた子次第で、また遊び方が変わってきそうですよね。
どうしても欲しいミニフィグがある人は「大人買い」するそうです。
第10弾のシリーズの時に記念として幻の17体目が登場したのです。
それがコチラ!この金色に輝く「Mr. Gold」です。
世界中で5000体限定で紛れ込んでいたらしいのです。
マニアの間では10万円もの値がついているというのだから、驚きです。
2016年9月に発表になったシリーズ16のミニフィグはコチラの16体。
バナナマンが目を引きますね。
ペンギンになった人もいれば、ペンギンを観測している写真家、
氷の女王や、ベビーシッターと赤ちゃんまでいます。
ドックショーで優勝してトロフィーを持っている人もいますね。
ハロウィンにピッタリのランタンをもったデビルマン、欲しいです!
サイボーグもいます。大きな武器を持っていますね。
ブラックのボディに鮮やかな水色がペイントされていて、キレイですね。
こちらの登山家は、手にコンパスと地図を持っています。
背中のリュックも寝袋まで背負っていますね。
シリーズ15はこのような感じです。
空に羽ばたけそうな黄金の戦士が目を引きます。
剣道の人、バレリーナ、女王、泥棒と本当に楽しいですね。
シリーズ10で記念の「Mr. Gold」が登場したので、今度はシリーズ20で何か驚くような仕掛けが待っているかもしれませんね。今から楽しみです!
レゴ ミニフィギュア ディスプレイケース 8体収納 赤
レゴ(LEGO)
¥2982円(税込)
ミニフィグを1体ずつ8体収納できるディスプレイケース。
倒れないのもいいですし、ケース自体もレゴデザインで可愛いですね。
適度な大きさの箱にまとめて並べてもいいですね。
ちなみにこちらは、シリーズ13のコレクションだそうです。
右端にホットドックになっちゃっている人がいます!
こちらは遊ぶ時だけミニフィグたちに出てきてもらえればいいよ、という方向け。
100円ショップで売っているファイルケースにミニフィグちゃんたちはピッタリです。
いかがでしたでしょうか?
レゴブロックの世界の中に生きる小さな友達「ミニフィグ」の魅力を感じていただけたでしょうか?
まずはひとつ、お気に入りのミニフィグを見つけてみてはいかがでしょうか。
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