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2017/05/07
Topicks公式
2016/01/27 更新
手が震える、字を書いてるとき、お箸を持っているとき、緊張しているとき。手が震える、何でもない事だと思ってほっておく人も多いと思いますが、実はその症状、何かの病気のサインかもしれません。気になる手の震えについて調べてみました。
最近気が付くと、手が震えている。自分の意思に関係なく無意識での手の震え。実はそんな症状が出ている方結構いるんです。
手が震える、自分の意志とは無関係に動く体の一部の動きを不随意運動といいます。不随意運動にはさまざまな病気が隠れていることもあるのですがたいしたことないと思って過ごしている方が大半だと思います。それは年配のかただけでなく年齢関係なく若い人にも見られます。
10代の大学生です。最近手の震えで悩んでます。何もしてない時でもわずかに震え、紙をめくる時やコップなど何か軽いものを持った時には確認できるくらい震えます。
10代や20代でこうした手の震えがあると気になってしまいますよね。手が震えるというだけで他に体調が悪いなどの症状もない場合、病院に行った方がいいのかほっといていいのか悩みます。
手が震えるというのはどんな時なのでしょうか。
もちろん寒さや緊張によってふるえるというのは誰でも起こることで不思議なことではありませんがそれとは別に自分の意思に反して手が震えるという症状についてみてみましょう。
1 本態性振戦
手が震える症状の中で最も多く見られるのが本態性振戦というものです。
人前で字を書くときなどに手が震える症状で自分の意思に反して出てしまいます。
40 歳以上の20人に1人、また 65 歳以上の5人に1人が本態性振戦の症状があるそうです。本態性振戦 の発症は年齢に関係なく現れます。
2 動作時振戦
運動によって手が震える症状が出ることを動作時振戦といいます。動作時振戦の中でもいくつか分類されますが、目的のものに手を近づけるとき(コップを口に近づける時など)に震えることを企図振戦。手を一定の姿勢に保つとき(新聞を読むときに新聞を持って手を広げた時など)に震えることを姿勢振戦と分類されます。
パーキンソン病
パーキンソン病は中脳にある神経細胞が減少して身体が動きにくくなる病気です。
主な症状は安静時に手が震えることや手足の曲げ伸ばしが固くなったり、無動・動作緩慢などの運動症状がでます。
中年以降の発症が多く、高齢者に多い病気です。パーキンソン病の手の震えは何もしていない時に起こるので何かしようとすると止まり、自分自身はあまり不便を感じません。
小脳疾患
脊髄小脳変性症という病気があります。歩行時にふらついたり手が震えるという症状が出ます。主に小脳という、後頭部の下側にある脳の一部が病気になったときに現れる症状で運動失調症状といいます。
日本では特定疾患に認定されている指定難病で主に若い人や、男性よりも女性に多い傾向があります。
全国で3万人ほどいる脊髄小脳変性症ですが3分の1は遺伝性のものですがその他は遺伝歴のないかたが発症されています。
バセドウ病
芸能人でもバセドウ病の方が多くいらっしゃるので聞いたことがある方も多いかと思います。バセドウ病は甲状腺ホルモンが過剰に作られる病気で、甲状腺が腫れたり様々な全身症状が現れますが手が震える症状もでます。
バセドウ病は特に20代から30代の女性の発症率が高く、男性に比べると7倍から8倍くらいだと言います。
脳梗塞
脳の血管が詰まったり何らかの原因で脳の血のめぐりが悪くなり栄養不足となり脳組織が壊死(えし)(梗塞)してしまう病気。突然起こる怖い病気ですが脳梗塞になる前兆があると言います。
手足がしびれたり震えたり、また突然手が震える症状が始まり5~10秒ですぐに収まった、そんな時脳梗塞の疑いがあるそうです。
脳梗塞は主に高齢者や男性に多いのですが、高血圧、糖尿病、心臓病、ストレス、喫煙、飲酒、脱水、肥満など、いわゆる生活習慣病に関係しているかたは気をつけましょう。
アルコール依存症
お酒を多く飲む方、アルコール依存症で手が震えるというのはよく耳にすると思います。アルコール依存症が原因で。肝臓、心臓、すい臓、胃腸、脳、末梢神経、糖尿病や貧血など多くの病気を発症することもあります。
アルコール依存症と思われる人は全国で約400万人いると言われていますが、その中でも治療が必要な重症者は約80万人、それでもほとんどの方は治療をしていないと言います。重症化すると何らかの後遺症が残ることもあります。自覚症状のあるうちに病院に行きましょう。
低血糖
低血糖は血液中のブドウ糖が少なくなった状態。低血糖になると発汗や手の震え、不安、動悸、口唇乾燥などの他、意識の混乱や集中力の散漫、眠気などに襲われることもあります。
長時間食事をとっていない時に手が震えるなどの症状が出たら低血糖を疑ってみてください。
手が震える、一時的な物や緊張や低血糖など理由がわかっている場合のほとんどは心配のないことが多いですが、震えが止まらなかったり手だけでなく他にも気になる症状がある場合は早めに病院に行きましょう。
手が震える時は神経内科へ
神経内科は脳や脊髄、神経、筋肉の病気をみる内科で、体のしびれや手が震える、脱力、めまいや意識障害など様々な神経の病気を見るところです。
神経内科というと普段行かない科ですのでちょっと敷居が高いと思ってしまいます、そういう方は総合病院の内科を受診されるといいと思います。必要なら神経内科や心療内科など別の科に回してくれるでしょう。
病気ではないのに手が震える、原因がわからないし心配いらないというけれど人前で手が震えるのは恥ずかしいし治したい。いったいどんな治療があるのでしょうか。
交感神経遮断薬
アロチノロールなどの交感神経遮断薬が手が震える症状に効果があると言います。アロチノロールは血圧を下げるお薬で主に高血圧症のほか、狭心症や不整脈の治療に用いる薬です。
しかし交感神経遮断薬は心臓が悪い人や、低血圧、喘息がある、高齢者の方などには副作用が出るので使えませんので医師にご相談を。
超音波での治療
近年、頭の外側から超音波を当てて、脳の過剰に反応している部分を治療するという新しい方法が開発されました。日本でも治験が進んでいるそうです。手が震える症状で悩んでいる方、気になりますよね。治療はベッドに横になって端子がたくさん付いたヘルメットのようなものを頭にかぶるそうです。
手を動かす
手が震える症状を改善するのに、毎日手を動かしたり、体を鍛えたりすることも大切です。飲酒、食生活の見直しや、睡眠不足など改善できる物は意識して改善していきましょう。
薬の副作用の場合も
常用している何らかの薬、中には手が震える症状が副作用で出ている場合があります。いつも飲んでる薬で他には症状がでていないから気づいていないということも。心当たりのある方は薬を一度ストップできるか医師に相談してみてください。
いかがでしたか?手が震える症状がある方、ご自分の症状はどの種類の震えなのか、手の震えの他に体の症状は出ていないか確認してください。手の震えが収まらない場合何かの病気の前兆かもしれません。早めに病院を受診しましょう。
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