2017年トレンドの《アビスカラー》って知ってる?知らないあなたには話題の◯○が必須!?
2017/05/07
Topicks公式
2015/10/26 更新
娘さんがいるご家庭では、雛人形をお持ちのところも多いですね。ひな祭りには雛人形を飾り華やかにお祝い。しかし、いざ箱から出しても並べ方が分からない!そんな時はありませんか?そこで、雛人形の並べ方を一緒に確認していきましょう♪地域によっても並べ方が違うようですよ。
この日までに飾らなければいけないという決まりは基本的にはありません。一般的には立春から2月中旬にかけて。ひな祭りの前夜にあわてて飾るのは「一夜飾り」といって縁起が悪いとされていますから、遅くとも桃の節句の1週間前までには出します。
「あ!雛人形忘れていた!」は厳禁なんですね。女の子のお祭りですから、一緒に雛人形を並べて当日をワクワク待ちましょう。
雛人形、毎年のように並べ方に迷いますよね。せっかくの美しい雛人形、きちんと並べ方をマスターして後世に伝えていきましょう!
雛人形には、地域の差はありますが基本的な並べ方があります。1段目からみていきましょう。
親王(お内裏様、お雛様)・金屏風・雪洞(ぼんぼり)・三宝
関西と関東では並べ方が違います。
【並べ方】 左から雪洞1→お内裏様→三宝→お雛様→雪洞2/後ろに金屏風
上記は関東風並べ方で、関西風の並べ方はお内裏様とお雛様が逆です。
三人官女・紅白鏡餅(丸餅)
【並べ方】 左から銚子→丸餅→中央座り(お三宝か島台を持つ・眉毛が無い)→丸餅→長柄銚子(両手を握っている)
銚子と長柄銚子は、それぞれ外側の足を前に出しています。
五人囃子(ごにんばやし)
【並べ方】 左から太鼓→大鼓(おおかわ)→小鼓(こかわ)→笛→謡(うたい)
音の大きい順に並んでいます。
随身(左大臣・右大臣)
親王(お内裏様とお雛様)は関西関東で並べ方が違いますが、随身は並べ方は変わらないそうです。
【並べ方】 左から右大臣→御膳→菱台→菱台→御膳→左大臣
昔は左側が上位で、上座でしたので、左大臣の方が偉いんですよ!
仕丁(じちょう)
【並べ方】 左から橘→台笠→沓台(くつだい)→立傘(たてがさ)→桜
顔の表情では笑顔→怒り顔→泣き顔の並び方だそうですよ。
<六段目並べ方参考>
お道具(箪笥・挟箱・長持・鏡台・針箱・火鉢・茶道具)
嫁入り道具ですね。
<七段目並べ方参考>
お道具(御駕籠(おかご)・重箱・御所車(ごしょぐるま))
こちらも嫁入り道具です。
最も人数の多い雛人形が十五人揃いですが、十五人揃いには、七段飾りと五段飾りがあります。また、人数が少ない十人揃い五段飾りというのがあります。
昔はおじいちゃんおばあちゃんの家で良く見かけた十五人揃いの雛人形。現代では「大きすぎて邪魔になる」「出すのが面倒」「並べ方が分からない」とコンパクトな雛人形が人気です。
昭和天皇の即位の儀が行われた際に
国際的にプロトコル(外交儀礼)が右上位だったため天皇が右 皇后が左に座したので
この頃から東京では男雛が右 女雛が左 となり全国に広がったようです
確かに、海外の要人達が奥様を連れてきたときは、男性が右、女性が左にいますね。国際化はこういった雛人形のような伝統の並べ方にも影響するのですね。
1956年(昭和31年)、正装姿の昭和天皇・香淳皇后
このように、、外交的に男性が右、女性が左となっていったようです。
昔の都、京都では伝統を重んじて、雛人形はお内裏様が左側(向かって右)の並べ方をしています。
コンパクトタイプの雛人形
マンションやアパートに住む子育て世代が多くなり、このようなコンパクトタイプの雛人形が流行るようになりました。こちらはこのまま仕舞っておけるので、並べ方で迷う~ということはありません。
「こうげつプリンセス」
現代の雛人形はお顔がかわいらしく変化しているものもあるのですね!お目目が大きく、愛らしいです。
アンパンマン 雛人形
なんと、アンパンマンからも雛人形が販売されています。お子さん達が大喜びしそうですね。
雛人形には、本来女の子の厄を代わりに受ける流し雛を弔う意味があるそうです。「ありがとう」の意味を込めて雛人形を飾りたいですね。
そしてひし形は、女性器の形・・という諸説も!私達の子孫が子宝に恵まれるよう、雛人形を大切にしていきたいですね。
お内裏様とお雛様の並べ方の流行が変わったり、色々な諸説がありましたね。結局、重要なのは雛人形の並べ方ではなくて、ひな祭りに家族皆で女の子をお祝いすることかもしれません。そのご家族で「並べ方こうだっけ~?」「右?左?」とわいわい言いながら雛人形を飾るのが一番の楽しみかもしれませんよ。これからも雛人形の文化を継承して、並べ方よりもお祝いを大事にしていきたいですね!
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