七五三の貸衣装　どこが安い！　品数は？貸衣装の準備はお早めに

七五三のお参りはどこへ行きますか？少し遠出をして有名な神社へ出かけますか？
どうしても名のある神社でお参りをしたいという場合、遠出してもいいですが、基本的には近くの氏神様でお祓いをします。人気のある神社はかなり混みます。着慣れない着物を着た、子供の体力に適う範囲内で考えるようにしましょう。子供は子供なりに緊張をしています。七五三の主役の子供が疲れてしまっては、お祝いが台無しになってしまいます。

そこで、七五三の着物について、貸衣装と購入どちらが安く済むのか調べてみました。先ず、貸衣装と購入それぞれの利点と欠点を見てください。

貸衣装の場合のメリットについてです。

✿購入するより費用が安く上がります。
✿着終えた後の管理と保管の心配をしなくて済みます。
✿着付けに必要なものが全部セットになっています。

貸衣装のデメリットについてです。

✿貸衣装を予約して借りているので、当日の天候が悪かったり、子供の体調が悪くても変更する　　ことができません。
✿汚さないように気を付けなければなりません。
✿予約制なので、気に入った柄の着物を借りることが出来ないかもしれません。

自前で購入すると、着物の着付けに必要な付属品を買い足さなければなりません。購入した着物の代金以外にもかなりの出費を覚悟しなければなりません。お店によっては、購入すれば何がしかの着付け必需品を一点くらいおまけしてくれるかもしれませんが、それでは到底足りません。

七五三の準備が整ったが、親の服装のことをまったく考えていなかった、なんてことにならないように、早めに親の服装も考えておきましょう。七五三の子供の衣装にふさわしい格好で神様にお参りをしたいものです。親の七五三での失敗しない服装の選び方をご紹介します。

先ず洋装の場合の選び方についてです。
やはり神様へお参りするのですから、淡いカラーのスーツかワンピースが無難でしょう。胸元があきすぎたり、前が開いているものは避けましょう。黒のスーツを着る場合は、七五三のお祝いなのでインナーに綺麗めな色を着用したり、ネックレスやイヤリングなどであまり暗い雰囲気にならないようにします。七五三の主役であるお子様、父親との調和を考えることも大事です。

続いて和装についてです。
七五三のような祝い事の席では、色無地、訪問着、つけさげ、などを着用します。着物の格で考えると、小紋や紬は避けましょう。ご自分が持っている着物の「格」が分からない場合は、美容師さんなどに相談すると良いでしょう。

先ず洋装の場合です。
冠婚葬祭などで着用する黒や紺などのダーク系のスーツを着ます。合わせるネクタイは、無地かドット柄ペイズリー柄などが良いでしょう。黒や白色のネクタイは避けましょう。ジャケットにスラックスというのも良いですが、あまりラフにならないようにします。ネクタイ選びのコツは、華やかなものを選ぶことです。

続いては和装の場合の選び方についてです。
七五三で和装を着用する場合は、黒かグレー系の紋付を着るのが普通です。着物と羽織でも大丈夫ですが、もしお子様が男の子で白い羽織を着用していたら、お父さんは白い羽織を着用しないでください。主役が目立たなくなってしまいます。

七五三の時期になりました。子供の家庭はもちろんのこと、祖父母や親戚、近隣の人から、「今年は七五三ですよね、」などと声がかかる時期でもあります。お子様の周りの人、特に祖父母はそわそわしていることでしょう。孫に何を祝ってあげようかと思案しているに違いありません。七五三の相場は、その年によってそれほど変動はありません。そこで、お祝いを贈る立場から、お祝いについてみてみましょう。

贈る立場の違いによる七五三のお祝いは以下のようです。

知人・友人　3,000円～5,000円
親戚　　　　　5,000円～10,000円
祖父母　　　　10,000円～数万円

祖父母の場合は、品物を贈ったり、七五三に掛かる費用を負担したりすることがあります。

七五三には費用がかかります。それを全部負担してくれる祖父母も少なくなりました。これも世の中の時流だからと言えばそれまでですが、なるべく経費の負担を少なくすることは可能です。七五三の貸衣装料金・お宮さんへ納める初穂料・写真撮影代・七五三祝う食事会費用など、あげればきりがないほどお金がかかります。着物は貸衣装で済ませ、着付けはお母さんがして、写真撮影も最低限の枚数で済ませれば、案外お金がかかりません。子供が主役のお祝いです。にぎにぎしく七五三を祝いましょう。

七五三　貸衣装というキーワードであれこれ見てきました。如何でしたでしょうか？七五三をお祝いすることの意味もおわかりいただけた事と思います。子供たちの成長を祝う晴れがましい日なのです。精一杯子供サービスをしましょう。一緒に七五三の話などをして盛り上がるのもいいでしょう。ただ疲れて不機嫌になってお終い、ではあまりにもさみしいです。子供が中心になる話題を取り上げ、お祝いの会では童謡を一緒に歌って楽しむなどの工夫が必要です。なにしろ、子供が主役の七五三なのですから。