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    そのまま処分?供養は必要?!雛人形の処分方法についてご紹介☆

    子供の頃から長く大切にしてきた雛人形。結婚や引っ越しを機に処分したいという人も少なくありません。いざ雛人形を処分しようと思った時に悩むのが、雛人形はそのまま処分していいのだろうか。やっぱりちゃんと供養するべき?そんな雛人形の処分方法についてご紹介していきます。

    雛人形の処分方法 その1

    親戚などの知り合いに譲り渡す

    一番手軽で実践しやすい方法です。
    雛人形は本来なら「一人が一つ持つもの」とされ、譲渡は避けたほうがいいといわれていました。
    しかし、現在ではそこにこだわらることなく譲り合うことも多くなっているようです。

    出典:http://www.fuyohin-koei.com

    親戚や友人、知人など親しい間柄の人なら、大切にしていた雛人形を気軽に譲ることができますよね。本格的で高価な雛人形の場合、状態がよければ喜んで受け取ってもらえるでしょう。

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    雛人形の処分は、やっぱりしなくないという場合は、親戚などの身内にいる女の子に譲り渡す方法が一番いいかもしれません。処分することなく誰かにいずれ譲り渡したいと思っている場合は、雛人形の状態を良い状態に保っておくことも大切ですね。

    売却したいならネットオークションを利用!

    雛人形の場合、リサイクルショップでの買取はほとんど行われていないようです。
    というのも雛人形は持ち主である女の子のお守りで、厄の身代わりとなる縁起物なので、リサイクルショップで他人のものを買いたいという需要がないからでしょう。

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    ネットオークションのほうが「中古でもいいから雛人形が欲しい!」と探している人を見つけやすいようです。また雛人形は海外ではインテリア小物として人気があるので、ネットオークションに出品すれば欲しがっている人の目に留る可能性は高いでしょう。

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    雛人形を譲り渡す人もいないという場合は、やっぱり売却でしょうか。
    ネットオークションなどを利用すれば、雛人形を買い取ってくれる人もいるようですね。
    処分するのに捨ててしまうよりは売却できるならその方がいいですね。

    雛人形の処分方法 その2

    公共の施設へ寄付する

    人形のみならず、お飾りの道具も一式揃っていて傷みも少ないのに引き取り手がいないという場合、寄付をする方法もあります。

    出典:http://www.fuyohin-koei.com

    老人施設や児童養護施設、保育園などで雛人形を必要としているところは少なくないようです。
    とりあえずは家の近くの施設に問い合わせをしてはいかがでしょうか。

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    雛人形の処分に困ったら、雛人形を飾りそうな公共機関に寄付するという方法もあるので近くの施設などに聞いてみるというのもいいですね。

    不用品回収業者を利用して回収してもらう

    古くてボロボロなので譲る相手が見つからないし寄付をするのもはばかられるという雛人形の場合、思い切って不用品回収業者に処分を依頼するという方法もあります。

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    雛人形だけではなくいろいろな不用品が家にたまっている場合、引っ越しを期に一気に不用品を処分したいけれどリサイクルショップに出向く時間がない場合などに便利でしょう。
    不用品のなかに売れそうなものがある場合は、買取と回収を同時に行っている業者に依頼するのがおすすめです。

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    雛人形の処分の最終手段としては、不用品回収業者に不要品として回収してもらう方法です。できれば避けたいですが、この方法もあるという風に覚えておくと良いですね。

    雛人形の処分は、そのまま破棄する?それとも・・・・

    さまざまなお道具が付いた立派な8段飾りから、お雛様とお内裏様だけのコンパクトなものまでいろいろな種類やサイズがある雛人形は、不用になった場合収納や処分に困るものです。

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    誰も譲る人はいないし、ネットオークションなどで売却するのも手間がかかって面倒だし、捨ててしまおうかな…と悩んでいる人も少なくないでしょう。

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    普通の家電や家具、雑貨などとは異なり、雛人形は気軽にゴミ袋の中にポイッと入れて行政のゴミ回収日に出しにくいものです。

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    雛人形は処分したいけれど、でもゴミ袋の中に入れて処分してしまうのはやっぱり気がひけますよね。

    もともと人形やぬいぐるみなど、人間や動物の形をしたものを愛玩していると魂が宿るといわれています。

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    特に雛人形は「人の形をしたお守り」の意味があり、持ち主である女の子に及ぶ災いを身代わりに受けてくれるものなので、神社のお守り同様無造作にゴミとして処分するのは考えものです。

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    雛人形を飾る台や道具などは自治体のゴミに出したとしても、お内裏様、お雛様、三人官女に右大臣、左大臣などの「人形」はゴミとして廃棄するのではなくきちんと供養して処分しましょう。

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    雛人形に限らず、人形やぬいぐるみには、魂が宿るともいわれているので、処分するにしてもきちんと供養することが大切ですね。

    雛人形を処分する時に供養は必要?!供養の方法とは

    雛人形の供養はお寺や神社で行おう

    古くから人の形をしたものは、神霊が依り憑く「形代(かたしろ)」とされているので、雛人形は流し雛のように水に流して処分するのがいいといわれています。

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    現代では物理的に不可能なので、神社に奉納したりお寺で供養をして貰うのが一般的です。
    自宅の近くに神社やお寺があったら、雛人形の供養をしているか問い合わせをしてみましょう。
    最近では郵送で受け付けてくれる社寺もあるようです。

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    雛人形は、ゴミとして処分するのではなく、きちんと供養して処分することが大切ですね。

    人形供養代行サービスを利用する

    一般社団法人「日本人形協会」が日本郵政と提携し、「ゆうパック」による人形感謝(供養)代行サービスを行っているのはご存じですか?
    電話やインターネットで申し込むと「お人形差出キット」(ひとがた・お人形送り専用ラベル・手続説明書・代金振込票)を送ってくれます。
    自分で供養して欲しい人形を梱包すれば、後は郵便局が集荷してくれるので便利でしょう。

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    人形は毎年10月頃に行われる「東京大神宮人形感謝祭」で供養してもらえます。

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    人形供養の代行サービスがあるとは驚きですね。
    代行とはいえ、雛人形の処分と供養をきちんと行ってくれるので安心ですね。

    ビッグひな祭りでの供養が安心

    徳島県勝浦群勝浦町では毎年2月〜3月にかけて、日本全国から寄せられた雛人形を巨大なピラミッド状のひな壇に飾って供養する「ビッグひな祭り」を開催しています。

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    千葉県の勝浦市でも「かつうらビッグひな祭り」を、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町でも「南紀勝浦ひなめぐり」という同様の雛人形供養イベントを行っているので、そちらで供養してもらうのもよいでしょう。

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    ビッグひな祭りという雛人形の供養のイベントを行っている地域があります。雛人形の処分をと考えている場合は、このタイミングで供養して処分するようにすると良いですね。

    雛人形の処分は、ありがとう!という思いで供養してからにしましょう!!

    雛人形を処分しようと思ったら、いままでありがとうという思いを込めてしっかり供養をしてから処分するようにしましょう。所詮人形なんだからと思わない方が良いのかもしれません。そのくらい雛人形は色々な思いが詰まってる人形なのだと思います。雛人形の処分方法を理解した上で、どの方法で処分するのがいいのかを考える機会になれば良いなと思いました。

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