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2017/05/07
Topicks公式
2015/09/17 更新
大ヒットとなっている石田スイのデビュー作、東京グール。本作にはグールはもちろん、彼らを駆逐する「喰種捜査官」も数多く登場します。そんな喰種捜査官が使用しているのが、グールからつくられるクインケという武器です。東京グールのクインケについて、解説をしていきます。
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東京グールに登場するクインケについて説明する前に、まずは東京グールという作品がどのような内容なのか、簡単に説明をしていきたいと思います。
なんとなく聞いたことはあるけど読んだことはないという方も、本記事で興味を持っていただけると幸いです。
大ヒットとなっている東京グール
なんと作者の石田スイは本作がデビュー作です。
東京グールは、石田スイによる「週刊ヤングジャンプ」にて連載中のダークファンタジー漫画です。
現在は第二部にあたる「東京喰種トーキョーグール:re」が連載されています。
そのタイトルの通り、日本の東京を舞台に物語は展開されていきます。
アニメ化もされています
デビュー作にして勢いはとまりません。
2014年にはアニメ化、2015年には続編も放送されました。
また同じく2015年に実写舞台化もされており、2017年夏には人気俳優の窪田正孝主演で、実写映画が公開予定となっています。
様々なメディア展開がされており、その勢いはとどまるところを知りません。
人間と同じ外見をしながら人を喰らうことでしか生きられない、悲しい怪物「喰種(グール)」が蔓延る東京、そんな世界を舞台に物語は展開されていきます。
大学生のカネキは、読書好きのごく普通の青年でしたが、ある日グールに襲われたことがきっかけで、人間とグールが混じり合った半喰種となってしまいます。
主人公のカネキ
平凡な青年だった彼の人生が変わり始めます。
人としての価値観や倫理観を持ちながら、人としては生きることのできなくなってしまったカネキ。
物語はそんな彼を中心に、グールの葛藤や苦悩、人間模様などが中心に描かれています。
戦闘描写ももちろん多いんですが、それ以上にキャラクター同士の掛け合いなどに惹かれるものがあります。
ここで少し、これから説明をするクインケにも関わってくる、グールの特性についても説明をしておきます。
前述したとおり、グールは外見は人と同じであり、その食性のみが異なっています。
しかし彼らには特徴があり、捕食をはじめとしたグール特有の能力を使う際に瞳が赫眼(かくがん)と呼ばれる赤く染まった状態になります。
赫眼(かくがん)
グールを見分ける特徴の一つです。
他の身体的特徴の一つに、赫子(かぐね)と呼ばれる捕食器官があります。
グールの身体から現れるそれは、「液状の筋肉」と例えられるほど丈夫であり、グールはこの赫子によってのみ致命傷を負うとされています。
赫子(かぐね)
グールの捕食器官である液状の筋肉です。
またかぐねは、大きく分けて四つの種類があります。
羽赫(うかく)、甲赫(こうかく)、鱗赫(りんかく)、尾赫(びかく)となっており、それぞれに相性も存在します。
グールには通常の武器はほぼ効果はなく、かぐねによってのみ致命傷を負う…この特性を生かして作られたものが、クインケになります。
喰種の捜索や駆逐をする喰種対策局、通称CCG。
時には戦闘にもなりますが、グールには通常の武器での攻撃はほぼ意味を成しません。
そのため捜査官たちには、グールの赫子(かぐね)から作られた武器、クインケが支給されます。
CCGのもつクインケ
グールの赫子(かぐね)から作られます。
駆逐したグールの赫子(かぐね)から作られるクインケ。
グールとはいえその製法は相当非人道的なものらしく、製法は公にされていません。
作中でも死んだキャラクターのかぐねから作られたクインケが登場した場面がありましたが、非常にショッキングでした。
クインケの入ったケース
非戦闘時はアタッシュケースに収められている場合が多いです。
CCGの捜査官たちは、普段アタッシュケースのようなものにクインケを入れ持ち運んでいます。
クインケの性能は元となったグールの強さと比例し、強いグールの赫子(かぐね)から作られたクインケほど強力なものとなります。
クインケの名称
多くに元となった喰種の名がつけられています。
クインケにもそれぞれ名称がありますが、その名はクインケの元となったグールの名前からとられていることが多いです。
読者からすると非常に悪趣味に見えますが、これが物語の考察の手掛かりにもなっています。
とはいえやはり、グール側からしたら悪趣味極まりない命名ですよね。
ぼくさつ2号
クインケに自ら名前を付けている捜査官もいます。
一部のキャラクターは、クインケにオリジナルの名前を命名している者も。
やっていることは同じであれど、こちらの方がまだ人道的に見える気がします。
赫子(かぐね)にもそれぞれ特性があるように、クインケにもそれは受け継がれています。
ここからはタイプ別に、CCGの捜査官が使うクインケを紹介していきます。
羽赫(うかく)のクインケ
砲撃のような攻撃が繰り出されます。
羽赫(うかく)のクインケは元のかぐねの特性から、射撃武器のようなクインケとして加工をされているものが多いとされています。
羽赫(うかく)の弱点である消耗が激しいというデメリットもしっかり受け継いでいますが、攻撃という点に関しては非常に優れており、「羽赫使いの力量で戦死率が大きく左右される」と作中では語られています。
ハイアーマインド
最早クインケなのか?と思えるような代物です。
羽赫は東京グールヒロイン・トーカや、その弟であるアヤトが有していますね。
主に遠距離向けのクインケのようですね。
俊敏性に優れていると言われていますが、これまで登場した主なクインケはどれも出力重視なものが多く、あまりそうは見えません。
フクロウ
羽赫SSSレートという恐るべき性能です。
最近新たに登場した羽赫のクインケに、有馬貴将が有するフクロウがあります。
これが羽赫SSSレートという、とんでもない代物だったことは、記憶に新しいです。
赫子の中でも随一の頑丈さを誇る甲赫。
その特性を生かし大きな剣や、こん棒のような武器形態が多くみられます。
作中の序盤に出てくるCCG捜査官・亜門が使用していることから、読者の馴染みも深いのではないでしょうか。
亜門鋼太朗
東京グール一部では人間側の主役として描かれていました。
丈夫な反面重量があるため、亜門のような肉体派の捜査官が好んで使っているようです。
甲赫のかぐねは、作品内ではグルメこと月山習が有しています。
ixa
有馬の所有するクインケです。
有馬が持っているレートS+のixaは、普段はランスのような形状ですが盾のような状態にも変化します。
攻守ともに優れている、S+のレートに恥じない強力なクインケです。
鱗赫(りんかく)は独特の構造をしており、そこから繰り出される高い攻撃力が強みのかぐねです。
クインクスにおいてもそれは同様ですが、特殊で扱いが難しい物が多く、使いこなすにはかなりの訓練が必要とされます。
特殊な形状が多いクインケ
その分扱いが難しいとされています。
什造の使用する2つ目のクインケが、鱗赫のクインケです。
13`sジェイソンと彼が名付けたこのクインケは、その名の通り普段は死神の鎌のような形状をしています。
フエグチのクインケ
真戸呉緒や娘である真戸暁が使用します。
アキラが使用するのは、父親から受け継いだフエグチのクインケです。
彼女をもってしても、ものにするのに一年はかかったと作中で語られています。
このように戦闘面において高い能力を持つ捜査官から、好んで使用されるのが鱗赫のクインケです。
尾赫はこれといった弱みのない、万能型のかぐねです。
クインケになってもそれは変わらず、扱いやすさから新人の捜査官に支給されることが多いクインケとなっています。
サソリ1/56
小さいナイフのような形状のサソリ。
サソリは什造が初めの戦いで使用していたクインケですが、そのほとんどはくすねてきたものだそうです。
しかし突出した特徴がない分、メインキャラでの使用者はあまり多くありません。
複数のかぐねを組み合わせたクインケも存在します。
キメラと呼ばれるクインケは、複数のかぐねを合わせているためあらゆるグールに対して有用性を発揮します。
真戸暁のキメラクインケ
クインケの中でも特殊なクインケです。
しかし複数のかぐねを組み合わせているため、その結合性は非常に不安定です。
そのため現在は試作品の実の運用となっているようで、作中に登場したのも一度のみとなっています。
大人気漫画である東京グール。
第一部はグールサイドを軸に描かれるため、CCGの捜査官たちは悪役のように映ることもあります。
実際、その行いはクインケの製造方法をはじめ、非情なものも多いです。
グールと戦う捜査官の必需品
クインケは彼らにとって欠かすことのできない武器です。
しかしクインケはCCGの、ひいては人間サイドにとってはグールに対抗しうる、唯一の希望でもあります。
捜査官は駆逐の対象である喰種の力を用いて、自分たちや一般人の身を守っているのです。
そう考えると、なんとも皮肉なものです。
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