好きな人が自分に向ける【視線】の意味は？視線をそらす心理も徹底解剖！

日常生活の中で、誰かの視線を感じることがありますよね。
皆さんはこの「視線」が、人類特有のものだと認識していましたか？

視線を感じるのは、目の構造の中でも「白目」の部分があることが大きいです。
実は、人間以外の動物の目には白目がありません。
その理由は、視線によって相手(敵)に自分の次の行動を予測されないようにするためです。

例えば、トラがウサギを狩ろうとする時、視線が右に動けばウサギは「トラに右から襲われる！」とトラの次の行動を予測できます。

逆の場合も同じです。ウサギがトラから逃れようと、左側にある逃げ道に視線を送ったとします。
トラには、ウサギの次の行動が一目瞭然ですね。
つまり、野生動物にとって「目の動き＝視線」は命にかかわるほど大きな問題なのです。

しかし、群れで生活をしていた人類にとって、視線は生きていく上で必要不可欠なものでした。

例えば大型動物を大勢で囲むとき、アイコンタクトなどの高いコミュニケーション能力を発揮することで上手に獲物を捕獲することができたのです。
このようにして人類にとって「視線」は、コミュニケーションツールとして欠かせないものとなったと言われています。

そんな人類特有の「視線」は、恋愛でも重要なコミュニケーションツールであると言えます。

「目は口ほどに物を言う」という言葉がありますが、視線の動きから好きな人の心を探ってみましょう。

皆さんは、気付かないうちに自然と好きな人のことを目で追ってしまったという経験はありませんか？

興味のある対象や、好意を持っている相手には視線を向けてしまいますよね。
何気なく見ていたら、偶然にも視線が合ってドキドキした経験もあるのではないでしょうか？
これはもしかして相手も好意を持ってくれているのかもしれない、と淡い期待も膨らみます。

しかし、それは本当に「偶然に」視線が合ったのでしょうか？
「偶然」の頻度が多くはありませんか？

視線が合うということは、同じタイミングでお互いを見ていたということになります。
何度も目が合う場合、相手があなたに好意を持っている可能性が高いと言えます。
好きな人の視線を感じた時に、考えられる理由を見ていきましょう。

男女を問わず、好きな人や興味があるものに対しては対象物を目で追ってしまう傾向があります

「男性は外で狩りをし、女性は内で家を守る」いう古い昔の生活スタイルからも分かるように、
特に男性には「狩猟本能」というものが備わっています。
男性が狙いを定めた興味のある女性に視線を送るのは、一種の「本能行為」と言えるでしょう。

男性は女性全体の70%を恋愛対象として見ると言われていますが、好意の無い女性を見つめることはほぼありません。

男性の目を奪うような露出の多い服を着ている場合などを除けば、
「視線を送るのはその女性に興味がある証拠」と考えて良いです。

興味のある女性に視線を送るうちに、男性は自分の存在に気付いてほしいという意識が働くようになります。

キラキラとした瞳であなたを見ている場合、あなたに好意を持っている可能性が高いです。
好きな人や興味があるものを見ると、瞳孔が開いて黒目の部分が大きくなります。

また、一般的に女性の視野は男性に比べて広いと言われています。

つまり、女性はじっと見ていなくても、好きな人が視界のどこかに入っている可能性が高いのです。

男性としては、視野の広い女性の瞳に、何としても自分を映してほしいという欲求が生まれます。

しかし、女性の恋愛対象になるのは、男性の全体の20％と言われています。
そのため、好意のない相手が視界に入る可能性は極めて低いと言うことができます。

好きな人とどのくらいの時間、視線が合いましたか？
一般的に3秒以上、視線が合えば恋に発展する可能性が高いと言えます。

何気なく過ごす3秒よりも、誰かと視線を交わしながら過ごす3秒はとても長く感じられるでしょう。
周りの時間が止まってしまったような錯覚に陥ることもあるかもしれません。
誰かに見つめられる場合、それだけでも胸が高鳴るはずです。
その胸の高鳴りが、「恋におちた」と脳を錯覚させるのです。

また、口で嘘をつくのは簡単でも、目ではなかなか嘘をつくことができないと言われています。

嘘をつけば、無意識のうちに瞳が揺れてしまいます。
3秒以上視線を交わすことは、相手に対して嘘偽りなく誠実に対応したことを意味します。
それが相手にも安心感を与え、好意へと発展するのです。

せっかく目が合ったのに、視線をそらされてしまったことはありませんか？
「嫌われてしまったかも」と落ち込む必要はありません。

好きな人に視線を送り続けているうちに、お互いの視線が合うと幸せな気分になれますよね。
しかし、相手にすぐに視線をそらされてしまったといった経験も少なからずあると思います。

これは必ずしも、あなたのことを嫌っているということには繋がりません。
むしろあなたに好意を抱いている可能性もあります。

実は、視線をそらす方向で意味が大きく変わってきます。
相手の視線の動きをよく観察して、好きな人の心理状態を探ってみましょう。

視線を上、または斜め上にそらすとき、「自分は相手より優位な立場にある」という心理が働いています。

もしかすると、あなたの好意にすでに気付いているのかもしれません。
あなたとの関係に自信がある状態です。
悩み事を打ち明けるなど相談事をすると、良い方向に進むでしょう。
彼をたくさん頼ってコミュニケーションの機会を増やすことが、恋の発展へ繋がりそうです。

女性が苦手なタイプであるか、あなたに少し警戒心を抱いているかもしれません。
この場合、積極的にアプローチすることはかえって逆効果になってしまいます。
慌てず徐々に彼との距離を縮めていきましょう。

同じ下側でも視線を「斜め下」にそらすときは、あなたに好意を持っている可能性が高いです。

あなたが自分の好意に気付いてしまったかもしれない、という気恥ずかしさを感じています。
好きな人に対してだからこそ、どのように接して良いか分からないということもありますよね。
彼はあと一歩が踏み出せない状態にあるので、あなたの方から積極的にアプローチしてみましょう。

視線を左右真横にそらすとき、あなたのことを受け入れる準備ができていない状態と言えます。

あなたに興味がないか、良い印象を持っていない可能性が高いです。
この場合、彼の興味のある話題で会話をしてみる等、何かしらの変化を持たせてみましょう。
彼の興味を引く努力をする必要がありますので、工夫をしてアピールを続けてみてください。

視線を左右にそらすけれど、どちらかと言うとキョロキョロと視線が泳いでいるということもあります。

この場合、自分に自信がないか、あなたからのアプローチに戸惑っている可能性があります。
彼は、自分の気持ちに整理がついていない状態です。
焦らずにゆっくりと彼のことを待ってあげてください。

いかがでしたか？
今回は、好きな人からの視線を感じる理由を詳しくまとめてみました。

人類特有のコミュニケーションツールである「視線」ですが、好きな人の心理状態を知るツールとしても役に立つことが分かりました。
視線を送り続けるだけではなく、視線をそらすことにも意味があります。
あなたの好きな人の目の動きをよく観察して、上手に恋を成就させてみてください。