「恋をすると夜が切ない」なぜ恋をすると寝る前に胸キュンするの？

少しくらい苦境に立たされたとしても、どうしてだかポジティブに捉えられる。
恋には想像を超えるパワーが備わっているのでしょう。
それゆえにデートの後は切ない気持ちが沸き上がります。

実際に、夜のデートの別れ際は少しでも別れの時間を引き延ばそうとズルズルしてしまうこと、ありませんか？
そして別れた後の帰り道、切ないのだけどどこか心がほっこりしている。

それがまさに恋なのです。
そしてそれが恋の醍醐味でもあるのです。
別れたばかりで次のデートをもう楽しみにしている自分、まさに恋する乙女。

帰宅してもまさに、心ここにあらず。
まさに恋をしている真っ最中。
1日のおしまいに寝るための身支度をし、いざ布団に入ると頭をよぎるのは今日1日の回想。

あんな楽しかった時間、瞬間、そして彼から掛けられた優しい言葉。
その瞬間は軽く聞き流していたのが、夜になると妙に鮮明になり興奮状況に！
同時に切ない気持ち。

もう今すぐにでもまた彼に会いたい！
そんな恋心が目まぐるしく駆け巡り、気がつけば1日が幕を閉じるのです。
恋って、本当にものすごいパワーを持っています。

翌日だって学校だったり仕事があるのになかなか興奮状況から冷めやらない。
恋とはそういうものです。
どうしてだか色々考えては1人布団の中でニヤニヤしてしまうものなのです。

一体具体的には何を考えているのでしょう。
夜だから寝なければいけないのは重々承知、しかし寝ることよりも回想、妄想の方が重要度が高い状況になってしまうのです。

もしかしたら彼はそんなに深い意味はなく口にしただけかもしれません。
でもこちらとしてみれば、ああでもない、こうでもない、とその言葉の裏側を勝手に捜索してしまいたくなる。
恋をすると良くも悪くも想像力が膨らむものなのです。

それってもしかして、
今夜は帰したくない、ってこと？
あの時こう返事をしていたら彼はどう言っただろう。
そんな今となってはどうする事も出来ないやり取りを、勝手に妄想しては夜がますます更けていく。

いいのです。
恋の続きの妄想を少ししているだけです。
人に迷惑を掛けている訳でもないのですから。
あわよくば、次回のデートへのシュミレーションにもなり得ます。

自分だけの世界の中で現実と妄想を組み合わせて新しい恋の話を加えていく事も、夜の布団の中だからこそひとりで盛り上がれる、とっておきの恋の楽しみ方でもあるのです。

デートの後の夜の時間、会えない日の夜の電話、声を聞く事や話をすることで、自分の中の気持ちの高揚がますますヒートアップしてしまうのです。

こんな話をしたからもしかしたら、そのまま話題が続けばその続きはこうなっていたかもしれない。
自分の自由に話の延長を楽しむ、それが夜の妄想タイムの特典でもあるのではないでしょうか。

そんな風に妄想をし続けていたら、夜なんてあっという間に更けて朝になってしまいそうです！
そう、朝でも日中でも夜でも、楽しい時間はあっという間に過ぎ去ってしまうのです。

夜妄想の間に気がついたら睡魔に負けて寝入っていればまだしも、色々あれこれ考えてイメージを膨らませていたら寝不足の毎日！
気持ちはウキウキでもお肌には決してよくはないお話ですね。

恋愛ばかりのモードになると、1日の生活に支障をきたしかねません。
睡眠不足が祟って、勉強が、お仕事が、手につかない状況に陥ってしまったら目も当てられません。

そのためには夜の睡眠時間を削ってまでの回想や妄想は、あまり褒められたものではありません。
毎日をイキイキしているあなたを彼も好きなのですから。

いかがでしたか？
恋する乙女の夜の妄想タイムについてお話してきましたが、みなさんにも心当たりはありませんでしたか？

今の恋をますます楽しめるよう、夜の時間にシュミレーションをする事もよし、しかし睡眠時間はしっかりと取って元気なあなたをキープする事が、最善の恋愛を長続きさせる秘訣かもしれませんね。